みなさんこんにちは!
武田塾丸亀校の三好です。
我がタイガースが38年ぶりの日本一を決めて心はホカホカですが、
最近一気に寒くなりましたね。
今週末には公募推薦が~といっている近大志望の生徒もいるのでみなさんくれぐれも体調管理には気をつけて下さい。
さて、今日は併願校についてのお話しです。
第一志望は決めているが、併願校はまだ決めていない受験生は結構いるかと思います。
できれば第一志望校より先に併願校を受験することで、入試本番の緊張感に慣れることができますし、早いうちに合格校を確保できていれば、気持ちの余裕が生まれ、第一志望校の入試も落ち着いて受けることができます。
公募推薦もこの一つですね。
そのため、併願校は早いうちにしっかりと検討しておく必要があります。
そこで今回は生徒さんの協力を得て、実際の模試の結果を基に併願校の決め方を解説していきます。
志望校をリスト化しよう
受験したい学校をリストアップ
現時点で受験したい学校をリストアップしましょう。
そしてリストアップした学校の偏差値を横に書いて下さい。
実際に受験するかは別として、いいなぁと思った学校を紙に書き出していきましょう。
但し、国公立は1校だけにしてください。
私立のように何度も受験できませんし、最終的には共通テスト後にどこを受験するかが決まりますので。
例:丸亀花子さん 将来は司法書士になりたいので法学部志望。私立は関西中心で考えている
※偏差値は河合塾の入試難易予想ランキング表で設定
国公立 香川大学法学部 55.0
私立 同志社大学法学部 62.5
私立 立命館大学法学部 60.0
私立 関西大学法学部 57.5
私立 近畿大学法学部 55.0
私立 甲南大学法学部 52.5
私立 龍谷大学法学部 50.0
私立 松山大学法学部 45.0
難易度ごとにランク付けする
リストアップした候補先を直近の模試結果から難易度ごとにランク付けしてください。
安全校:いつもA判定が取れる学校
実力相応校:直近の模試でB~C判定が取れる学校
チャレンジ校:実力相応校以上の学校
例:丸亀花子さん 直近の全統模試では偏差値:53.1(英国社)
※偏差値は河合塾の入試難易予想ランキング表で設定
国公立 香川大学法学部 55.0 第一志望校
私立 同志社大学法学部 62.5 チャレンジ校
私立 立命館大学法学部 60.0 チャレンジ校
私立 関西大学法学部 57.5 チャレンジ校
私立 近畿大学法学部 55.0 実力相応校
私立 甲南大学法学部 52.5 実力相応校
私立 龍谷大学法学部 50.0 実力相応校
私立 松山大学法学部 45.0 安全校
受験可能日を調べよう
候補先の受験可能日をリストの横に振って下さい。
なお、後期日程だと偏差値が高くなる傾向がありますので、その点は留意してください。
例:丸亀花子さん 私立は後期日程での受験は考えていない
国公立 香川大学法学部 55.0 第一志望校 前期2/25 後期3/12
私立 同志社大学法学部 62.5 チャレンジ校 2/5、2/8
私立 立命館大学法学部 60.0 チャレンジ校 2/1~2/4、2/7~2/9
私立 関西大学法学部 57.5 チャレンジ校 2/1~2/3、2/5~2/7
私立 近畿大学法学部 55.0 実力相応校 1/30~1/31、2/11~2/12
私立 甲南大学法学部 52.5 実力相応校 2/1~2/5
私立 龍谷大学法学部 50.0 実力相応校 1/29~1/31、2/14~2/15
私立 松山大学法学部 45.0 安全校 2/9
受験先を決めよう
候補先の受験可能日が判明したら、受験回数を決め、スケジュールを組み立てていきましょう。
受験回数を決めよう
何校受験するかを決めましょう。
出題傾向や問題形式は大学ごとに異なりますし、早稲田や慶應などは学部によっても大きく異なります。
そのため、受験先別に対策していく必要があります。
また、受験には費用もかかります。
1校あたり約35,000円の受験料と交通費、遠方なら宿泊代もかかります。
さらに1回の受験だけでも、体力面、精神面の負担も少なくありません。
一つひとつの入試に万全に取り組める範囲の中で、受験回数を決めていきましょう。
国公立志望か私立志望かで変わりますが、4~7回の受験が平均的です。
受験可能日と難易度から受験スケジュールを決めよう
受験回数が決まったら、難易度と日程を考慮して受験スケジュールを決めましょう。
受験先のバランスは、チャレンジ校1:実力相応校2:安全校1がお勧めです。
例:丸亀花子さん 今回は国公立1校、私立4校受験で考えます
◎国公立 香川大学法学部 55.0 第一志望 前期2/25 後期3/12
私立 同志社大学法学部 62.5 チャレンジ校 -
◯私立 立命館大学法学部 60.0 チャレンジ校 2/4受験
私立 関西大学法学部 57.5 チャレンジ校 ー
◯私立 近畿大学法学部 55.0 実力相応校 1/30受験
私立 甲南大学法学部 52.5 実力相応校 ー
◯私立 龍谷大学法学部 50.0 実力相応校 2/14受験
◯私立 松山大学法学部 45.0 安全校 2/9受験
チャレンジ校3校のうち、同志社大学は難易度的(模試ではいつもE判定)に厳しいので除外、関西大学よりも立命館大学(京都)への憧れが強いので難易度は上がるもチャレンジで受験。
実力相応校では、就職や資格試験のサポートに厚い近畿大学を1校目として受験。龍谷大学は中期日程で余裕を持って臨めることから2校目として受験。
松山大学も高松で受験できることから安全校として受験。
なお、共通テストで稼げる科目があるのであれば、共通テスト利用で安全校を確保するのも一つです。
主要3科目で7割以上取れるのであれば、松山大学だと共通テスト利用で合格できる可能性が高いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このプランだとバランスよく受験することができます。
ちなみに私は2大学10日程受験という形でした。
多くても試験は3連続までという形でしたね。
馬力のある人は連日受験していく人もいます。
ですがやはり、それはあまりお勧めしません。
みなさんが思っている以上に受験は体力だけでなく精神もすり減らします。
終ったあとに思った以上に疲れた・・・なんてことも普通です。
せっかく受験するからには、100%実力を発揮できる状態で臨める日程を組んでいきましょう!
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