こんにちは、武田塾前橋校です!
今回は共通テストの古文・漢文についてです!
古文・漢文は何から勉強すればいいの…
定期テストは丸暗記で乗り切っている…
共通テスト模試だとほぼ古典読めない…
というあなたにとっては必見の内容です!
既に古典で7割取れている人にとってもためになると思います!
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古文・漢文の勉強法
勉強法① 古文は単語・文法 漢文は句形・漢字からインプット
古文・漢文は学校で授業を受けていても
ノートに古文や漢文を予習で書いておき、
授業の時に現代語訳や品詞分解をとりあえず写す
という人が多いのではないでしょうか。
正直、板書をノートに写しているけど意味が解っていない
という人は意外に多い印象です。
そこまでではないとして古文・漢文に苦手意識を持っている人、
まずは、インプットするべき知識をつけていきましょう!
古文は単語帳と文法の問題集からスタートします。
漢文はいったん置いといても良いです。
古典文法、特に助動詞についてきちんと理解しないと
漢文を書き下し文にするところから苦戦してしまいます。
単語帳は学校から配布されたもので構いませんが、
武田塾では
読んで見て覚える古文単語315
わかる・読める・解ける古文単語330
をオススメしています。
古文単語を見てまずは赤字の訳1つを言えるようにします。
古文単語は1つの単語で複数の意味を持つものが多いですが、
まずは情報量を絞ります。
そこから2周3周としていく中で1つの単語が持つすべての意味を覚えていきましょう。
古典文法は
やさしくわかりやすい古典文法
(通称やさわか)がオススメです。
やや得意な人はステップアップノート30もオススメですが、
やさわかの方が取り組みやすいです。
穴埋めのドリル形式の参考書ですが、
直接書き込まず、上段の解説部分を読み込んで、下段の問題を解き、
間違えた問題に「/」をつけておきましょう。
その日のうちに「/」がついた問題はきっちり解き直し、
なぜその答えになるのかを言えるようにしておきます。
例:
もと光る竹なむひとすじあり( )。
問 「けり」を活用させ、適切な形を答えよ。
答× 一度解いたから「ける」
答△ 係り結びだから「ける」
答〇 係助詞「なむ」があるので、結びが連体形の「ける」になる
ここまでしっかり答えられるように参考書の解説を読み込みましょう!
勉強法② 読解方法を身につけて問題集で演習
単語や文法を固めたら、次は文章を読み解くうえで大事な読解方法を学んでいきます。
オススメは
富井の古文読解をはじめからていねいに
です!古文で悩みがちな
「誰が言ってるセリフか主語もないしカッコもないからわからん!」
というような問題等、
古文を読むうえで悩みがちな部分に対して解説してくれている参考書です。
例えば、
「を・に・が・ど・ば」があれば主語が変わる!などのルールが載っています。
この参考書を終えてから漢文の勉強をスタートしていくと良いです。
漢文は
ステップアップノート10
田中雄二の漢文早覚え速答法
がオススメです!
ステップアップノートは句形をマスターするためのドリル的な問題集ですが、
長文も扱っているのでやや実践的な問題の中で復習ができます。
まずは1・2章の書き下し文のルールについての復習を終えてから
早覚え速答法に切り替えるのがオススメです。
早覚え速答法では漢文の読み方を示してくれる
「漢字いがいの読み方」(通称いがよみ)を身につけます。
漢文特有の
「なり」「なる」「ならん」とかどれが正解だよ!
といった問題を解決しておきましょう。
まとめ
ここまでのまとめとしては
・まずは古文単語と文法!
・古文読解まで進んだら漢文スタート!
・漢文の書き下し文をマスターしたら早覚えに切り替える!
この流れで勉強できたら古文は長文の問題集に入り、
漢文はステップアップノートの句形に進みましょう!
この3点は遅くとも2ヶ月以内、できれば1ヶ月半で仕上げてしまうことが理想です。
学校の授業や教材で十分カバーできている人はこの後が本題です。
補足
古文の長文演習に進んでいる人は、
下記4点が古文の勉強法として大事なポイントです。
①とりあえず3周は読んでみる
②人物関係図を作る
③ストーリーを語れるようにする
④省略を補う読み方を身につける
50秒ほどの動画で④について紹介しておきますので参考にしてみてください。
共通テストで求められる2つの力
①基礎を瞬時に解く力
共通テストでは単語の知識や漢字の読みなど、
基礎知識があれば解ける問題と、
基礎知識をもとに資料や会話から何が問われているかを把握すると解ける問題
とに分かれています。
基礎知識についてはこれまで紹介してきた参考書で十分ですが、
基礎的な学力を元に、長文が読めるようになっているかを確かめるには
センター試験の過去問に取り組んで見るのも有効です!
②与えられた資料を正確に読解する力・思考力
ここからは7割以上を安定させ、8割以上を目指していきます。
基礎力をつけても共通テスト特有の問題が苦手だという人もかなり多くいると思います。
2022年1月に実施された共通テストの実際の問題を見てみましょう。
問題文と注釈のみを載せましたが、
見るからに文章量が多くなっていますね。
設問は更に面倒で、
生徒と教師の会話から本文の内容に適したものを選ぶ
という、時間のかかる問題が増えています。
こうした共通テスト特有の文章量や設問への対策として、
資料の読み方や解き進め方をメインに扱っている問題集を進めていくと良いです。
1~2週間あれば目を通して例題を解くこともできますので、
ぜひ活用してみて下さい!
①10時間で9割取れる スゴ技シリーズ
こうした読解の方法やテクニックを扱った問題集を読み進めたら、
実践的な問題で生かせるかも確かめていきましょう!
オススメはこちらです。
②マーク式基礎問題集
共通テストに特化した問題集で、
形式や内容が本番の共通テストと似ています。
演習量を増やしたいけど、共通テストの過去問はとっておきたいという人には特におすすめです。
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理系でも得点源科目になる
ここまで勉強が進んでくれば40点前後が平均になってくると思います。
9割から満点を目指すために共通テスト形式の問題集で演習していきましょう。
河合塾→駿台→Z会と進めるか、
駿台→Z会に絞って進めていくのがオススメです。
古文・漢文は理系でも十分満点が狙える科目なので、
この記事を読んでいる学年や時期にもよりますが、
是非捨てずに取りに行ってほしいです!
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