群大を目指しているけど、ほかの大学の情報を知りたい!
とにかく医学部に入りたい!自分にあった試験形式の医学部はどこ?
そんな悩みを持った、群馬の医学部受験生必見!
地元群馬大学医学部と難易度や入試形式を比較していきたいと思います。
今回は、群馬から比較的近く、受験校の候補に挙がりやすい秋田大学について紹介します。
秋田大学医学部の基本情報
秋田大学医学部の基本情報
秋田大学は秋田県秋田市にある国立大学です。
前橋駅からは新幹線を使って5時間!
最寄りの秋田駅からはバスで15分であるため、アクセスは良好です。
秋田大学 本道キャンパス(医学部、附属病院)
〒010-8543 秋田県秋田市本道一丁目1の1
秋田市の中心街からは少し離れた場所にあります。
大学を境にして山側には田んぼが広がっていました。
近くには大型スーパーや飲食店なども充実しており、暮らしやすそうです。
秋田大学医学部の特徴
・男女比→男子の方が多く、医学部のなかでは一般的な構成
・地元占有率→秋田にある大学であるが、秋田出身者は案外少ない。
出身地による優劣は少ないのではないだろうか。
・現浪比→現役74%と、現役がかなり多い。
推薦が多いこと、面接点が大きいことが原因として考えられる。
・偏差値(群馬大学医学部との比較)
秋田大学 | 群馬大学 | |
偏差値 | 62.5 | 65 |
共通テストボーダー | 75% | 76% |
偏差値は群馬大学よりやや低くなっている。
秋田大学医学部の傾向と対策
前期試験
<共通テスト試験 5教科7科目>(550点満点)
【国語】(100)
【数学】数ⅠA,数ⅡB(100)
【外国語】リーディング(80)・リスニング(20)
【理科】物理,化学,生物から2つ(200)
【社会】世B,日B,地理B,「倫・政経」から1つ(50)
※理科は基礎科目の選択不可
<個別学力試験>(400点満点)
【数学】数Ⅰ・数A(場合の数と確立・図形の性質・整数の性質)・数Ⅱ・数B(数列・ベクトル)・数Ⅲ(100)
【外国語】コミュ英語Ⅰ・コミュ英語Ⅱ・コミュ英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(100)
【面接】(200)
二次試験の配点比率 42%
※面接は段階評価である。面接において、「不可」の者は、筆記試験の点数に関わらず合格者としない
<特徴>
・二次試験で理科がない代わりに、共通テストの理科の配点が高くなっている。
・面接の配点が高い。
・個別試験は英語が易しく、数学はやや難しめである。
秋田大学前期の個別試験は、かなりの高得点勝負で、
合格者の平均得点率が85%を超えています。
受験生の間で差が付かないため、
共通テストの点数がかなり重要になっています。
対策
まずは共通テストでしっかりと高得点をとるための学習をしましょう。
特に理科は配点が高いため、ここで得点を伸ばしておくと、余裕をもって試験に臨めます。
個別試験は、難しい問題が解ける必要はなく、標準問題を確実に取ることが大切です。
ハイレベルな参考書ではなく、標準レベルの参考書を用いて、穴をなくしましょう。
<おすすめ参考書>
【物理】
時間がない人:漆原の明快解法講座→最強の99題
学校の授業がない・独学でやっていく人:一人で学べる秘伝の物理シリーズ
受験まで時間がある人:エッセンス→良問の風
講義系
宇宙一わかりやすいシリーズ
漆原晃の面白いほどわかる本シリーズ
【化学】
リードlightノート化学基礎・化学→化学頻出スタンダード問題230選
講義系
宇宙一わかりやすいシリーズ
鎌田・福間の講義シリーズ
【数学】
基礎問題精講→CanPass
講義系
初めから始めるシリーズ
【英語】
基本的にはマーク式で簡単な問題です。
ただ、1問英作文の問題がでるため、英作文の対策はしておいたほうがよいでしょう.
英作文
ハイパートレーニング和文英訳編→ハイパートレーニング自由英作文編
(参考)後期試験
<共通テスト試験 5教科7科目>(700点満点)
【国語】(150)
【数学】数ⅠA,数ⅡB(150)
【外国語】リーディング(120)・リスニング(30)
【理科】物理,化学,生物から2つ(200)
【社会】世B,日B,地理B,「倫・政経」から1つ(50)
※理科は基礎科目の選択不可
<個別学力試験>(300点満点)
学科試験なし
【小論文】(100)
【面接】(200)
※二次試験配点比率30%
<特徴>
・個別試験は学科試験なしであり、小論文と面接のみである。
・共通テストは傾斜がかけられ、理科の比重が重く、社会の比重は軽くなっている
・個別試験の小論文は2題出題されるが、うち一題は英文になっている。
・後期試験は、共通テストの割合がとても高い
秋田大学医学部の後期試験合格者の共通テスト平均得点率は81%でした。
前期合格者の共通テスト平均得点率が76%であると考えると、
後期試験で合格するにはかなり高い共通テストの点数が必要なことがわかります。
2022年度はイレギュラーでしたが、例年ならば、共通テスト88%程度ほしいところです。
どういう人にむいているか?-群馬大学との比較-
秋田大学の入試形式は、すべての科目を満遍なく得点できる人が得意とする試験形式です。
また、共通テストの比重が重いため、共通テストで逃げ切るという戦略が可能です。
数学は飛びぬけてできるけど英語は共通テスト6割レベル…というように、
何かひとつの科目を武器にしているひとにはあまりむかないかもしれません。
群馬大学の入試においても共通テストの点数は重要ですが、
二次試験の合格者の得点率が55%程度とみられるため、
数学と理科が得意であれば、ある程度は二次試験での挽回が可能です。
また、群馬大学は二次試験の理科で生物を受験することはできないので注意しましょう。
面接に関しては、どちらの大学もあまり大きな心配は要らないでしょう。
ただ、再受験生や三浪以上の浪人生などは、
注意しておいた方がよいかもしれません。
秋田大学 | 群馬大学 | |
英数 | 二次試験 | 小論文・数・理 |
200点(段階評価) | 面接 | 点数化なし |
物化生の中から2つ | 理科 | 物化指定 |
42% | 個別試験配点比率 | 50% |
バランス良く得点できる人に有利 | 向いているタイプ | 理数系が強い人に有利 |
共通試験で逃げ切れる | 得点の戦略 | 二次での挽回も見込める |
まとめ
<秋田大学医学部突破には…>
✓共通テストで高い点数を取る基礎力
✓全教科満遍なくとれるバランスの良さ
が必要!
✓理系科目はできるが、英語が苦手だという人には…
→群馬大学など、数学で差が付く大学の方がおススメ!
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