こんにちは、武田塾前橋校です!!
受験生はもちろん、高校1・2年生も5月から6月にかけて模試を受け始める時期ですね。
進研模試、河合模試、駿台模試等がメジャーですが、
武田塾でも模試を実施しています。
では、模試は
なぜ受けるか
どう復習するか
理解していますか?
今回は模試の意義と復習法について武田塾チャンネルを参考に説明していきたいと思います。
※クリックで再生されます。
なんのために模試を受けるのか!?
そもそもなぜ模試を受けないといけないのかというところからのスタートです。
順調に勉強できている人もそうでない人も好んで模試を受ける人は少ないかもしれませんね。
模試を受けることで得点・偏差値・志望校判定が出ることで一喜一憂してしまう人も多いでしょう。
まずおさえておきたいのが
模試で点数が良い=志望校に合格する ではない!!
ということです。
既に準備がある程度できている浪人生であれば5-6月の時期の模試は良い判定がでることも多く、
かえって油断につながってしまいます。
逆に高1・2年生であればよっぽどの進学校で上位の生徒でない限りは
なかなか思うような得点や偏差値は出ないと思います。
では模試を受ける意義ですが
①現時点での実力確認
②相対的な自分の学力と立ち入りの確認
の二つです。
①については、例えば
基礎問題精講のⅠAが終わった直後に模試を受け、
ⅠAが60点、ⅡBが45点だったとしても、
ある意味仕方ないという生徒もいます。
ただ、結果が逆なのであれば問題ですね。
数ⅡBの得点が実力によるものなのかも怪しいのと、
なによりⅠAの範囲で知識が抜け落ちているものが多い可能性が高いです。
こうした学習の進捗の模試の科目や範囲との照合をすることで
自分の実力を確認することが模試の意義です。
また、②については
自分がどれだけ得点をとってもその上に志望校の合格者以上の人数がいれば、
合格の可能性は下がってしまいます。
もちろん、現時点での立ち位置にすぎません。
しかし、逆転をするにしろ、きちんと逃げ切るにしろ、
自分の学習の進捗という絶対的な指針だけでは受験勉強は勝ちきれません。
相対的に合格人数よりも1つでも上の順位になる、
合格最低点よりも1点でも多く取るということが求められるので、
受験者の中の自分の置かれてる立場を知ることは大切です。
どこの模試をどのくらい受ける?
模試の復習についての前に、
そもそも模試の種類や形式を知っておきましょう。
受ける模試によっては目指すべき得点や偏差値も変わってきます。
共通模試・記述模試
共通模試
・共通テストの形式の模試は国公立大学受験者にとって最も本番に近い模試。
私立大メインでの受験生でも共通テストを課す大学が増えていて、
共通テスト利用・併用で受験の負担を減らす、という背景から模試として軽視できません。
・一般的な学校の授業進度をふまえた範囲から出題される模試。
5-6月であれば、理科や社会は受験の全範囲ではなく、一部から出題されます。
例:5月の河合塾共通模試は物理は力学と熱力学の範囲から出題
・全国の受験生(志望校問わず)が受ける模試。
進研模試や河合塾模試などがあります。
記述模試
・国立大学の二次試験を想定した記述式の模試。
私立にも一部記述形式の大学はあり、
問われる内容は記述でもマークでも受験に必要な内容が問われるため、
私立大学の受験生でも受けるメリットはあります。
☆進研(ベネッセ)模試
現役の高校生を中心に実施されている模試。
問題の難易度が易しめ。
☆全統(河合塾)模試
浪人生を含め、受検者が最も多い模試。
問題の難易度は進研模試よりは難しく、東進や駿台模試よりは易しい。
☆東進模試
受験者はそこまで多くない、東進に通っている生徒を中心に受ける模試。
問題の難易度は高め。
☆駿台模試
偏差値65以上の高校の現役生や浪人生が多く受験する模試。
問題の難易度は高く、駿台の記述式の模試は「全国模試」という名称から、
別名「残酷模試」とも呼ばれています。
難易度に関してまとめるとこちらです↓
進研模試<全統模試<東進模試<駿台模試
なお、進研模試と全統模試では同じ得点でも偏差値が5~10程、
記述ではそれ以上の差が生じることもあるので要注意です。
大学別模試
・大学の入試傾向になるべく合わせた問題が出題される模試。
・各大学の第1~第3志望者あたりの生徒を中心に受験する模試。
・8月~11月に実施されることが多い模試。
実施の対象となる大学は
旧帝大学と呼ばれる
東京大学・京都大学・北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学
と、難関国公立大学である
東京工業大学・一橋大学・神戸大学
に加え、私立の最上位校である
早稲田大学・慶應義塾大学
といった大学です。
☆河合塾模試
「オープン」という名称の模試です。
実施時期・回数が多く、難関校の受験者が受けやすい模試です。
東大・京大・名大は2回実施されます。
☆代ゼミ模試
「〇〇大プレ」、「代ゼミプレ」という名称の模試です。
東大・京大は2回実施されます。
☆駿台模試
「実戦模試」もしくは「駿台実戦」という名称の模試です。
東大・京大は2回実施されます。
☆東進模試
「本番レベル模試」という名称の模試です。
先に挙げた大学以外にも千葉大学や広島大学の模試も実施します。
これらの模試は各大学の名前が頭につくので
冠模試と呼ばれます。
受け方とすると、いずれか1つの模試を年間を通して受けることが偏差値や順位、志望校の判定として比較しやすいのでオススメです。
第一志望であり、かつ現実的に合格を目指している大学は複数の会社の模試を受けても良いと思います。
模試の復習方法
ここまで読み進めてきた人は模試についてだいぶ詳しくなったのではないでしょうか。
目次から一気に飛んできた人も含めて、
ここから模試の復習方法をまとめていきます。
大きく5つの工程をふまえて模試を自分にとって価値あるものにしてください!
①自己採点をしろ!
模試が終わったら解答が配られるので、自己採点をしましょう。
そのためにも問題用紙に自分の解答番号を書いておくことを忘れずに!
そうした時間もふくめて模試を受けておかないと入試本番で時間が足りなくなってしまいます。
また、自分のマークした問題と実際の解答がずれてしまう、
自分が問題用紙にメモした番号とマークシートに書いた番号がずれてしまう
といったミスをしていないかも確認し、ケアレスミスをしない癖をつけましょう。
②参考書の進捗と照らし合わせろ!
自分が参考書で取り組んだ範囲の問題を間違えてしまうのはNGです!
模試でわからなかった単語が既に単語帳で勉強したはずだった…
単なる計算問題なのに公式を忘れていた…
というミスは復習がきちんとできていれば確実に防げていたはずです!
逆に、例えば物理で力学までしか復習できていなかったので
熱の分野は大問ごとごっそり落とした…
という失点はそれほど気にしなくてもOKです!
取るべきところで取れていないというミスに早く気付いて改善していきましょう。
③間違えた問題を分類しろ!
②では「何を」間違えたのかがメインですが、
③では「どう」間違えたのかも分析、分類していきましょう。
参考書でやった問題なのに間違えた
→単純に公式を忘れていたならアウト!
→時間さえあれば解けたなら時間短縮のための演習か戦略的に解答にかける時間を見直す!
→正答まで出せたのにマークミスをしたのであれば、
ある意味一番危険なのでケアレスミスをなくすような勉強をする!
(普段から模試の形式の問題を解くときはマークシートを使うなど)
④アクションプランを決めろ!
①~③まで、模試の後に済ませたら、
そこからどんなアクションを取るか計画を立てましょう。
要するに「復習しよう!」ってことなんですが、
その中で、今取れていないといけない問題を取り切るために何が必要だったのかを考えて行動していきましょう!
今の学習の進み具合で取り切れない、解説を読んでも理解できない、といった問題にむやみに時間をかけてしまうのはもったいないです。
例として、武田のルートで日大レベルまで進んでいる生徒であれば6-7割を目指してもらい、逆に今すぐ満点を取れる必要はないと割り切ってもらうことも伝えています。
⑤次の模試を見通せ!
最後に次の模試に向けての目標を立てましょう!
恐らく7月下旬に模試が控えているので、そこに向けて
何を・どう復習しておくのか
何点を目標にするのか
大問ごとに何分で解くのか
などを決めることでより価値のある模試になります。
もちろん立てた目標や計画が達成できないこともありますが、
それはまた次の模試への成長の種になります!!
最後に
今回は5~6月の年間での最初の模試についてと、
そもそも模試とは?について話しました。
また、夏・秋と模試の時期になったらシリーズ化していきますので
楽しみにしてもらえたら幸いです。
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