こんにちは!武田塾京都北大路校の宍戸です!
今回は高校の授業が早い/遅いことで大学受験や卒業に不安を抱えているあなたに教える適切な勉強戦略をお教えします!
授業は聞くべき?聞かなくてもいい?意味のある勉強をしよう!
まず第一に進度と自分の能力が食い違っている授業を聞くべきか?
多くの人はこれに関心があると思います。
結論としては
予習をしていない授業は聞いても意味が無い!
です!
進度に関係なく、予習もしていないのに授業を聞いても無駄です。
なぜなら知識を理解するスピードは人によっても分野によっても全く異なるからです。
人間の脳は必要な(だと思う)知識しか頭に残しません。
余計なことを覚えても脳の活動効率が悪くなるからです。
そのため、授業が遅い・早いと感じる方は授業を聞くのをやめましょう!
なかなか強烈なことを言っていますが、意味のないことに時間を割くのは愚の骨頂です。
はっきり言って時間の無駄です。
とはいえ授業態度が悪くなるのも事実です。
その対処法は後ほど述べます。
学校の宿題はするべき?しなくてもいい?内申点と卒業要件
次に宿題です。
無駄に多い宿題を出す高校もありますが、最低限やるべき課題も存在しています。
それを見極めるのは不可能です。
なのでこれの対処法を説明します。
①宿題ができないことを先生に伝える
どうしても宿題をしたくない/できない旨を先生に言ってみましょう。
例えば量が多くてやる気にならない・やっていることが同じ内容でつまらない・勉強がついていけてない・全く理解できてないのでもっと簡単なものがやりたいなど。
理由は多ければ多い方がいいですが、先生の宿題がいかに無駄なことか伝えてみましょう。
②妥協策を考える
もちろん妥協策は提示するべきです。
最低限何ページはやる・単位に必要な量はやる・わかるところだけやってくる・一緒にやるなど。
宿題でもなんでもそうですが交渉の基本として最大限の望みと妥協策の提示があります。
それを実践してみてください。
先ほどの授業態度の話もそうですが、①②を実践したうえで内職の許可などをもらえると割と堂々と勉強できるようになるかもしれません。
③味方を作る
仮に担任の先生に一蹴されても主任・教務の先生に聞いてみたら意外と親身になってくれる先生はいます。
親身になってくれそうな先生を味方につけるのもアリです。
ある程度仲のいい先生を作っておくのも世渡りの手段としては必要かもしれません。
一方で公募推薦や指定校推薦を狙うならば先生からの印象は良くしておくことに越したことはないです。
授業や宿題は積極的にやるのがベストでしょう。
もちろん限度はあるので、普段の生活から先生を手助けするような手のかからない生徒であることが重要です。
効率的な勉強って何?量と質の問題だけじゃない!
では、本題に入ります。
授業も宿題もやらないで何をすればよいのか?
ゲームや遊びのための交渉をするためにこれを伝授したのではありません。
効率的な勉強をするためにこの記事を読んでいると思います。
では効率的な勉強とは何か?
それはinputとoutputの反復です。
これ以上に効率的な勉強法はありません。
ただし、この勉強法を実践する際に気を付けるべきことがいくつかあります。
勉強の条件付けです。
条件付けとは?
皆さんご存じの通りただやみくもに予習復習をしても勉強した内容は頭に入ってきません。
ではどんなことに気を付けて勉強すればよいのか?
それはinputの量・outputの方法・反復の回数・そして内容の順序です。
inputの量
まずはinputの量についてです。
例えば武田塾では1週間の単語勉強量を400語としていますが、はたしてあなたは一日何時間勉強したら400語覚えられるようになりますか?
1時間?3時間?6時間?
短すぎてもダメですが長すぎてもダメです。
頭に残らない勉強は試験において無意味です。
個人によって一日に覚えられる適切な量の知識がありますのでそれを見極めることが重要です。
outputの方法
次にoutputの方法です。
例えば英単語を覚えるとして、無限に同じ単語を書き続けるのは大変ですし、単語の意味を理解するという点では不適切な暗記方法です。
ではどうやって覚えるのが適切か?
英語は表音文字なので音で覚える言語です。
なので実際に聞いて・声に出すことが最も効率的な勉強法であると言えます。
暗記という観点で考えても、わからなかった単語を発音して覚えるように復習するのが最適です。
反復の回数
そして一番やっていないことがこちら、反復の回数です。
復習を一度したら覚えられる?
そんなはずないですよね笑
自分の興味のあることじゃない限りはそんな簡単に頭に残りません。
ならば最低限復習する回数を設定しておくことが勉強においては重要です。
例えば3回反復して覚えられるのならば、3回でいいでしょう。
私の場合は一日の反復は3回・週の反復は30回以上に設定していました。
そうすれば暗記することは難なくできます。
どこまでいっても効率には量が関係してきます。
内容の順序
最後に内容の順序です。
英語を勉強するうえで英単語や最低限の文法的知識が無いと長文を読んだり、英語を話したり、英文を書いたりすることはできません。
故に、英語の勉強は単語文法に始まり、解釈ができるようになって、ようやく長文が読める・書けるようになります。
人生に価値のある勉強をするために:勉強の意味と正しい勉強
ここまでで勉強について書いてきましたがいかがでしょうか?
それでは今回のブログのおさらいをしようと思います!
まさに反復ですね!
大学受験のための勉強戦略!
進度が遅い・宿題が多いなど、受験戦略上の障害がある場合⇒減らすように交渉する!
勉強のやり方⇒適切な順序・方法・量で勉強を進める!
卒業のための勉強戦略!
進度が早い・宿題が手に負えない・精神的被害があるなど、人生における障害がある場合⇒減らすように交渉する!
⇒どうにもならなければ学歴は知識で得られる(高卒認定試験)
勉強のやり方⇒自分に合った勉強量と反復の回数を見つける!
いかがでしたか?
少しでも勉強方針を考える手助けになればうれしいです!
「ペンは剣より強し」と誰かが言いましたが、剣より強いペンを持つためには正しい道のりと努力が必要です。
また、剣より強いペンを持つ意義:理由は知識で解決できれば剣がいらない平和な世界を作ることができるからです。
正しい勉強は知識を正しく使うこと。
案外難しいことですし、使うことができるようになるのは社会に出てからです。
それまでペンを磨いておきましょう。
若者よペンを持て!さすれば人生は花道とならん!