こんにちは!武田塾京都北大路校 講師の宍戸です!
今回は勉強のモチベーションにも大きくかかわる「将来の夢」について書いていきます!
すでに夢や目標がある人はその目標に向かって努力することができると思いますが、目標がない人はふとした時に「何のために勉強しているのかわからない」「勉強なんて無意味だ」と考えてしまうと思います。
おそらく多くの人が一回は考えたことのある議題でしょうが、これについて深堀して、どうすれば目標や夢を見つけられるのか、書いていこうと思います!
将来の夢・目標がない人の特徴
将来の夢・目標がない人には特徴があるようです。
「持たないことが悪」とまでは言いませんが、現代社会は風の向くまま気の向くまま生きていけるほど甘くはありません。
教育に従事する者として、できれば多くの子供たちに目標は持ってほしいという思いがあります。
では本題に戻りまして、その特徴は何なのか深堀します。
自信がない人
まずは自信がない人です。
「自信がない」を言い換えると「劣等感を持っている」「挫折・失敗をした経験がある」「成功体験が少ない」「知識が少ない」
などが挙げられます。
これらの行動は「逃避」に近いです。
劣等感を持つことで、自分の責任や負担が減るように周りを誘導できるようになります。
すなわち、責任が増える社会への悲観や恐怖感が劣等感を持つ状態にさせていると考えられます。
挫折・失敗の経験や成功体験・知識の少なさについては、経験値の低さが要因となっていることが多いです。
経験値は新しいことを知ることで得られます。
これが少ないということは日常に変化を望んでいないということです。
飽き性
目標がない人の中には飽き性な人も多くいます。
飽き性というのは言い換えれば「興味の幅が広い」「熱中できない」「冷めた目で物事をとらえる」「継続するのが苦手」
などが挙げられます。
「興味の幅が広い」という特性を生かして熱中できるようになれば良いですが、「継続が苦手」という特性がネックです。
飽き性な人は特に同じことの繰り返しを苦手とする人が多い印象です。
知識不足
知識不足な人も目標がない印象が強いです。
これは目標がないというより、「目標を立てられない」という方が正しい場合もあります。
夢はあっても、短中長期の目標を立てたり、その道筋を想像する力が足りてない場合に起こりがちです。
もしくはやりたいことができる職業が分からない場合も該当するでしょう。
また、知識がないことで自分の感情や思想・人生観などを言語化できない可能性もあります。
自己分析できてない
最後に自己分析ができてない・足りてない人です。
自分はどのような能力をもっていて、社会で何ができるのか、生きている間に何を為せるのかという問いに答えられない人がこちらに該当します。
これに該当する人は将来の方針を見失っている状態であるといえます。
流れに身を任せて生きてこれた学生時代とは異なり、社会に出たら自らかじを切らねばなりません。
羅針盤がなければ遭難するように、人生という大海を漂っているだけでは、サメに食われてしまうかもしれません。
将来の夢・目標を見つける方法
では、将来の夢や目標を見つける方法はどういうものか。
ここでは3つ紹介します。
成功体験を聞く・知る
一つ目は他者の経験値を分けてもらう方法です。
経験値が足りない自信低めな人・知識がない人にオススメです。
人からの伝聞のみならず、偉人の伝記でもいいです。
すると、新しい考えや表現に出会うことができるようになります。
それにより、自らを変革させるきっかけを得られます。
興味があるもの・得意なものを伸ばす
次は「好きこそものの上手なれ」パターンです。
興味のあるもの・得意なことを伸ばすことで、自分ができること・やれることを増やしていき、最終的にそれらが目標や夢の一つになるようにします。
既に何かに興味を持っている場合はそれを深掘りしましょう。
具体的には興味を持っている事柄について関係する事柄を見つけていきます。
マインドマップ・コンセプトマップ・ロジックツリーを作るのと似ています。
勉強に適しているのはコンセプトマップなのでこちらを調べてみてください。
得意なことが分からない場合は自己分析をしましょう。
就活用の自己分析シートやツールを使ってもかまいません。
あくまで、現時点の自分に何が向いているか、傾向を確かめるだけです。
分析結果から無理に軌道を変える必要はありません。
とはいえ、自己分析の結果として自分では気づかなかった才能が出てくるかもしれません。
試してみてください。
新しい経験をする
最後はレベリングです。
ゲームでもレベルを上げるためには経験値が必要ですよね?
今まさに人生というゲームに立つあなたには経験値が必要です。
経験値を得るためには新しい経験をしなければなりません。
(同じことの繰り返しは経験とは言わず、反復練習と言います。)
そこで、未経験のものについて知ることが大事です。
行ったことのない場所、食べたことのない珍味、初体験のスポーツなど何でもいいです。
とにかく経験値をためましょう!
将来の夢を見つけたらどうするべきか
では将来の夢を定めたら何をするべきか。
考えてみましょう。
①情報を集める
まずは何といっても情報です。
幸いなことに現代社会は情報化社会であり、知りたい情報へのアクセス速度はかなり早いです。
調べたいときにすぐ調べましょう。
②方針・戦略を立てる
次に戦略を立てます。
敵を知ったら戦略・戦術を立てましょう。
・どんなプロセスをたどれば目標に到達できるか(道のり)
・必要な能力は何か
・どういった方法でプロセスを歩むか
・どのくらいの期間割けばいいか(期間)
・だれに教えを乞うか
・どういった環境で行うか
など、5W1Hに加えて、様々なことについて予定を立てることが重要です。
③努力する④継続する
最後に努力することです。
根性論かもしれませんが、気持ちは大事です。
自発的な行動こそ、あなたの人生に価値を与えます。
加えて、継続することも忘れてはいけません。
始めるのも大変ですが続けるのはもっと大変です。
しかし続けた人間は強いです。
1年勉強した受験生と30年研究し続けた教授を比べたら、後者の方が圧倒的に知識量があります。
これは勉強のみならず、全ての事柄で言えます。
時には自分の行いを振り返り、より良い方向へ軌道修正することも重要です(PDCAサイクル)。
しかし、基本的には続けることが一番重要です。
三日坊主にならないように続ける習慣をつけるところから始めましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
目標がない人・夢がない人にとって少しでも有意義になってくれたら幸いです。
目標はずっと同じというわけではありません。
達成したら次の目標に進みますし、次の目標を設定するために自分を高めることも重要です。
受験だけではなく、その先の未来も見据えた目標設定ができることを祈っています。
【以下引用】
こちらの記事は以下の記事を参考にしています。
気になる方はお読みください。
https://news.mynavi.jp/article/20230320-2595776/
https://shingakunet.com/rnet/lp/
マインドマップについて参考にした記事はこちらです。
https://blog.nijibox.jp/article/whats_mindmap/
コンセプトマップについて参考にした記事はこちらです。
https://learn-tern.com/concept-map/
https://xmind.app/jp/blog/concept-map-vs-mind-map/
ロジックツリーについて参考にした記事はこちらです。
https://infinity-agent.co.jp/lab/logic-tree-example/
https://www.missiondrivenbrand.jp/entry/thinking_logictree
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