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【高校1・2年生向け】いつまで、どんな勉強をやればいいの?

こんにちは!武田塾京都北大路校 講師の宍戸です。

今回は受験相談でよくある、いつまでどんな勉強をすればいいの?という疑問に答えていこうと思います!

【高校1・2年生向け】 いつまで、 どんな勉強をやればいいの?

 

高校入学直後 ~高校の勉強が大変でついていけない~

悩む

まず初めに高校に入った直後、勉強が大変でついていけないという方に向けて話していこうと思います。

高校受験を経てある程度勉強した人であれば、高校の勉強でいきなりつまづくことはないと思います。

しかし、中学のころから数学が苦手だった英語が理解できない国語の記述が書けない、など苦手な分野がある人は高校に入ってもすぐには追いつけません。

そんな時はどうすればいいのか。

答えは簡単です。

中学の内容を復習する

簡単ですが、案外見落としがちではないでしょうか。

中学の時にやった英文法・数学の公式・国語の文章題の解き方など、復習が不十分な部分を再確認してできるようになってから高校の勉強に進む。

この手順を踏むだけで理解はいくぶんか追いつきます。

 

入学してからしばらくたったけど、いつを目途に勉強を進めればいいのかわからない

高校の勉強でとりあえずつまづかなかった場合、今度はいつまで勉強を終わらせればいいのか、という疑問が浮かびます。

ざっくり言えば、大学受験の受験日から逆算して「4~5か月前に過去問演習が始まっている」という状態であれば、良好な進捗であると言えるでしょう。

例えば、国公立大学の前期試験を受ける場合、受験日は2/25・26ですので、10・11・2月の3か月を過去問対策に充てたいです。

12・1月は共通テスト対策のため抜かしていますので、5か月前には受験科目について一通りの予習・復習が終わっている状態であってほしいです。

であれば、高3の9月中に総復習が終わっている状態、が望ましい状況となります。

これが私立大学専願の場合、1月に試験があるので9~11月は各大学の過去問演習に充てたいので8月中に総復習が終わっていると安心できます。

また、防衛大など10月に試験がある大学を志望する場合、7~9月は過去問演習に充てたいので、6月中に総復習が終わっていると安全圏にいると考えられます。

以上3例のように、受験日から逆算して勉強をすることで、勉強の目途を立てることができます。

 

授業だけでは理解ができないけど、どうやって勉強を進めればいいかわからない

勉強

いつまで勉強すればいい、という期限については上述しましたが、勉強方法については書いてません。

正直、一概に決まった勉強法というのはありません。

学問や分野によって学び方は異なりますし、個々人に合った勉強法があるので、あくまで全体の流れを汲み取るという点で参考にしていただきたいと思います。

それでも、勉強をする上で「予習・復習が重要である」ということは理解していると思います。

武田塾では特に復習に重点を置いた指導」を行っていますので、気になった方はぜひお近くの校舎にお問い合わせください!

 

英語

英語の勉強法はざっくりですが日本語と同じです(言語なので本質は変わりません)

 

皆さんが日本語を話せるのは、育ててくれた人が日本語を教えてくれたからです。

別に習った覚えはないと思いますが、具体的には以下のようなことをやっています。

 

①発音を聞く

赤ちゃんの頃にいろんな声を聞いてきたと思います。

無意識化ではありますが、意味のある音節として、近くで話していた人の声を認識します。

これにより、日本語の「発音」を覚えていくのです。

②単語を知る

小さいころに様々な単語を覚えていったと思います。

動詞・形容詞に始まり、食べ物・植物・動物・虫・人の名前・などの固有名詞を含め、扱える単語の数を増やしていたでしょう。

③短い文を作り、文の型を知る

童謡や絵本、漫画、小説などを通して、日本語として適切な短文の形を覚えていきます。

小学校低学年で感想文などを書いたり、日記を書いたりするのと変わりません。

④細かい文法を学ぶ

小学校中~高学年で接続詞や助詞などの細かな日本語の文法を学びます。

てにをは、から始まり、主語述語の関係、修飾語の使い方なども学びました。

夏休みの宿題で作文や小論文が出るのも小学校高学年~中学生あたりです。

 

この一連の流れを通れば、英語を学ぶのは難しいことではありません。

 ①発音を学ぶ

→②単語量を増やす

→③基本5文型を覚えて使えるようにする

→④文法を覚えて英文を読めるようにする

以上です。

英語が読めないとき、

①単語が分からなくて読めない②文の意味が分からなくて読めないの二択であることがほとんどです。

その時は、②単語量が足りないもしくは③基本5文型が使えてないという場合が多いので、ここに立ち返ることで多くの問題は解決するでしょう。

④の時は覚えてください。それが(現在の)英語のルールです。

(例:仮定法でIf I were ~はなんでwereなのかとか聞かないでください!それを知りたかったら英語について研究してる人に聞きましょう)

 

数学

数学は中学の時点で苦手になってしまった人が多い科目の一つです。

中学の時に数学が苦手になってしまった人の理解出来てない点として挙げられるのは主に2つです。

1つは、関数の意味が分からない

もう一つは、図形が想像できない

 

数学という学問は手順通りに進めば(基本的には)解答が導ける学問です。

なので、中学の時点で理解できてないポイントを再確認したうえで、解答の手順を覚えていけば、ほとんどの数学の問題は解けるようになります。

すなわち、高1,2生で数学が苦手な人は以下二つのポイントを最初に確認しましょう。

①中学の範囲の数学はほぼ満点が取れるか

②新しく習った範囲について回答の手順を理解しているか

数学でつまづいている人の多くの悩みはこれで解決できます。

 

そして、この悩みの解決法としては「解答の方針や問題文の意味を適切な日本語で説明する」という訓練を行うことで解消できるようになります。

問題が解けない場合は解法や問題文の意味を再度確認して、自分が説明できない点がどんなところなのかを認識すると、数学の点数は爆発的に伸びることでしょう。

 

国語

日本地図

国語は点数を上げるのが最も難しい科目であると言えます。

なぜなら、国語の問題を回答する上で、解法を知った状態で回答することはほぼ無いからです。

仮に国語の解法を学校や塾で習ったとしても、適切な日本語で解答できている学生は一部のひとでしょう。

先日も担当生徒から、記述の問題で具体例の入れ方が分からない、という質問をいただきました。

しかし、問題によっては具体例を挙げるのは不適な場合もあるため、一概に具体例について話すことはできません。

 

そこで、知っておいてほしいこととして、国語の問題は①根拠②正しい因果関係さえ守っていれば、概ね正しい文章が書けているということです。

①と②があれば記述式だろうと、マーク式だろうと正答できます。

問題はこの二つを鍛える方法は、書いた文章を添削してもらうほかありません。

(わたしはそれ以外知りません。ご了承ください。)

どのように書くか、は多くの問題集の解説に付録してあると思います。

しかし、その大前提となる①②は小学校で習って以来、添削される機会は多くありません。

そのため、何も知らぬまま自力で①②の力をつけることは難しいと言わざるを得ません。

 

そこで、具体的な①②の訓練方法を教えます。

使うのは記述の問題集であれば何でも構いません。定期テストの問題でもいいでしょう。

 

①解説に従って解答の根拠となるキーワードを探す

②解説に従って解答に書くべき因果関係を書き出す

③キーワードと因果関係を見たうえで、自分の言葉で解答を作成する

④解答添削

⑤1~4の繰り返し

 

これをするだけで国語力は爆発的に上がります。

高校生までで文章を書く機会自体少ないため、そもそも論理的な文章を書く力というものが学生全体で不足しています。

社会に出てから論理的な文章というものは、仕事を円滑に進めるうえで重要です。

そのため、高校生のうちからこの能力を上げることは将来への投資の中でもアドがあると言えるでしょう。

 

まとめ

簡単にですが「いつまでに勉強する必要があるのか」と、「国数英の三科目の勉強法」をざっくりと説明いたしました。

各科目の詳細な勉強法については後程まとめようと思います!

続編を楽しみにしてください!

 

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