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今からできる!共通テスト対策について

 

 

こんにちは!【日本初!授業をしない武田塾】京都北大路校講師の野中です。 今回は僕の経験も含めて共通テストについて少しでも知識を増やしていただこうと思い、共通テストの情報を書こうと思います!

 

受験要項1

 

共通テストの科目・時間について

令和5年度の受験要項に記載されているデータを参考に科目と試験時間を書いてみました。受験は戦略をたてて解いていくのが非常に重要です。データは必ず押さえておきましょう!

 

・国語・・・80分 200点
・地理歴史・公民・・・1科目当たり60分 100点 2科目まで選択可
・数学Ⅰ、数学Ⅰ・A・・・70分 100点
・数学Ⅱ、数学Ⅱ・B・・・60分 100点
・理科①・・・2科目選択 60分 100点
・理科②・・・2科目選択 120分 200点
・英語リーディング・・・80分 100点
・英語リスニング・・・60分 100点

 

一部を抜粋して書いたので重要な情報はまだまだあります。必ず自分で受験要項をチェックしましょう!

 

自分の志望校の共通テストの点数配分を調べよう!

共通テストにはたくさんの科目がありますが、必ずしも全ての試験の結果が必要になるとは限りません。必ず早めに点数配分を受験要項を見たり過去のデータをパスナビなどで調べておきましょう。見るべきポイントは2つあって、①2次試験と共通テストの点数配分 ②共通テストの科目ごとの点数配分です。

 

大学入試1

 

①2次試験と共通テストの点数配分に関しては同じ大学であっても学部・学科により異なることも多くあります。例えば僕が現役の頃に受けた京都大学工学部では共通テストの結果は20%、二次試験の結果は80%という点数配分でした。二次試験の割合がかなり高いためこういった学部であればギリギリまで二次試験対策をするのが得策と言えます。一方、浪人時に受けた京都大学農学部は共通テスト35%、二次試験65%でした。事前に点数配分の違いを知っていたので現役の頃に比べ早めに共通テスト対策に取り掛かっていました。共通テストの割合が50%を超える国公立大も少なくありません。そうなれば11月が始まった今から共通テストの勉強を始めていくことが得策でしょう。このように共通テスト対策を始める時期は人それぞれ変わってくるので早めに調べておきましょう!

 

共通テストの科目ごとの点数配分も大学や学部で大きく異なります。中には点数が一切入らない科目もあったりするので必ずチェックしましょう。ちなみに京都大学工学部は国語・社会科目・英語のみ得点が入ります。(数学・理科の受験は必須)そうなればわざわざ理系科目の対策をする必要はないですよね。一方、京都大学農学部は全科目点数が加算されますが、国語と社会科目の点数配分が高く設定されていました。バランスよく勉強しつつ国語や社会の勉強時間を長めにとるなど戦略が異なってきます。早めに勉強の具体的な計画をたてましょう!

 

共通テストの国語対策

ここからは個々の科目の対策について簡単にですが触れていきたいと思います。最初にお伝えしたように受験は戦略がとても重要です!まず国語で考えなければいけないのは現代文・古文・漢文をどの順番で解いていくかです。皆さん、なんでもかんでも最初から順番に解かないといけないと思い込んでいませんか?そんなルールは全くありません。順番を変えるだけで点数が急激に伸びることも十分あり得ます。例えば、得意なものを最初にやって早めに終わらせることで苦手なものにじっくり取り組むという戦略が考えられます。いきなり本番であれこれ考えるのは一番良くないので過去問を解いている間に色々試してしっくりくるものを採用するのがよいでしょう。

順番

ちなみに僕は漢文→古文→現代文の順番で解いてました。僕は実はセンター試験を受けていた世代なので共通テストと少し異なるかもしれませんが漢文が一番簡単なことが多かったので漢文を先に解いて時間をしっかり作って現代文を読み込むようにしていました。あとはありがちなこととして、「国語はいくら対策しても点数が上がらない」と思って勉強を全くしない人が一定数います。これは僕自身の経験でしかないですが、国語が一番点数が伸びました。過去問を追試も合わせると20回分くらいは解いたのですが、単純に慣れてくるので読むスピードも上がり、点数も上がってきます。本番では時間が余るくらいまでになって見直しをすることができました。あきらめずに過去問をたくさん解いてみるのもありだと思います!

 

共通テストの数学対策

数学図

数学ですが、とにかく時間設定が厳しいのが特徴です。一番気をつけなければいけないのは計算ミスだと思います。ここで僕が一番言いたいのは「時間がないからこそ丁寧に書く」ことです。日々指導している中で共通テストの問題用紙を見せてもらうことも多いのですが隙間にごちゃごちゃといろんなところに計算を書いているのをよく見かけます。計算ミスをしない一番のコツは「計算ミスに気付く」ことです。どんなに頭がいい人でもどうしても計算ミスしてしまいます。しかし、点数が低い人と高い人の大きな違いは「計算ミスに気付けるかどうか」ということだと思っています。僕が浪人生の頃、予備校の先生に教えていただいたのは問題用紙の余白をあらかじめ線を引いて二分割して順番通りに計算を書いていくという方法でした。それを実践したら今まで一回もとったことがない満点を取れたのが印象に残っています。もちろん僕の満点はまぐれかもしれないですが、中には劇的に点数が変わる人もいると思います。

鉛筆

今一度、問題用紙の使い方を見直してみてください!あとは共通テストが苦手な人の特徴として「なぜこの計算をさせられているのかわからない」と考え込んでしまう人が多いです。共通テストは誘導に沿って計算をしていくある種のゲームみたいなものなので、深く考え込んでしまうとドツボにハマってしまいます。言われた通りにただ計算するくらいの気楽な気持ちで解いてみましょう!

 

共通テストの英語対策

 

podcast

 

僕が受けていたセンター試験と大きく変わったこととして、リスニングの点数配分が高くなったことが挙げられます。そのため意識して英語をたくさん聞くことが重要になってきます。ここで皆さんに絶対に心にとどめてほしいこととして「流し聞きは意味がない」ということをお伝えしたいです。頭を使わずただ英語の映画を観たり、洋楽を聴いたり、リスニングの音声を流しただけで点数が上がるほどリスニングは甘くないです!集中してなるべく意味を理解しようと思って聞くことが非常に重要です。集中して英文を聞くクセをつけておくと本番でもスッと集中できるようになります!逆に普段から流し聞きしてしまうと本番でもそのクセが出てしまってうまく行かない可能性があります。ちなみに僕はNHKの英語のニュースPodcastというアプリで聞いていました。日本のニュースを英語で話してくれるためある程度内容も予想できますし、日本人が英語を話すパートも結構あるため聞き取りやすいです。もう少しレベルが高いものを聞きたい人はTEDというサイトがおすすめです。Youtubeのような形式で海外の著名な学者などが英語でスピーチをするものが聞けます。さらに字幕も英語と日本語が選べたり、再生速度も変えられるので工夫しながら学習できます。とにかく流し聞きをしないことを注意してください!

 

最後に

以上、共通テストについて書いてみましたが、一番重要なことは「戦略を立てる」ことです。その人その人によっていつから取り組むべきか、どの科目を重点的に取り組むかは変わってきます。武田塾では1人1人の志望校に沿って対策を始めるタイミングや勉強方法を丁寧に教えています!もし、少しでも不安なことがあればぜひ気軽に受験相談に来てください!

 

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