こんにちは。【日本初!授業をしない武田塾】京都北大路校講師の西田です!
今回は、僕が在学している「京都工芸繊維大学」の二次試験科目である「数学」と「英語」の問題傾向についてお話ししたいと思います。
今回なぜこの2科目をピックアップしたかというと、この2科目が合計で総点の約50%を占める超重要科目(僕が通うデザイン・建築学課程なら、400〔英・数〕/1,000〔総点〕くらい)だからです!
そこで、京都工芸繊維大学を志望される方で「二次試験に向けて何から勉強すればいいか分からない..」という人には、すぐに勉強をし始めてほしいと思っています。
数学
京都工芸繊維大学の数学は、試験時間120分で4つの大問が出題されます。
学部によって異なりますが、二次試験の平均点がおよそ六割前後なので、もちろん全ての問題を解こうとする必要はありません。そこで、特に僕のような数学が苦手な人は、それぞれの大問で時間を等分しようとするのではなく、まずはざっとすべての問題を確認して得点をとるべき問題と時間を割くべきでない問題を判断することも大切です。
英語
京都工芸繊維大学の英語は3つの大問で構成され、最初の2つが長文問題、残りの1つが自由英作文となります。年度によってまちまちですが、どの配点率もほぼ均等なので、120分という限られた試験時間をどう配分するかが、非常に悩ましいところです。
まず、京都工芸繊維大学の長文問題は、文章の内容を日本語か英語で説明させる問題がそのほとんどを占めます。例えば、「~のきっかけになった事柄を日本語〇〇字で要約」であったり「"~"という考え方が筆者に及ぼした影響について、日本語〇〇字で説明」といったような感じです。日頃の勉強で長文問題に触れるときも「各段落を簡単な日本語で要約する練習」をしましょう。
またこの長文問題は語数もかなり多いのですが、要約しなければならないということは読み落としがないようにしつつ速く読む必要もあります。そこで僕がよくしていた勉強方法が、「速読英熟語」のシャドーイングです。【速読英熟語】参考書紹介
シャドーイングとは、英文の音声を聞きながら、まさに影(shadow)のようにぴたっとその後を追って音読する英語の学習方法です。このとき、ただ発声するのではなく、最初はゆっくりでもいいので、英文を前から読んで理解できるように意識して読むことが重要です!これによって、英文法に不慣れな私たち日本人にありがちな英文を後ろから前に訳すクセがなくなります。
3つ目の大問にある自由英作文に向けては、まず「文章の構成の仕方を身に着けること」が必要です。テンプレートな文章の組み立て方を知ることで、自分の意見をすぐに文章に起こせますし、なにより順序立った分かりやすい文章をつくることに繋がります。
そこでおすすめの参考書が「英作文ハイパートレーニング自由英作文編」です!【ハイパートレーニング自由作文編】参考書ご紹介
「自分の意見をどうやって英語でまとめるの?」という疑問に対して、分かりやすくアドバイスしてくれるのはもちろんのこと、特に僕は例題のレパートリーが豊富で、様々なテーマについて想定されている点がとても気に入っています。僕は本番の一か月前ごろから、身に着けた知識を発揮する練習や受験に出やすいテーマを知るために、それらの例題をよく活用していました!
そして京都工芸繊維大学の自由英作文は、150~200単語と、多くの語数が求められます。そのため、「英作文で確実に使える熟語や単語を増やすこと」も必須と言えます。少し見たことある単語を迂闊に英作文で使ってしまうと、細かなニュアンスの間違いや動詞と前置詞の組み合わせなどで失点する可能性もあるので、「速読英熟語」や赤本にある自由英作文の解答例などを繰り返し復習して、知ってる熟語や単語が英文の中でどう使われるかを確実に覚えていきましょう!
まとめ
理系単科大学である京都工芸繊維大学は、志望する学科によって二次試験で理科科目(化学や物理、生物)の受験も必要になりますが、今回お話しした2科目はどの学科を希望するにしても必ず受験する必要がありますので、京工繊を志望する方は早めにスタートを切りましょう!
以上、武田塾北大路校講師の西田より、京都工芸繊維大学の入試傾向についてでした!
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