こんにちは!【日本初!授業をしない武田塾】京都北大路校講師の豊田です。高校生のみなさんは立命館大学産業社会学部にどの様な印象をお持ちでしょうか?今回は、現在私も通っている立命館大学産業社会学部の受験傾向について私自身の合格体験も踏まえてお話したいと思います!
立命館大学産業社会学部の基本情報
有名私大である「関関同立」である立命館は京都、大阪、滋賀県にあり、産業社会学部は京都の衣笠キャンパスにあります。立命館大学産業社会学部は大きく分けて現代社会専攻、メディア社会専攻、スポーツ社会専攻、子ども社会専攻、人間福祉専攻の5つの専攻があります。そしてこれらすべての専攻が高い倍率を誇っています。AO入試やスポーツ推薦入試を除く学部個別の入試方法では10倍~15倍となかなか厳しい倍率となっています。そんな中でも合格を勝ち取るために必要なことを話していきます!
受験方式
受験方式には、募集人数が最も多い試験方式である全学統一方式と、同一の試験形式ではありますが、学部や学科ごとに配点が異なるのが特徴の試験方式である学部個別配点方式の二つが存在します。
全学部統一方式は外国語120、国語(漢文の独立問題はなし)100、選択科目100の320点満点となります。学部個別配点方式では外国語100、国語(漢文独立問題はなし)100、選択科目200の400点満点となります。学部個別配点方式の利点は選択科目に強い人外国語、国語が少し苦手な人にオススメの受け方です。
また、センター利用、センター併用、後期入試もあるので利用したいと思う人は利用しても良いかもしれません。
英語の入試対策
立命館大学の英語は、試験時間が80分で大問が5つで構成されています。長文が2題出題されますが難易度的には他の関関同立に比べるとやや易しい問題が出題されます。しかし、一般的な正誤問題ではなく「本文からは適当か不適当かが分からないもの」を選択する問題が出題されるのが最大の特徴であり、文章を正しく理解できるかが重視される問題が一番の難所にあると思われます。また、単語、熟語、語句整序などの問題も出題されるので単語、熟語、文法をマスターすることが大切です。会話文も出題されますが基本的な問題が出題される傾向にあるので長文と文法、単語でしっかりと得点することが大切です。
国語の入試対策
国語の試験時間は80分で現代文2題、古文1題、漢文1題の計4つの大問で構成されており、そのなかから3つを選んで解答する方式(ただし文学部は漢文が必須)です。立命館大学の国語の最大の特徴は、古文が1000文字を超える長文であり内容の補助説明がなくあまり有名でない出典のため、過去問で繰り返し練習することが欠かせません。また、古文単語を覚えることはもちろん古文常識や敬語をマスターすることも欠かせません。日ごろから繰り返し古文に触れておくことが大切です。漢文は基礎〜標準レベルなので参考書を確実に終わらせ、過去問で練習を積んでおきましょう。現代文では、一般的な問題が出題され、漢字や語句で点を落とすのは勿体ないのでとりこぼないように普段から練習しましょう。
選択科目(日本史)の入試対策
日本史の試験時間は80分で大問3題、小問50問で構成され、配点は100点となっています。記述形式で出題されるので日ごろから書く練習が不可欠となります。希に難問も見られますが、標準問題も多く出題されいるので取りこぼさないようにしていきたいですね。問題分や選択肢に史料を引用するなど、何らかの形で史料を用いた問題が各日程で出題されています。また、写真・グラフ・地図を用いた問題も各日程で出題されているので資料集をよく見て慣れておく必要があります。教科書に記載されいる範囲は取りこぼさず、資料集などで深くまで知識を蓄え、本番で80点を目指すことが大切です。
最後に
ここまでご覧いただきありがとうございます。これを見て少しでも立命館の産業社会学部に興味を持っていただければ幸いです。立命館は本当にたくさんの人がいて、いろんな考えを持つ人に出会える大学です。きっと皆さんとも気が合う友人、先輩がたくさんいるはずです。人気な私立大学であるので倍率は高いですが、そこを目指すだけの価値がある大学となっているので是非目指してみてください!
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