こんにちは。【日本初!授業をしない武田塾】京都北大路校講師の秦です!
今回は国公立大学を受験するにあたり一次テストの足切りのある大学を紹介していきます。
足切りとは?
一部の国公立大学の入試形態に「二段階選抜」というものがあります。
二段階選抜では共通テストの点数を利用し、上位から規定の人数までを一次合格者として二次試験を受ける資格が与えられます。
逆にこの規定の人数に満たなかったもの、つまり一次合格の基準となる得点より低かったものは一次不合格となり二次試験を受けることなく不合格となります。
このように受験生の数を減らすために、共通テストの結果でふるいにかけることを足切り(第一段階選抜)と言います。
足切りの基準は「定員の規定倍の人数」と「規定の得点以上であること」の二種類あり、中にはこの二つを組み合わせている大学もあります。
※各大学の学部学科によって足切りの基準は異なるため、必ず入試の募集要項を確認しておきましょう。
足切りを予告している大学は毎年約60大学ほどありますが、実際に足切りを行う大学は2~4割ほどになっています。
これは出願者の人数で足切りをしている大学で、出願者が「定員の規定倍の人数」を超えないときは第一段階選抜が行われないからです。
そのため大学が予告している「足切りの基準となる人数」と「大学の出願状況」の両方をチェックしておきましょう。
足切りのある大学
一般的に足切りのある大学は倍率が高い大学、つまり難関大学や医学部医学科などで行われることが多いです。
ここでは関西圏の大学で足切りのある大学を紹介していきます。
京都大学
大阪大学
神戸大学
三重大学(医学部医学科)
京都府立医科大学
滋賀県立医科大学
奈良県立医科大学
和歌山県立医科大学
大阪市立大学
大阪府立大学(工学部)
兵庫県立大学(国際商経・社会情報科学)
以上の11大学43学部で足切りが行われています。
中でも
京都大学理学部・京都大学医学部医学科・大阪大学医学部医学科・神戸大学医学部医学科・大阪市立大学医学部医学科
この5つでは点数による足切りも行われていますが、残りの大学はすべて「定員の規定倍の人数」による足切りです。(つまり出願状況によっては足切りが行われないかもしれない)
最後に
足切りのある大学では二次試験はもちろんですが、共通テストもかなりの高得点を目指す必要があります。自分の志望校の募集要項を確認して入試のシステムを理解したうえで、それにあった勉強をするようにしましょう。
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