【勉強のモチベーションアップ】『1日1冊勉強法』とは？

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はじめに

いよいよ11月。

特に、受験生などでは毎日朝から晩まで勉強している！
という人も多いと思います。

ですが、毎日長時間勉強をしているとモチベーションが落ちてきて、
「やる気が起こらない」「思うように勉強が進まない」
というようなことありませんか？

そんな人に、「1日1冊勉強法」をオススメしたいと思います！！

「１日１冊勉強法」

１日１冊勉強法とは

1日1冊勉強法とはそのままの意味で、
1冊の参考書を1日でやりきってしまうという勉強法です。

教科や分野によっては1冊を終わらせれない量の場合もあるので
1日に1分野などとわかりやすい区切りをつけて
1日でその参考書や分野を完結させる！
というような勉強法です。

この「1日1冊勉強法」を受験生がするのであれば、
「まったく手をつけていない科目をなんとかしたい！」
「1日で成績を上げるのは難しいけど、1日で全貌をつかんでしまいたい！」
というような場合にこの勉強方法を行うことをオススメします。

やり方としては、
薄めの参考書などを本来ペース通りに進めると1~2週間で仕上げるところを
一気に1日に特化して仕上げるというような方法です。

多くの人は「1日１章ずつやる」「１日に３章ずつ進める」などと
計画を立てコツコツ進めて行く人が多いと思いますが、
「１日で１冊または１分野終わらす！」という目標を定めて行うことが
この勉強法の特徴です。

メリット

「１日１冊」と目標を固め進めていく
この「１日１冊勉強法」のメリットは、
飽きる前に終わらせられるということです。

例えば、普段から勉強の習慣がなく、
受験生になったからと勉強を始めた人には、
１週間コツコツ勉強するのはなかなか難しいと思います。

この「１日１冊勉強法」では、
１日だけ集中して頑張れば良いので、
やる気が持続しなくても、
最悪その参考書や分野は終わらすことができる
という点が大きいと思います。

「今日はこの参考書を終わらせるぞ！」
と決めたことが、きちんと終わらせきれるので
モチベーションアップにも繋がります。

また、１冊の参考書を一気にやるので
前後関係やつながりが見えやすく、
繋げて考えることができるので、
知識が整理され内容も頭に入りやすい
という利点があります。

その他にも、１日に１冊終わらすことができるので
成果がみえやすく、リターンが大きいという利点もあります。

例えば、「数Ⅰ・Aを終わらせた」となれば成果が目に見えるし、
気持ち的にも「やったぞ！」と思え、達成感を得ることができます。

この「１日１冊勉強」でよく使われる参考書や教科、分野について

英語

単語や文法はなかなか１日で
終わらせると言うのはかなり難しいと思います。

たとえ、終わらせれたとしても
自分のものにできていないということもあり得ます。

なので「この分野だけ」などとある程度の範囲までならば
１日で簡単に終わらすことがでるので、

範囲を絞って勉強することが大切です。

とくに単語はある程度範囲を絞って取り組む参考書になります。
例えば『システム英単語』などの単語帳です。
１日で全範囲というのはなかなか難しいと思いますが、
例えば「１~６００までを仕上げる」というようにある程度の
範囲を絞って取り組むことはできます。

英文法書である『Next stage』『Vintage』などは量が多く、
1日でやり終えるにはなかなか負担の大きく、
こなすだけで終わってしまいます。
なので、実際に頭に入っていて自分のものにできるかどうかは曖昧なところです。

なので、文法においては『英文法レベル別問題集』『関正生の英文法ポラリス』など
比較的問題数が少なく、薄めの参考書などを取り組むことがオススメです。

まだ、ポラリスがまだ難しいというような人では、
『大岩のいちばんはじめの英文法　超基礎文法編』
『肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』
などをやってみるのが良いかもしれません。　　

国語

特に現代文は毎日コツコツやったほうが成績としては伸びるのですが、
モチベーションアップのため、切り替えのために
この勉強法を行うことはオススメです。

現代文では『ゼロから覚醒　はじめよう現代文』などがオススメです。

漢文などでは『漢文早覚え速答法』がオススメです。

社会

『スピードマスター日本史問題集』

『スピードマスター世界史問題集』

などがオススメです。
少し問題数が多いので、
かなり気合を入れてやらなければならないかもしれません。

デメリット

「１日１冊勉強法」はリスクもあるため要注意です。

１日に１科目の参考書をするため、
他の勉強がスットプしてしまいます。

この勉強法は、必ずしもこの方法で勉強しなければならない
という人はいません。なので、
今勉強がうまくいっていない人やきっかけがほしいという人
仕切り直しがしたい人などでは
モチベーションのエンジン点火にはすごく役立つと思います！

まとめ

その教科の全範囲1日で終わるということは、
高校で1年間または３年間で習うものが1日で終わるということです！
そう考えるとすごくテンションが上がりませんか？

「１日１冊勉強法」は必ずしも1日でやりきる必要はありません。

無理に1日で終わらして、内容が曖昧になるくらいならば
1日に1/４の範囲に分けて４日で終わらせるなどの方法でも良いと思います。

その他にも、苦手な範囲であったり、
まだ手をつけていない範囲がある場合は
その範囲を１日でやりきるなどのやり方も良いかもしれません。

このように、
１日で「ここからここまで」と範囲を決めて仕上げることで、
１日でなにができたのか、なにができなかったのかなど
自分の成長が目に見えてわかりやすくモチベーションアップにも繋がります。

１年間やっても仕上げられなかった『Next stage』を、
この「１日１冊勉強法」でやると１日に16章も進めることができた
という人もいます。

このように、「１日１冊勉強法」は
自分に期待できるようになる勉強方法です。

「１日にこれだけできるようになるのだから、
　　毎日続けていれば成績が上がる！！」
と自分に期待がもてるようになります。

特に、勉強が思うように進まない、進んでいないという人
にはすごくオススメの勉強法です。

自分に期待が持てることでモチベーションアップに繋がり、
それ以降の勉強の進度が格段にペースアップするはずです。

他の勉強がストップしてしまうというリスクがありますが、
「１日１冊勉強法」は、
一気にその科目や範囲の全貌をつかむために有効の勉強法です。
１冊を最短で仕上げることで勉強のエンジン点火に繋がるので、
ぜひやってみてください！！

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