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こんにちは!
武田塾京都駅前校講師の吉田麟太郎です。
皆さんは、英語を勉強することが当たり前だと思っていませんか?
確かに、ほとんどの人が小学校の時から英語を学び、大学受験でも
英語で受験することがあたかも当然のように思われています。
しかし、世界には何千もの言語が存在するのです。
その中で、外国語として英語だけが特別扱いされる現状に
疑問を感じたことはありませんか??
みんながみんな、得意不得意に関係なく、一つの言語を半強制に
勉強しなければいけないとは思っていませんか??
ということで今回のテーマは、
「英語以外の外国語で受験できる大学」まとめ
です!
「そもそも、外国語を勉強したくない…」
という方の期待に沿うことは残念ながらできませんが、
英語以外の言語を学ぶことで見えてくる、外国語学習の面白さなんて
山ほどあります。
とは言っても、今年受験する高校3年生や浪人生が、新たな言語を
学んで、一年で入試問題に太刀打ちできるかと聞かれれば、
正直微妙です…
言語の習得は、そう易しいものではありませんし、他教科の
勉強にも時間がかかりますから。
ですのでこの記事は、
・英語圏以外の国の帰国子女
・学校で第二外国語の授業がある
・語学が大好き
・英語は勉強したくないけど、他の言語なら本気でやってみたい
・周囲に迎合したくない高校1年生
・時間に余裕のある高校1年生
といった方を対象にしたものです。
もちろん上に当てはまらなくても、
「この大学、この言語でも受験できるんだ~」
なんて発見があるでしょうから、どうぞ最後までお付き合い
いただければと思います。
外国語(英語以外)受験の特徴と難易度
特徴その1 受験者数が少ない
英語以外の言語での大学受験の最も大きな特徴は、受験者数が
圧倒的に少ないことです。
例えば2022年の共通テストの外国語科目の受験者数は次のように
なっています。
英語(リーディング) | 480,793 |
英語(リスニング) | 479,040 |
ドイツ語 | 108 |
フランス語 | 102 |
中国語 | 599 |
韓国語 | 123 |
英語以外すべての言語での受験者数を足しても、英語受験者の
500分の1にも及びません。
また、ドイツ語やフランス語で受験できる大学は多くありますが
年によっては受験者がおらず、試験が実施されないなんてことも
よくあります。
良いか悪いかは別として、英語以外の言語を選ぶということは、
周囲とは全然別の道を歩むということになりそうですね。
特徴その2 対応言語は独・仏・中+α
英語以外の外国語受験を実施している大学・学部のうち、
受験できる言語はほとんどがドイツ語とフランス語です。
中国語で受けられる大学・学部も多いのですが、上の2つの
言葉ほどはないようです。
詳しくは、後ほど紹介する各大学の項目を見ていただければ
良いのですが、たまにこの3つ以外の言葉で受験できるところも
あります。
例えば、大阪大学外国語学部の韓国語、スペイン語、ロシア語
だったり、早稲田大学の韓国語などです。
また、共通テストで受験できるのはドイツ語、フランス語、中国語、
韓国語の4つがあります。
特徴その3 傾向が似ている
英語以外の言語で受験する大きなメリットに、どの大学・年度でも
試験問題の傾向が似ているということ、すなわち対策が立てやすい
ということがあります。
英語での受験となると、この大学では英作文が出て、この大学では
文法問題が出て、とそれぞれの大学の問題傾向が違っていて、
各大学ごとに対策を考えなければいけません。
ですが、それ以外の言語の場合、受験生の数が少ないこともあって
問題の傾向が似ています。
雑に言えば、ある一定のレベルに達したら、特に対策を練らなくても
大体の大学の問題が解けるということです。
これはかなりお得ではないでしょうか?!
特徴その4 試験は筆記のみ
これも英語を受験しない大きな利点なのですが、英語以外の
言語での受験は筆記試験のみです。
つまり、リスニングがありません!!
国公立大学を受験するとなると、共通テストの受験が必要になり、
そのためには英語リスニングの対策もしなくてはなりません。
そんな呪縛から開放される方法の一つが、英語以外の言語での
受験なわけです。
特徴その5 (人)文学部で受験可能な大学が多い
様々な学部で英語以外の言語での受験ができる大学もありますが、
特に(人)文学部は多く、対応しています。
これは一つに、文学部に入った後、ドイツ文学やフランス文学、
あるいは哲学を専攻する時に、ドイツ語やフランス語を使える能力が
必須になってくるためです。
もちろん大学に入学後、第二外国語としてこれらの言語を学ぶのが
王道ではありますが、高校の時から勉強し、大学受験レベルに
あるのと比べれば、能力には天と地ほどの差があります。
もし、高校1年生などのタイミングで文学や哲学を大学で学びたいと
思ったなら、大学受験を見据えて語学を始めるのも手だと言えます。
逆に理系の学部では、英語でしか受験できない大学が多いですが、
中には対応している場所もあるので、下のまとめを参考に
見てみてください!
外国語(英語以外)受験の難易度
さて、気になる英語以外の外国語での受験の難易度についてですが、
正直、易しくはありません。
英語と同じとまでは言わなくても、2年間真面目に勉強して
やっと戦えるレベルになると言われています。
共通テストの難易度で言えば、ドイツ語はドイツ語検定2~3級、
フランス語はフランス語検定2級、中国語でHSK5級、韓国語は
ハングル検定準2級くらいが妥当なようです。
難関大学の2次試験となると、もう一段階難しくなってきます。
ちなみに韓国語を4年ほどやっていた私で、センター試験韓国の
過去問が8割ほどでした。
大学に入ってから本格的に始めたフランス語に関しては、長文など
ほとんど読めない状態です。
多少かじったくらいでは、受験には歯がたたないと断言
できるでしょう。
また、別の難しさに、専用の参考書がなかったり、過去問が入手
できないという点もあります。
なので、受験するとなると、市販の語学書や単語帳を駆使しつつ、
自分で勉強を1から進めていく必要があります。
かなり孤独な戦いとなるでしょう。
こうしたデメリットも理解しつつ、それでも英語以外の言語で
大学を受験すると言う方には、心からの声援を送りたいと思います!
外国語(英語以外)で受験ができる主な大学
ここからは、英語以外の外国語で受験ができる大学を具体的に
見ていきます。
注意すべき点として、まず、一般入試の場合のみを考えています。
国公立大学については2次試験で受験可能な言語、私立大学に
関しては共通テスト利用入試を除く各大学の入試で受験可能な
言語のみを表にまとめています。
私立大学の場合、共通テスト利用入試で英語以外の言語を使うことが
できるときもあるので、そちらは各大学の入試要項を参照ください。
なお、こちらの情報は2022年度入試での各大学の入試要項に
よるものです。
今後、変更の可能性がある点、ご留意ください。
※(略称)独:ドイツ語、仏:フランス語、中:中国語、
韓:韓国(朝鮮)語、西:スペイン語、露:ロシア語
<国公立大学>
大学名 | 学部名 | 対応言語 |
東京大学 |
全学部 | 独、仏、中 |
京都大学 |
総合人間学部、文学部、法学部、経済学部、教育学部、医学部医学科、農学部 | 独、仏、中 |
大阪大学 |
文学部、人間科学部、 | 独、仏、中 |
|
医学部保健学科、歯学部、基礎工学部 | 独、仏 |
|
外国語学部 | 独、仏、中、韓、西、露 |
東北大学 |
文学部、教育学部、法学部、医学部 | 独、仏 |
北海道大学 |
全学部 | 独、仏、中 |
九州大学 |
共創学部以外全学部 | 独、仏 |
筑波大学 |
総合選抜型、人文学群、比較文化学群、国際総合学群、教育学群、数学群、物理学群、化学学群、工学システム学群、情報科学学群、情報メディア創成学群 | 独、仏、中 |
|
応用理工学群、社会工学群、看護学群 | 独、仏 |
神戸大学 |
文学部、国際人間科学部、法学部、医学部保健学科 | 独、仏、中 |
新潟大学 |
人文学部、経済科学部、歯学部歯学科 | 独、仏 |
広島大学 |
総合科学部総合科学科、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部保健学科、歯学部薬学部、工学部、生物生産学部、情報科学部 | 独、仏、中 |
熊本大学 |
文学部 | 独、仏、中 |
<私立大学>
慶應義塾大学 |
文学部 | 独、仏、中 |
早稲田大学 |
商学部、文化構想学部、文学部 | 独、仏、中、韓 |
|
法学部、教育学部 | 独、仏、中 |
明治大学 |
経営学部、政治経済学部、文学部、法学部、商学部、農学部、理工学部 | 独、仏 |
おわりに
まとめ
英語以外の外国語での大学受験は…
・受験者が少ない
・対応言語はドイツ語、フランス語、中国語がメイン
・試験はリスニングがなく、各大学の傾向が似ている
・レベルは英語まではなくても、かなり高度
・時間と意欲のある高1生にオススメ!
ここまで、英語以外の外国語での大学受験について
見てきましたが、いかがでしたか?
ヤフー知恵袋などで見てみると、
「無謀な挑戦なんかやめて大人しく英語で受験したほうが良い」
というような意見が多くあります。
確かに、英語を使わないとなると、そもそも受験できる大学が
限られていたり、少ない情報の中で対策を立てなければ
ならなかったりと、困難は多く存在します。
しかし、そもそも言語とは単に受験のために学ぶものでなく、
それを話す人々の考え方や生き方までを知るために学ぶものです。
その語学の対象は、何も英語だけではありません。
周りとは違っても、ある言語に取り組み、その話者の文化や思想を
理解する学生を求めて、大学は英語以外の言語で受験する機会を
与えてくれているわけです。
そして、その学生が、今この記事を読んでいるそこのあなたで
あっても何ら問題はないのです。
かくいう私は、紆余曲折あって、結局英語で大学に入った身ですが、
それでも様々な言語、また言語そのものへの関心は強いまま、いや
一層強さを増しています。
それ故、英語以外の言語で大学を目指す方のサポートは、これまでの
語学経験も踏まえて、最大限できたらと思っています。
もし、この記事を読んで何か質問等ありましたら、あるいは
近畿にお住まいで英語以外の言語での大学受験を考えて
いらっしゃるのでしたら、ぜひ武田塾京都駅前校の無料受験相談に
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