浪人生の春の過ごし方　京都女子大学現代社会学部講師の経験

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こんにちは、武田塾京都駅前校講師の池田亜佳音です！現在、英語・国語・数学の指導をしています。

今回は私が浪人生になることになった3，4月の過ごし方をお伝えしていこうと思います！

浪人生活が始まった３，４月

私は、現役時代にどの大学も受からずに浪人生になることが決まってしまいました。

全落ちしたときに、どう思ったかというと、「ショックだった」ではなく、「まぁ、そうで...すよね」といった感じでした。

それはなぜかというと、受験期間における周りの友達の受験に対する熱量に比べて、自分自身の受験に対する熱量が圧倒的に不足しているという実感があったからです。

周りの友達は、「この大学でこの勉強がしたい！」、「好きな教授がいるこの大学に行きたい！」「将来なりたい職業のためにこの大学に行きたい！」といったように、行きたい大学・行きたい理由がはっきりしていたのです。

それに比べて、私は行きたい大学も大学に行きたい理由も曖昧なまま受験に挑んでいました。その結果、どの大学に受けるかも直前まで決まらず、過去問を満足いくまでできずに受験をするということになり、当然落ちてしまいました。

行きたい大学と、その理由を明確に

この結果を踏まえて私が皆さんにお伝えしたいことは、3，4月の間に行きたい大学と行きたい理由を明確にしておこう！ということです。

浪人生になることが決まった人の中には、既に受けたい大学や理由が明確になっている人もいると思います。決まっている皆さんも、3，4月でもう一度考えてみましょう。そうすることで、より大学受験への取り組み姿勢がはっきりし、新しい１年を踏み出すことが出来ます。

3，4月の時点で第４候補くらいまでは大学を決めておくことがオススメです。「そんな早くに決められない」と思うかもしれませんが、今決めておくことで、勉強のスタート...の勢いが変わってきます。ころころと志望校を変えている人は、勉強の方針もころころと変わってしまいます。すると、勉強のスタートダッシュが遅れてしまうので、決めておきましょう。

浪人時期は、本当にあっという間に終わってしまいます。なので、後悔のない浪人時代を送るためにも、自分と向き合い3，4月で目標の設定を明確にしておきましょう！
そして、あとは目標に向かってひたすら突き進むのみです！！

これから1年頑張っていきましょう！

最後に校舎長から

池田先生の記事を見て、私自身の受験を色々と思い返してみました。

池田先生が仰る通り、「行きたい大学とその理由を明確に」持っていることは、大学受験という長期戦を勝ち抜くためには有利でしかありません。

まず、勉強に対する高いモチベーションが長期的に維持されます。それによって、毎日の勉強への取り組む姿勢や気持ちも良い質で保ち続けることができるのです。となると、勉強内容も頭にスッと入ってくるようになりますし、効率の良い学習ができます。

私自身も、高２の冬頃には行きたい大学を決め、その大学に必要な受験科目の勉強に早々に取り掛かることができました。大学ではどんなサークルに入ろうかな～と考えたり、大学のHPやSNSを見て、「こんなサークルがあるのか！入ってみたいなー」という風に、自分が大学に進学した後のキャンパスライフを想像して勉強を頑張れた日もありました。笑

①そもそも、自分はなぜ大学に行きたいのかを考えてみてください。

・とにかく有名大学に行きたい

・就職に有利だから

・とりあえず将来のことを考えるための期間として大学へ行きたい

・〇〇の勉強・研究がしたい

等があげられるのではないでしょうか。これには正解はなくて、皆さん自身が純粋に思っている気持ちを自覚してほしいと思います。

②また、大学選びには何を重視したいのか・何は譲れないのかというところも、考えてみましょう。人によって全然違ってくるところかと思います。

・自宅から通える大学

・国公立or私立

・立地

・就職に有利なところ

・留学制度が充実しているところ