こんにちは!京都駅の予備校・塾といえば、武田塾京都駅前校です。
今回は最近詳細について発表された【大学入学共通テスト】についてお話していきたいと思います(^^)/
2021年度以降受験生になる方は必見です!!
大学入学共通テスト
ニュースでも頻繁に取り上げられていた為知っている人が殆どかとは思いますが、2021年度よりセンター試験が廃止され、「大学入学共通テスト」が始まります。
国語・数学の記述問題と英語の民間試験の見送りが発表されたことが話題になりましたね。記述問題・英語の民間試験共に、少なくとも数年は導入される見込みはないでしょう。
「目玉だった2つが両方なくなったってことは、結局今までのセンター試験と何も変わらないってこと?」
と思っているそこのあなた!ちょっと待ってください!!
あまり知らない方も多いですが、記述問題や英語の民間試験以外にも変更点はたくさんあるんです(゚Д゚;)
というわけで、公式に発表された決定事項や試行問題をふまえ、大学入学共通テストについて解説していきます(^^)/
出題傾向
記述問題がなくなるなどの変更はありましたが、当初から告知されていた通り出題傾向は新しくなります。センター試験の出題傾向のままではありません。
今までのセンター試験は比較的「暗記重視」と言われる内容も多く、暗記さえしていればある程度解ける問題が多かったですよね。ですが、今後の大学入学共通テストは暗記だけでは乗り切れない問題が増え、代わりに「その場で考えて解決する問題」が増えてくるでしょう。
イメージとしては、センター試験よりも2次試験に近い内容になる、と思ってください(';')おそらく「以前のセンター試験より難しくなった」と感じる人がほとんどでしょう。
今まで以上に「考える力」が必要になるので、常日頃から「言われたことをただやる」のではなく「言われたことを、どういう目的のためにするのか、どんな効果が得られるのか」というように、行動の先の先まで考えるよう意識していきましょう。日々の生活が、大学入学共通テストに向けて思考力を身に着ける良い対策になるのではないでしょうか(*^^*)
英語の出題傾向【リーディング】
英語の出題傾向は大きく変わるので要注意です!変更点を流れに沿って説明していきます('◇')ゞ
まず大きな変更点としては【文法、発音・アクセントの単独出題がなくなります】。つまり、今までのセンター試験の大問1・2にあたる問題がなくなります。ただし単独での出題がなくなるというだけなので、長文の問1・2などで出てくることはあるかもしれません。
では、大問1,2が減って大問数そのものが変わるのでしょうか?実はそうではないんです(゚Д゚;)試行問題では例年通り大問は6まで出ています。つまり、文法、発音・アクセントの単独出題がなくなる分、長文が増えます!ただし、【長文の難易度は少し下がる】でしょう。今までは英検2級レベルの文章ばかりでしたが、今後は3~2級レベルの文章が中心になってきます。今までは出なかった3級、準2級レベルの文章が出てくるので、比較的読みやすくなったと感じる人が多いかもしれまん。
では、文章が読みやすくなった分点数が上がりやすいのか?というと、それもそういうわけではないんです( ;∀;)問題の出題傾向が変わるため、むしろ難しくなったと感じる人も多くでてくるでしょう。大学入学共通テストでは【与えられた文章に対して考える力が重要】となる問題が多くなります。つまり、文章から必要な情報を汲み取る能力が必要となります。ただ文章を読んで重要箇所を探すだけでなく、「これは何について書いている話なのか?」「Aについて書いている話なのであれば、どういう情報が重要になってくるのか?」ということを推察しながら解く必要があるので、【問題文をしっかり読んで考える練習が必要】となってきます。それゆえ、対策をする際はアウトプットの教材に関しては、共通テストに対応した問題集が必要になるでしょう。
今まで以上に「その場で考える」能力が必要となってくるため、ただ問題文を読んで内容を汲み取るだけでなく、問題文を読んで考える練習が必要となってきます。
今までのセンター試験とは変更点も大きくありますが、インプットに関しては今までと変わらないやり方でOKです。蓄えるべき必要な知識は変わりませんので、今から受験勉強を始めるという人は、まずはインプットの教材からスタートしましょう(^^)/
試験時間
ほぼ全ての科目で変更はありませんが、数学ⅠAのみ変更があります。
センター試験 | 共通テスト | |
数学ⅠA | 60分 | 70分 |
数学ⅡB | 60分 | 60分 |
記述はなくマークのみですが、数学ⅠAはセンター試験より10分伸びて試験時間は70分になります。ただし、数学ⅡBは今まで通りの60分で変更はありませんのでご注意ください。
配点
ほぼ全ての科目で変更はありませんが、英語のみ変更があります。
英語 | センター試験 | 共通テスト | 試験時間 |
リーディング | 200 | 100 | 80 |
リスニング | 50 | 100 | 60 |
今までは筆記問題が中心でしたが、今後は筆記とリスニングが同じ比率になります(゚Д゚;)
配点が大きく変わり不安に感じる人も多いかと思うので、リスニングについてお話しておきます。
リスニングの変更点
試験時間はセンター試験の時と変わりませんが、今までは50点の配点だったリスニングが100点となります。
問題を聞く時間:30分
問題を解く時間:30分
合計60分
センター試験では25問で各2点の計50点でしたが、大学入学共通テストでは問題数が増え、35問程度になることが予想されます。
試行問題では35問出題されていますが、1問だけ4問で1セット(配点も4問で4点)だったので、実質32問となっていました。
配点は1問につき3~4点となっており、センター試験に比べて問題数が微増で配点が倍になると思ってください('◇')ゞ
試験時間が変わらないので聞く量そのものは大きく変わりませんが、問題数が増える分、内容の違う短めの文章が次々と出てくるようになるでしょう。
今まででも「解答時間が短い!」と感じていた人も多いと思いますが、今後は今まで以上に考える時間がなくなるかもしれません。1問分からなくても次々と気持ちを切り替えていかないとドツボにはまるかも…( ;∀;)
「100点の配点がそのまま入試に使われるの?」ということについて不安に感じている人もいるかと思います('Д')
もちろん大学によって配点は変わるため100点をそのまま使う大学は多くはないでしょうが、リスニングの配点は高くなる傾向にはなると思われるので、充分に対策する必要はあります。
リスニング力を上げるためのシャドーイングの方法については↓でご紹介しています(^^)
まとめ
問題形式が変わったことで、現時点では不安に感じている人がほとんどだと思います(;_;)
ですが、変更点や傾向を充分に把握して対策することはできます。
全員が同じスタートなのであれば、基礎知識を充分に付け、どんな問題にも対応できる状態にしている人が必ず有利になります。
予想問題や対策パックなどで練習を重ねることも大事ですが、まずはしっかりとした基盤づくりのインプットから始めていきましょう(^^)
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