世界史の正しい勉強法!徹底解説!!
こんにちは!
武田塾京都校講師のI.Y.です
今回は、世界史の正しい勉強法についてお話していきたいと思います!
タイトルは 【15分解説】たった15分で世界史の勉強法を徹底解説【教科別勉強法シリーズ】です!
動画はこちらです↓↓↓
それではさっそく見ていきましょう!
世界史の特徴
まずは世界史の特徴についてです。
特徴①:知識の暗記が多く必要
➡人物・戦争・条約が多く暗記が必要
特徴②:知識を整理しながら覚える必要がある
➡正しく知識を整理しながら、勉強しないと知識になりづらい
特徴③:成績が伸び始めるのが遅い
➡知識量が多い分、通史に時間がかかる
最初は我慢が必要な科目ですが、覚えた単発の知識が繋がれば一気に成績が伸びます!
世界史学習の基本
まずは通史を一通り学ぶ
➡世界史は数多くの国が出てくる
➡全体像がつかめずに苦戦してしまう人が多い
細部にこだわり過ぎず通史を一通り学んで、世界史の全体像がつかめるよう意識して学習しましょう!
通史を学ぶときに大事なことは、
地図や資料集を使いこなす
特に地図は大事です!!
➡わからない国が出てきた時に、地図と一緒に覚えていないとイメージが湧かない
難関大学や共通テストでも地図を絡めた問題が出てくるので、地図と出来事をリンクさせて勉強する事が重要!!
資料集も作品や絵画の写真をセットで覚えましょう!
おすすめの参考書
『茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本』
➡世界史の全体像を把握する(講義系)
『時代と流れで覚える!世界史B用語』
➡重要用語を暗記する(暗記系)
講義系参考書を読んで流れを理解し、暗記系の問題集で覚えていく!!
参考書を使った勉強の仕方
講義系の参考書➡暗記系の参考書➡講義系の参考書
(例)フランス革命について
➡①流れを理解する
②重要用語を暗記する
③用語がどのように使われているのか確認する
説明できる?
(例)ボストン茶会事件
➡どんな内容の事件なのか(用語の中身)
➡なぜ事件が起こったのか
➡事件後どのような影響を与えたのか?
用語を覚えただけでは、入試に使えない
この3つを説明できれば世界史は完璧!!
ボストン茶会事件とは
アメリカ独立戦争のきっかけだった!
➡イギリスが一方的に植民地だったアメリカの税率などの法律を決めて取り締まった
➡怒ったアメリカ人は、イギリスのお茶をボストンの港に捨てる
➡これをきっかけにアメリカとイギリスの関係が悪化した
世界史の勉強法
覚えた用語を流れの中で説明できるようにする
➡用語を言葉で覚えるのではなく、用語の中身を説明できるようにする
暗記系の参考書で覚えた用語を、自分の言葉で順番通りに説明する
その練習を講義系の参考書を読みながら行う!!
受験の後半にする勉強法
世界史の主要な出来事を順番通りに書けるか試す
➡書けたところは理解している時代
書けなかったところは理解が曖昧な時代(地域)
知識のアウトプットをイメージしながら講義系の参考書を熟読していく
世界史の点数が伸びにくい理由
縦の繋がりと横の繋がりを意識しないといけない
➡世界史の教科書は
色んな地域の勉強を行ったり来たりして、知識が整理されないまま進んでいってしまう。
世界史の勉強法で最も重要なこと
・各地域を縦の繋がりで時代順におさえる。
・他の地域を横で繋げる
➡難関大学では縦と横の繋がりを理解しているか出題されることが多い
各地域を縦に整理して横でリンクさせる。
【縦の繋がり】
➡(例)中国の場合 王朝順を時代別で書き出す
【横の繋がり】
➡中東を基準に考える
世界史の完成度をより高くするために
解けなかった問題は何が原因なのか洗い出す。
➡暗記不足なのか流れの理解不足なのか
理由を明らかにして復習する
アウトプットの後に大事な勉強法
暗記に使っていた教材に戻って復習することが重要
(アウトプットしてインプットした教材に戻る)
世界史でつまずく人あるある
カタカナが覚えられない
➡日本史は漢字で認識できることもあるが世界史は人の名前なのか国の名前なのか分からないので覚えにくい
カタカナの名称を覚えるために
繰り返して音読する
➡海外のアーティストと同様に繰り返して勉強していると、いつの間にか親しみのある言葉になり覚えられる!
人の名前がイメージできないときは写真や肖像画と一緒に覚えると良い
世界史が苦手な人の克服法
用語だけを暗記しない!!
➡前後背景や用語の中身が疎かになると世界史を克服できない
自分の言葉で説明できるまで講義系の参考書を駆使することが重要
縦の繋がりと横の繋がりを抑えられたとき成績が上がる!!
世界史の全体像が自分の中で明確になるまで我慢
国公立の記述対策
・教科書を読み込んで記述に使える文章をストックする
・記述、論述の問題を使って足りていないところを補う
・完全答案を書けるようになるために復習する
まとめ
今回は、世界史の勉強法をご紹介しました!
世界史は伸び始めるまで我慢が必要な科目ですが、伸び始めると最高に楽しい科目に変わるので頑張って乗り越えて欲しいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!