[同志社志望必見]同志社大学の英語を徹底解説!
みなさんこんにちは!
武田塾京都校 講師のT.Iです。
今回は、現役同志社大生の私が同志社大学の英語を徹底解説します!
私は現在、同志社大学に通っている大学3回生で、2021年度の全学部入試を受験して同志社大学に合格しました。当時の経験と今講師になってから感じるのは、同志社大学の入試は英語が鍵だ!!!ということです。
同志社大学の入試では他の科目よりも英語の配点が高く、他の科目のミスは取り戻せても英語のミスはなかなか痛手となってしまいます。実際に私が合格したときも英語は八割を超えていて、他の科目でのミスを補うような形でした。
英語の傾向をマスターして、同志社の入試を攻略しましょう!
形式について
同志社大学の英語を解説するにあたって、まずは同志社大学の英語の形式についてご説明します。
同志社大学の英語は試験時間が100分、マークシートと記述の併用型で、例年大問三つに分かれています。大問1、2が長文問題、大問3が会話問題となっています。配点は長文問題が2問の合計で150点、会話問題が50点の200点満点となっていて、長文問題の得点比率が高くなっています。
長文問題は例年、空所補充、同意語句、同意表現、内容説明、語句整序、内容真偽、英文和訳(大問1、2のどちらか)、主題など(その他、年度によってそれ以外の問題)の問題があります。
会話問題は例年、文単位での穴埋め問題と和文英訳問題の二題となっています。
長文問題
同志社の長文の特徴はその長さにあります。長文二題あわせて2000語以上の長さであり、選択肢も含めると一題約1200語ほどになります。この長さの長文を読んで問題を解き、残りの会話文や和文英訳などにも時間を使わなければいけないと考えると、このボリュームの長文を一回で素早く読み切る力が必要になります。
長文問題には様々な種類の問題がありますが、その中でも配点が高く重要となってくるのが内容真偽問題と英文和訳問題です。
内容真偽問題では長文に対する理解だけでなく、多くの選択肢の内容を、正確に理解する必要があります。選択肢は素直に取捨選択できるものばかりではないので、その点についても注意が必要です。
英文和訳問題では本文に関係する英文を日本語に訳す必要がありますが、難易度自体は特別高いわけではなく、素直な日本語訳が求められます。日本語に訳すということ自体は日頃の英語の勉強からやっていることなので、この問題については苦手意識がない限りは特別な対策は必要ないと感じます。
会話問題
会話問題は長文問題程の分量は無いので、長文問題に時間を割くために会話問題に関してもスピードを意識して解けるようになる必要があります。
会話問題の中でも特に重要なのが和文英訳問題で、この問題の対策に苦しむ受験生が毎年多いです。英訳の難易度自体はそこまで高いものではなく、複雑な英作文が出来るようになる必要はありませんが、一つ一つの文の要素をどれだけ正確に訳せるかが英訳のポイントになってきます。
文単位での穴埋め問題もかなり重要で、八択の空欄に対して十択の選択肢があり、一つの選択肢を取り間違うともう一つの穴埋めも間違ってしまう可能性が高いです。また、会話文なので選択肢に会話表現が混ざっていることがあり、誤読の可能性も高い部分も注意が必要です。
同志社の会話問題では会話表現が頻繁に出てくる訳ではありませんが、選択肢や文中に稀に出てくることがあるので優先順位は低いですが、会話表現は抑えておいてもいいと思います。
まとめ
今回は、同志社大学の英語を徹底解説しました!
同志社大学の英語は多種多様な問題が出題されていて、総合的な英語力を問われます。それをクリアするためには単語の段階から手を抜かず、一つ一つの段階を丁寧に上ることが大切になってきます。
冒頭でもお話しましたが、「英語を制する者は同志社の入試を制する」と言っても過言ではないほど英語の重要性が高いので、今回の記事で傾向を掴んで、これからの英語の勉強に活かしてください。
今回解説できなかった大問ごとのより詳しい解説や具体的な対策法は武田塾京都校の受験相談でお配りしています。同志社大志望の方は是非、武田塾京都校の受験相談にお越しください!
今回のブログは以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。