みなさんこんにちは!
武田塾京都校のF.Yです。
今回も武田塾チャンネルの中からおすすめの動画をご紹介します!
今回のブログでは、公募推薦入試に関して説明していきたいと思います!!
今、高校3年生のみなさんは文化祭や体育祭といった学校行事の真っ只中だと思います。
ですが、入試は刻一刻と迫ってきています!
実際に、関西の産近甲龍谷といった大学をはじめ、一部の私立大学では秋から公募推薦入試も始まります。また共通テストまであと3ヶ月ほどとなりました。
そして、この公募推薦入試、関西では「常識」とされている公募推薦入試ですが、もしかするとあまり詳しく知っている方は少ないかもしれません。
そこで、今回のブログでは以下のポイントに絞って公募推薦入試について説明していきます!!
受験を検討されている方、またそうでない方も最後まで見ていただけると入試に関する理解が深まるだけでなく、受験の選択肢を増やすということにもつながるのではないでしょうか?
それでは、早速見ていきましょう!
↓動画はこちらから↓
公募推薦入試とは何か?
関西の私大で行われる学力メインの入試!
まずは、公募推薦入試とはどういったものか説明していきます!
一般的に、この公募推薦入試は関西の私立大学で11月から12月にかけて行われます!
内容としては、学力メインの試験が大半を占める入試が多いです!
公募推薦入試を実施する具体的な大学としては、産近甲龍レベルの大学が挙げられます。
この入試の使い方は、大きく分けて2パターンあります。
- 関関同立の滑り止め
- 国公立の滑り止め
つまり、産近甲龍レベルを滑り止めとする受験生が公募推薦入試を活用することで、滑り止めを増やすことが可能となります!
実際のところ、この時期に滑り止めを1つでも確保できることは、公募推薦入試を受けるメリットになります!
ですが、受験スケジュールなどが変わるということ、要するに11月から12月という第一志望の受験が実施されない時期の入試を受験するということは、勉強方法も変わります。
ですから、この公募推薦入試をうまく活用できれば他の受験生よりも有利になりますし、他方で、活用できなければ不利になってしまいます。
ただ、武田塾の生徒の中で、公募推薦入試をしっかり活用できた生徒はその後の第一志望校の入試に集中することができています!
以上の内容から、リスクはありものの、関西以外の受験生で関西圏の私立大学を志望していいる場合は、公募推薦入試もぜひ検討してみてください!
各大学ごとの特徴!
近畿大学
そして、公募推薦入試は、大学ごとに異なる部分があり、混乱しやすいので、以下では大学ごとの特色をお話ししていきます!
まずは、近畿大学です。
近畿大学の特徴としては、以下のようになっています。
・浪人生受験可能
・試験科目2教科
・高得点方式 英検利用可能
・11月下旬と12月上旬にそれぞれ2回あり
・最大4日間受験可能
・評定は関係ない
時期に関しては、12月までやっているため、珍しいです。
それに、近畿大学は公募推薦入試の中で1番難易度が高い!と言われています。
というのも、関関同立を志望する受験生が公募推薦入試を受験するとなったら、近大は絶対に受けるからです。
そのため、競争率・難易度ともに高くなります!
高田先生によると、近畿大学の公募推薦入試に合格することと、関関同立の一般入試で合格することは、さほど難易度は変わらないと言います。
また、清水先生によると、近畿大学の公募推薦入試に不合格になったとしても、関関同立を一般で合格するというケースも実際にあるようです!
以上の内容から、近畿大学を公募推薦入試で受験するには注意が必要です!
京都産業大学
つぎに、京都産業大学です!
京都産業大学の公募推薦入試の最大の特徴は、現役生のみ受験可能だということです!
ということは、その分多少倍率も下がります。
パターンとしては、2つあります。
第一に、「総合評価型」と呼ばれる、2教科で内申点を利用するパターンです。
具体的な配点は以下のとおりです。
英語:100点
国語(数学):100点
調査書:100点
合計:300点
第二に、「基礎評価型」と呼ばれる、学力試験のみのパターンです。
具体的な配点は以下のとおりです。
英語:100点
国語(数学)100点
合計:200点
評定に自信のある方は前者、ない方は後者をお勧めします!
特に、前者に関しては非進学校の方々にチャンスがあると言えます。
なぜなら、非進学校の生徒は評定をとりやすく、周りの生徒と比べて相対的に評定が高くなるからです。
龍谷大学
龍谷大学の公募推薦入試は、一浪の受験生まで受験可能です。
英検を使うものなど様々な受験方式がありますが、「総合評価型スタンダード方式の詳細を見ていきます。
・英語:100点
・国語:100点
・調査書:50点
・合計:250点
また、「英検利用資格型」の配点は以下のようになっています。
・英語:100点
・国語:100点
・英検:100点
・合計:300点
さらに、「基礎評価型」の2科目方式の配点は以下のようになっています。
・英語:100点
・国語:100点
・合計:200点
龍谷大学の公募推薦入試の特徴は、調査書のない形で受験する人が多く、調査書があるかないかはそれほど影響がないということです。
ここまで、近畿大学・京都産業大学・龍谷大学の公募推薦入試の内訳について見てきました。
自分に見合った大学と受験方式を見つけることができれば、有利に戦える受験生はたくさんいそうですね!
また、自分との相性を見極めることが重要で、様々なパターンの受け方から戦略を考えて、自分に一番有利なパターンで受験することが大切です!
ここまでが、公募推薦入試のメインどころになります!
甲南大学
甲南大学の公募推薦入試の特徴としては、他の大学と似たような仕組みを取り入れて、公募推薦入試に力を入れて併願しやすくなったということです!
経済学部の入試を例に挙げると、具体的な配点は以下のようになります。
・英語:100点
・国語:100点
・調査書:50点
・合計:265点
甲南大学の公募では、志望理由書と自己推薦書を用意しなければいけない分、負担は増えますが、チャンスかもしれません!
ただ、甲南大学は英語に自由英作文があるため、注意が必要です!
関西外国語大学
関西外国語大学の公募推薦入試は、一浪の受験までが受験可能で、英語一教科のみ(リスニングあり)の受験ができるということが特徴です!
一般的に、一般入試で英語1教科で受験できる大学は少ないので、本命でも滑り止めでも受験することがお勧めです!
大阪工業大学
最後に、大阪工業大学です。
大阪工業大学は、今関西で伸びている理系の大学で、ロボット系に力を入れていて、さらに公募推薦入試にも力を入れています!
特徴としては、1浪まで受験可能で、英語と数学の2教科受験で、数学に関しても範囲が限定されていたりするので、お得に受験ができる仕組みになっています!
公募推薦入試のメリット!
メリットは大きく分けて三つ!メリットの方が大きい!
公募推薦入試のメリットは、大きく分けて以下の三つが挙げられます。
- 秋に合格をつかめて、また英語1教科のみの受験が可能な場合もあるので、本命でも滑り止めでも受けることができるということ
- 公募推薦を受けても不合格になるような受験生は、当然不合格になるが、その厳しさを知れば2月の一般入試に向けて本気になれるということ
- 要するに、落ちたとしても、受けるメリットがある
また、過去問も一般入試と違って何年分もあるわけではないですが、逆に言えば過去問に集中することができます!
まとめ
それでは、本日のまとめです。
- 公募推薦入試を活用して一般入試に集中しよう!
- 大学によって方式が違うので、特徴を知って対策をしよう !
- 合格しても落ちても良い経験になるので積極的に活用しよう!
公募推薦入試は、当然気を付けるべきこともありますが、どのような結果になろうとも様々なメリットがあります!
皆さんの逆転合格のためにも、ぜひ公募推薦入試の受験を検討してみてはいかがでしょうか!?
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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