共通テストの英語を攻略しよう!
こんにちは、武田塾京都校、講師のK.N.です!
今回は武田塾チャンネルの紹介をしていきたいと思います。
テーマは、「共通テストの英語で8割とれる勉強法」です!
共通テストの英語は、リーディングは非常に問題数が多く、また受験生が苦手としがちなリスニングが半分を占めていることからして、苦手意識を持っている人が多いのではないかと思います。
そこで、共通テストをしっかりと攻略するためにも、今回の記事を読んで、英語の勉強法を一度見直すようにしてみてください!
それではさっそくみていきましょう!
リーディングの勉強法
リーディングに必要な能力を細分化する
では、まずはリーディングの勉強法から見ていくことにしましょう。
英語のリーディングといっても、これを攻略するために必要な力は複数ありますよね。
リーディングに必要な力は、最も大きく分けると、①英語力と②解き方、に分解することができます。
英語力とは、英文の意味を把握する能力のことを言います。もっとも、共通テストを攻略するためには単に英語力が高いだけではダメで、共通テスト特有の問題を上手く解くテクニックを身に付ける必要があります(英語力が十分に高い人は、このようなテクニックなしでも高得点を取れるのですが)。
英語力を身に付ける必要があるのは、共通テストだけでなく二次試験でも同じです。なので、本来は英語力を身に付けることに注力するべきであると言えます。
ただ、英語力を身に付けるのには時間がかかる一方、解き方は比較的短期間で身に付けることができ、すぐに結果を出すことができるという特徴があります。
そこで、まずは解き方をどういった形で勉強すればよいか紹介した上で、次に英語力についても紹介したいと思います。
共通テストの解き方をマスターするために
共通テストの解き方をマスターするためには、共通テストに特化した参考書に取り組むのが一番です。
そこで、このテキストに取り組むことをオススメします。
「1ヶ月で攻略」シリーズですね!
このテキストを読めば、テスト中どのように視線を動かしたらよいのか?といったところまでわかり、短期的に点数を上げることが可能となります。
1ヶ月で攻略と書いていますが、共通テストの1ケ月前に取り組むというよりは、10月頃から取り組むのが良いと思います。というのも、この時期に取り組むことによって、共通テスト模試がある11月に攻略法を実践することができるからです。
なお、このテキストにはスパート模試というものも別で存在するため、2冊をセットで取り組むとより効果が上がると思います。
英語力をあげるために
英語力については、まずは単語、文法、英文解釈、それぞれが十分に身についているか確認してください。
単語に関しては、共通テストの単語はかなり易しいので、分からない単語がたくさんでてくる場合には明らかに単語力が不足しています。
また、英文解釈も同様に、共通テストには複雑な構文はあまりでてこないので、単語がわかるのに意味がとれないという場合には、一度英文解釈を勉強し直すとよいと思います。
さて、単語、文法、英文解釈ができていても、速読ができなくて長文を読み切れないという悩みを抱えている人が多いと思います。
そこで、ここから先は武田塾チャンネルでは紹介されていないのですが、音声を用いたリーディングトレーニングをオススメします。
最近の長文テキストでは、長文の音声を聴けるようになっていることが多いと思います。
そこで、一度読んだ長文について音声を流し、音声の速度で意味をとれるようになるまでトレーニングをしてみましょう。
音声を聴きながら読むことにより、強制的に音声の速度で読まざるをえず、解釈の速度が徐々にあがっていきます。このとき、解釈の速度が追いつかない場合には、一旦音声をとめて、自分の速度で英文の構造を読み解いてから、再度音声を再開するようにしましょう。
また、私達が日本語で思考するときには、知らない間に、頭の中で日本語の音声が再生されていると思います。このブログを読む時にも、頭の中には日本語の音声が再生されていて、読み方がわからない単語がでてくると違和感を感じるのではないでしょうか。
なので、英語についても、読み方を把握し、英語のリズム感をつかむことによって、読解の速度があがるのではないかと感じています。
是非、音声を活用したトレーニングを実践してみて下さい。
リスニングの勉強法
共通テストリスニングのテキスト
リスニングに関しても、共通テスト専用の問題集を活用することをオススメします。
やはり、リスニングに関しても1ヶ月で攻略シリーズが良いかと思います。こちらも併せてスパート模試を活用するようにしましょう!
リスニング力をつけるためにはどうすればよいか?
リスニングは、いわば長文読解を音声だけで行っているようなものです。
なので、リスニングができるためには、①音声の速度で読めるだけの速読力があること、②音声から英語を聴き取ることができること、この2つの力が必要となります。
リスニングができない人は、①②のどちらの力が足りていなくて、リスニングの点が伸びないのか確認するようにしましょう。
音は聴きとれているにもかかわらず、英文が読み上げられる速度についてけないという状態なら、それは速読力が不足しているということです。その場合には、先ほど紹介した速読トレーニングを行うこと、あるいはそもそもの単語や英文解釈力を身に付けるといったことが必要となります。
他方、そもそも音声が何を言っているのかわからないという場合には、聴き取り能力が不足していると言えます。その場合にはシャドーイングをすることをオススメします。
シャドーイングとは、スクリプトを見ずに、音声が読み上げられたすぐあとに、自分も同じ英語を発音するというトレーニングを言います。
スクリプトを見ないため、まずは音声を聴きとる必要があり、さらに英語を自分で発音する力も必要となります。
不思議なことに、人間は自分で発音することのできない音声を聴きとることができない(難しい)仕組みになっているようです。ただ音声を聴くだけでなく、発音することも同時に練習することによって、聴き取り能力を向上させることができます。
おわりに
いかがだったでしょうか。
共通テストの英語は二次試験と違って、分量が多すぎる、リスニングの比重が高いという特徴があります。
また、問題の出し方も独特であったりします。
これらの特徴に対応するためにも、早めに共通テスト対策を進め、高得点をとれるように準備していきましょう!
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