長文和訳のコツを紹介します!
こんにちは!武田塾京都校、講師のK.N.です!
今回は、武田塾チャンネルの紹介をしていきます。
武田塾チャンネルでは、受験勉強のやり方などについて、非常に有益な情報を配信しているので、是非勉強の合間などに見てみてください!
今回は、長文和訳のコツについて解説した記事を紹介します。
自分は英語をメインで教えていますが、今回紹介されている内容は上手くポイントを整理していると思います。今回の記事を読んで、英文解釈の実力を向上させましょう!
まずは語彙力が大事
英語は単語がわからないと、スタート地点に立てません。
動画の中では、英文和訳の問題を出すと、単語の部分を空白にして解答を提出する生徒が多いことが述べられています。
単語がわからないと、そもそも解釈をするのも困難(動詞か名詞かすらわからない)だったりするので、単語が原因で和訳が0点になってしまうおそれまであります。
また、熟語も重要です。大学によりますが、あえて熟語が含まれている部分に下線部を引いて、熟語の知識を試してくる大学もあります。そして、熟語は元の単語の意味とは大きく意味がかけ離れている場合もあるので、熟語を知らないと意味不明な訳出になりがちです。
単語より熟語の優先度は低いですが、受験当日までに熟語の勉強もしっかりできるよう、はやめに単語の勉強を終わらせておく必要があると言えます。
雰囲気で訳出しない。英文解釈力をきちんと身に付けよう
これは本当に大事な問題です。
今まで英語ができてきた人の中には、雰囲気で英語を読んで何とかなってきた人がおり、そういう人の中には「なんでSVOCとか考えないといけないんだ!」「英文解釈なんてしてたら読むのが遅くなるじゃないか!」と反抗してくる人がいます。
しかし、雰囲気で英語を読んで何とかなってきたのは、単語を適当につなぎあわせても、構文が単純なおかげで支障が無かったからです。だんだん複雑な英文になってくると、単語をどうつなぎあわせてよいのか雰囲気ではつかめなくなり、英語が読めなくなっていきます。
僕は京大に通っていますが、京大の英語の授業で構文が軽視されることはまずありません。市販の英語の参考書を見ても、最近はほとんどの長文問題集に構文解説がつけられていると思います。これらは英語を読む上で構文が重要だという共通理解があることを示しています。
これまで雰囲気で読めたという成功体験にとらわれず、きちんと理屈で英文を読む力をつけていってください。
下線部だけじゃなくて、文脈も意識する
ここからは、少し応用的な話になります。
下線部和訳となると、たいていの受験生が下線部だけ考えて解決しようとしてしまいます。
しかし、英単語には色々な意味があることが多く、その中で適切な意味を選ぶためには、下線部に至るまでの話の流れ、あるいは下線部以降の話の展開をしっかりと把握していく必要があります。
なので、下線部に至るまでの問題になっていない部分についても、しっかり丁寧に読むように心掛けてほしいと思います。
また、下線部には指示語が含まれている場合もあります。特に指示がない場合、指示語を元の意味に置き換える必要性はありません。
しかし、themのような指示語が出てきた場合に、「それら」なのか「彼ら」なのか「彼女ら」なのか、文脈を把握していないと間違えてしまうことがあります。こういった間違いをしないためにも、英文を読む際には、普段から指示内容の特定を行っておくことが重要です。
その他のコツ
きれいな日本語にする必要はあるか?
「なかなかきれいな日本語にできないのですが、、、」という質問が来ることがありますが、結論から言うと、綺麗な日本語にする必要はなく、直訳で構いません(というより、不必要に意訳をしないで下さい)。
まず、そもそも英文和訳は日本語ではなく英語のテストです。測りたい能力は、きちんと構文をとれているか?、文脈を理解できているか?、単語を理解できているか?という英文読解能力です。
なので、英語の構文通りに直訳をして構いません。受験業界では無生物主語の場合には表現を変えて、、、みたいな話が出てきますが、自分はこういった言説を全て無視して直訳してきました。これで減点されたことは一度もないので、意訳に労力を費やす必要性は全く無いと思います。
さて、そもそも「日本語にできない」と言っている人は、大抵英語が読めていません。上手く文章をつなげられないときは、元の英文の修飾関係を誤っていたり、SVOCの理解が誤っていたりします。日本語じゃなくて、英語の問題なんですね。
なので、「きれいな日本語にできない」といった悩みは捨ててください(武田塾チャンネルはここまでは言っていませんが、、、笑)。
あいまいな訳出をするな!
先ほども述べたように、英文和訳問題で聞きたいのは、きちんと英語の構文をとれたか?、単語を理解しているか?といった英文読解能力です。
たまに、よくわからない箇所がでてきたときに、どういう構文で理解したのか、あるいはどういう意味でとったのか曖昧な、ごまかしの訳出をする生徒がいます。
必ずごまかしたことはバレてしまうのですが、ごまかしの答案に点数をつけることは困難です。なぜなら、きちんと構文や単語の理解ができているかどうか、判断できないからです。
なので、構文や単語の意味に迷った場合でも、一つの答えを決めて訳出するようにしてください。ごまかしは点数がつきません。
おわりに
いかがだったでしょうか。
長文和訳をする上で重要なポイントはだいたい挙げられていたと思います。
この記事の初めに、この記事を読んで長文の実力を上げよう!と書きましたが、実際はこの記事を読んでも実力が上がることはありません。
この記事に書いたポイントを意識して、日々の演習の中で実践していく必要があります。
なので、この記事を読み終わったあと、すぐに英文和訳問題にとりかかりましょう。ここで本当にとりかかるか否かが、あなたの成績を左右します!
それでは、今回はこの辺りで終えようと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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