暗記のやり方、本当にあっていますか??
絶対に成績が伸びない暗記法3選
こんにちは、武田塾京都校、講師のK.N.です!
今回は、武田塾チャンネルの紹介をしていきたいと思います。テーマは「絶対に成績が伸びない人のNG暗記法3選」です。
暗記は単純作業なところも多く、暗記に苦手意識を持っている人も多いと思います。
暗記が苦手な人の中には、結構暗記に時間を割いているにもかかわらず、なぜか単語が覚えられない、、、という人もいるはずです。
今回の武田塾チャンネルでは、「暗記を頑張っているのに覚えられない」という人に向けて、典型的なNG暗記法を3つ紹介しています。
ここからその3つの暗記法を紹介していくので、自分の暗記のやり方がこれらに当てはまっていないか確認してみてください!
NG暗記法・一つめ
紙に書いて覚える
さて、1つ目は紙に書いて覚えるという勉強法です。
例えば、英単語を覚えるときに、apple、リンゴ、apple、リンゴ、apple、、、、という形で10回ずつ紙に書いて意味を覚えるという作業をしている人もいると思います(僕も中学生のときに学校にやらされた記憶があります)。
しかし、このような勉強法はやめた方がよいです。
なぜやめた方がよいのか? まず、紙に書いて覚えていると、だんだん無心になって、なにも考えずに手だけ動いている状態になりがちだからです。
つまり、書くという作業をすることで満足してしまって、何も頭を使っていないので結局単語の意味は全く覚えていないという状態になってしまうわけです。
また、そもそも書くこと自体に時間がかかってしまい非効率であることも、書いて覚えるのをやめるべき理由の1つです。
単語帳の意味を赤シートで隠して覚える方法であれば、1個の単語を書いている間に3回くらい暗記作業を繰り返すことができるかもしれません。そうすると、書いて覚えている人は他の人に比べて1/3の速度でしか単語を覚えられないことになり、非常に非効率であると言えます。
このように、書いて覚えるという作業は、①何も考えない状態になってしまう、②暗記の速度が遅くなってしまう、という2つのデメリットがあるわけです。
とはいえ、書かないと頭に入ってこない!っていう人もいると思います。もちろん、こう言っている人の中には単に思い込みの人もいるので、書かないで覚えるという方法をある程度試してみてほしいのですが、一部本当に書かないと覚えられない人もいます。
そういった人は、何も考えない状態になることを避けるために、必ず書いた後にテストをするようにしましょう。テストをすることで、何も考えないで書いていた場合には、暗記をできていないことに気づくことができます。
そこで、書いて暗記→テスト→覚えていない単語を暗記→テスト、、、という流れを繰り返し、完璧に暗記できた状態を作るようにして下さい。
NG暗記法・二つめ
眺めているだけで終わっている
次に、2つ目の勉強法は、単に参考書を眺めているだけになっているというものです。
自習室を巡回して勉強の様子を見ていると、ただ単に参考書を眺めているだけの人が結構います。そして、本人はそれで一生懸命勉強をしているものと思い込んでおり、勉強をした気になってしまっているわけです。
しかし、ただ単に眺めているだけでは人間は覚えられません。記憶が一番定着するのは、一度頭に入れた情報を思い出そうとする瞬間です(アウトプットの瞬間)。
そこで、必ず勉強をするときには、テストをするようにしましょう。僕が単語帳を勉強する時には、常に単語の意味は赤シートで隠して、ひたすらテストを繰り返していました。つまり、単語を見る→意味を考える→赤シートを外して正しい意味を記憶する→単語を見る→意味を考える、、、の繰り返しをするわけです。
こうして、ただ単に単語を眺めるだけでなく、意味を思い出す作業を追加することによって、格段に暗記の速度はあがります。眺めるだけで勉強した気になっている人は意外と多いので、自分がそうなっていないか今一度確認するようにして下さい。
NG暗記法・三つめ
コツコツ少しずつ覚える
最後は、コツコツ少しずつ覚えるという暗記法です。
例えば、学校の単語の小テストが毎週30個ずつあるとします。それに向けて毎週30個ずつコツコツ覚えるという勉強をしている人も多いのではないでしょうか?
しかし、このような遅いペースで勉強していると、次のような問題がでてきます。
まず、1回に進む速度が遅いため、なかなか反復演習に進むことができないという問題です。
例えば、単語帳が全部で2000単語あったとします。週に30個ずつのペースだったら1年かけても終わらないですよね。そうすると、2周目に入ることができるのは2年先、、、といった状態になってしまいます。
これでは、1周目から2周目までのタイムラグが長すぎて、中々記憶に定着させることができません。
とはいえ、この問題に関しては、例えば120個進んだ段階でもう一度復習する、といった対処法をとることで解決できると思います(これは武田塾チャンネルでは述べられていませんが)。もっと大きな問題は、そもそも暗記作業が終わらないと次のステップに進むことができないということです。
例えば、英単語の暗記の場合、英単語を覚えていないと、わからない単語が多すぎて長文読解に進むことができなくなってしまいます。そうすると、単語力が身についていないだけでなく、英文解釈力といった他の能力も身に付けることができない状態になってしまうわけです。
そこで、ある程度基礎的な暗記作業は、早い段階で一気にやってしまうことが必要です。武田塾では、英単語であれば1日100個というものすごい速度で進めることになっています。
さすがに100個をこなすことができる生徒はそれほど多くはないのですが、それでも最低1日50個は皆さんこなしており、おかげでかなり早い段階で基礎を身に付けることに成功しています。
難しい英単語等に関してはコツコツ進めるという形でも構わないと思いますが、基礎的な暗記作業は早い段階で一気にこなしていきましょう!
おわりに
さて、ここまでNG暗記方法について見ていきましたが、自分にあてはまるものはあったでしょうか?
なかなか暗記作業は単調でつまらないと思いますが、この地道な作業ができるかどうかで、あなたの人生が大きく変わります(それくらい大学受験とは大きなイベントです)。
まだまだ長い残りの人生がこの暗記作業で変わると思うと、少しは頑張れるのではないでしょうか。
是非今回のブログも参考にしつつ、暗記作業を進めていってもらえればなと思います!
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