現代文ガチ勢が教える、現代文の成績の伸ばし方!!
武田塾京都校のM.Gです!
今回は現代文ガチ勢の筆者が、現代文の成績の伸ばし方を紹介したいと思います。筆者は共通テスト現代文1ミスですので、これから共通テストを受けていくであろう皆さんと同じ感覚を持って、リアルな話が出来ると思います。気に入ったら是非参考にして下さい。
※なお、筆者が考える内容は武田塾の現代文の勉強法と完全に一致していて、それをよりかみ砕いたものとなっております。紹介している参考書も、武田塾が公開している参考書ルートに沿ってご案内しています。
2つの大前提
①やりさえすれば絶対に成績は上がる
現代文といえば「勉強する意味あるの?」と思われる教科ナンバーワンですよね。
正直、僕も勉強する前は半信半疑でした。皆さんがそう思うのも仕方ない事です。なぜなら現代文は勉強しなくても「そこそこ」の点数は取れる人が多いからです。
しかし、大学受験の現代文は語彙や文章、設問は難解に作られており、高得点を取ったり安定して点を取るには正しい勉強を一定する必要があります。難関大学の現代文は特に
そうです。
現代文はやれば誰だってできるようになる、という意識を持ちましょう。
②センスは関係ない、わけがない
やれば誰でもできるようになるとは申し上げましたが、残念ながらセンスがある人の方が有利なのは現実です。
もともと文章を速く正確に読むことが得意な人はいますし、小さいころからの読書習慣もとても大きな影響を与えます。
これらは現実ですが、もしあなたが「自分はあまり得意ではないかも、、」と思っても、全く諦める必要はありません。
なぜなら合格点をとるためにやるべきことは全て決まっていて、あとは本人がやるかやらないかの問題だからです。
それでは本題に入りましょう。
やるべきことは、参考書を使った「語彙」と「読解」である
結論から言いますと、現代文のやるべきことは大きく分けて2種類です。それは参考書を使用して「語彙」と「読解」を勉強する事です。
まず、学校の授業をたくさん受けることは、受験現代文における最短ルートではありません。現代文は語彙と読解のルールを順番に身に付けて行くのが最短です。しかし授業は基本的に教科書の文章をみんなで解いて、それを先生が解説してくれるものなので、語彙や読解のルールを体系的に学ぶのは困難です。
※少なくとも私が受けた授業は全てそうでした。
また、この2つは現代文の両輪ですので基本的に同時進行していってください。
それでは、↑の2つを解説していきます。
①語彙
語彙というのは具体的に言うと「漢字」と「言葉の理解」です。これらは現代文を解く上で下地となるものです。
この力がないと、いくらあとで解説する「読解」を勉強しても、思う様に力が身につきません。
それではこの2つを詳しく解説します。
漢字
漢字を勉強する参考書は「入試漢字マスター1800」がおすすめですが、基本的には学校で配られたものでもかまいません。
その際注意してほしいのが、頻出度順になっていることです。当たり前ですが、出やすいものから順にやりましょう。
ただし、漢字にたくさん時間を割く必要はないので、多くても1日30分以内を目安にしてください。
赤シートで隠してどんどんセルフテストを繰り返し、チェックをつけていくなど効率を常に意識しましょう。
筆者は電車の中で漢字を勉強することをルーティーンにしていました。スキマ時間でも取り組みやすいので、電車やお風呂の時間に進めるのもオススメです。
そして最も重要なのが、漢字を覚える際にその言葉の意味も同時に理解しながら進めていくことになります。さきほど紹介した「入試漢字マスター1800」には、漢字の横に意味が書いてあるので必ず目を通しましょう。柳生先生の「BIBLIA2000」(ビブリア)には、なんと英単語まで書いてあるので、こちらもオススメです。
言葉の理解
言葉の理解とは、一般的にいう語彙力のことです。受験生は軽視しがちですがかなり重要なので必ず取り組んで下さい。
「淘汰される」といわれて、皆さんはこの言葉の意味を自分の言葉で説明できるでしょうか?
こういった言葉もただなんとなく聞いたことがある、というレベルでは受験に役立ちませんので、自分の言葉で説明するレベルまでもっていく必要があります。
参考書は「ことばはちからダ!」と「現代文キーワード読解」の2冊がオススメです。前者はかなり易しいレベルの単語も多いので、パラパラ見てもらって自分に必要ないと思ったらカットしていだたいてもOKです。
現代文キーワード読解は現代文が苦手な人御用達の参考書ですので、ぜひやっていただきたいと思います。
ここで重要なのが、その言葉を自分の言葉で説明できるレベルにすることを常に意識することです。
この意識を持つだけでも全然効率が違いますし、このことは他教科にも通用するので是非頭の片隅に入れておいてください。
②読解
読解は、文字通り「読み方」と「解き方」に分けられます。
この2つにそれぞれ確立されたルールがあるので、それを参考書で体系的に身に付けて行くことで、初見の問題を解けるようになります。
それでは、この2つを簡単に解説します。
読み方
入試現代文には確立された読み方があります。自己流で読んでいて「点数が安定しないな」と悩んでいるかたはぜひこれをやってください。
語彙力のある人の場合、この読み方を知るだけでボンと成績があがることもあります。
参考書は「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」、「文章の流れがわかる読解トレーニング」の2冊がオススメです。
前者はスタディサプリで有名な柳生先生の著書で、非常に人気な本となっています。この本は「現代文とはどのような科目か」というところから解説してくれるので、現代文の初学者に特に取り組んでほしい本になります。
実際に皆さんは今後過去問に取り組んでいくと思いますが、難関大学の現代文で間違えた時も、その原因は実はこの本の内容を忠実に守っていなかったからだと思わされることがたびたびありました。
MARCHレベルであれば「現代文読解力の開発講座」が最強です。MARCH、関関同立の過去問に入る前に是非何周もやってほしい神参考書です。
百聞は一見に如かず。私が口で説明するより書店に行って自分の目で内容を見たほうがわかりやすいと思います。
解き方
解き方には明確なルールがあって、現代文が出来る人は自然とこれをやっています。
参考書は「プラチナルール」がオススメです。
設問の読み方から選択肢の切り方など、非常に具体的なことが書かれていますので、ぜひ取り組んでみて下さい。
そしてこれらを一通り学んだあと、実際に問題集を解いていきます。
問題集のオススメは、日大レベルであれば「現代文ポラリス1」、MARCHレベルであれば「現代文ポラリス2」になります。
そこで数をこなしたあと、過去問に入っていくという流れになります。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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