模試の復習方法
こんにちは!
京都の予備校と言えば武田塾京都校!
さて!
皆さんは模試の復習はしっかりできていますか?
模試の結果を見て喜ぶ人・悪くて落ち込む人・・・さまざまな人がいると思います。
しかし、模試の結果を見て一喜一憂することはオススメできません!!
あくまでその時点で合格の可能性があるかないかにすぎません。
模試はしっかりと復習し、その後の具体的な学習指針を立て、自分の弱点や反省点を振り返り補強することに意味があるのです。
この記事では、模試の復習方法を説明します。
1.模試の復習の意義
模試の復習には意義があります。ただ単に終わった模試を解き直したり、ただ単に解説をダラダラ読んでいるだけでは、正直何の意味もないと言っても過言ではありません。
ちゃんと意義を認識し、それを意識しながら復習しましょう。
模試の復習には、今後の自分の勉強方法を修正するという意味があります。
一定期間取り組んだ結果として模試の結果を分析し、これまでの方法が正しかったのかどうかを振り返り、必要に応じて修正してください。
2.復習の方法
2-1.復習の考え方
模試の復習をする際には合っていた問題も間違っていた問題も確認し、普段の勉強でやったことかどうかを確認してください。
特に間違えた問題を確認するときは、以下のように考えてください。
・見たことがある問題をたくさん間違えた場合
普段勉強している内容は大きくハズレていないと考えられます。ただし一回見た問題、一回やった問題を模試で間違えてしまっているということは、普段の勉強の中での復習が不十分だったり、一回切りになってしまっている可能性が高いです。
今後は復習の回数を増やし、一度解いた問題は間違わないように意識して勉強しましょう。
・見たことも無い問題がほとんどの場合
この場合、模試のレベルが今の自分のレベルと全く合っていないという可能性が考えられます。全く追いついていないのに模試を受ける意味はあまり無いので、自分のレベルとかけ離れていた場合は復習はほどほどにし、まずは基礎の勉強をしましょう。
・見たことある問題、無い問題がバランス良く混在している場合
見たことのある問題については上で述べた通りですが、見たこと無い問題はなぜ見たことが無いかを考えましょう。
「使う参考書が間違っている」「勉強の仕方が間違っている」「単に忘れているだけ」
などいろいろな原因が考えられるかと思いますが、それに応じて修正を加えましょう。
2-2.間違えた問題の分析
上記の考え方ができたら、次は具体的な問題の分析をしていきます。
まず、間違えた問題ひとつひとつに対して、「間違えた原因」を考えます。
具体的には、「何がわからなかったからこの問題を間違えたのか」「何がわかっていれば、この問題を解くことができたのか」を考えます。
それができると次は、「それをわかるためには何をすれば良いか」を考えます。
ちょっと抽象的でわかりにくいので、少し具体的な例を挙げて説明します。
例えば英文法の穴埋め問題で間違えたとします。
その場合、解説を読んで、以下のように考えます。
(例)
仮定法に基づく問題を間違えた
→解説を読む
→何が原因で間違えたのか?
→仮定法の慣用表現を覚えていなかった
→どうすれば解けたか
→仮定法の慣用表現を覚えてさえいればよかった
→どうすれば良いか
→ネクステの◯ページを覚えれば解ける
こんな流れです。
これをすると、その問題は二度と間違えることがなくなります。
ただし、これでは不十分です。
というのも、それ以外の問題はまた間違えてしまう可能性があるからです。
そこで次は、仮定法の他のページを見直したり、仮定法以外の分野の慣用表現を覚え直したりしましょう。
すると、他の問題にも対応できるようになります。
間違えたその問題だけいくら完璧にしても、次の模試や入試には対応できません。なぜなら、同じ問題が出る確率は極めて低いからです。
そのため次に備えるにあたり、間違えた問題の周辺知識も整理するようにしましょう。
3.復習のタイミング
最後に、模試の復習のタイミングについてご紹介しておきます。
1回目
模試の解答を入手したとき
2回目
1ヶ月後
3回目
更にその2ヶ月後
1回目は、模試の解説を入手したタイミングです。これは模試を受けた日や、結果が返却された日ではなく、あくまでも解説を入手した日です。復習には解説が必要なので、当然ですよね。
2回目は1ヶ月後、3回目は更にその2ヶ月後です。
これは忘れた頃にやり直すという意味があります。
合計3回も復習すれば十分です。
4.まとめ
以上、模試の復習についてまとめました。
模試の復習は正直かなり面倒くさい作業であり、ここまでしっかりやってない人がほとんどだと思います。
しかし非常に重要なことでもあり、やってない人が多いからこそしっかりやって、一般の受験生に差をつけましょう!
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