佛教大学の数学・物理・化学・生物対策
前回の佛教大学の英語・国語対策記事に引き続き、今回は佛教大学の数学・物理・化学・生物の対策を紹介したいと思います。
前回の記事はこちら\(^o^)/
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【入試対策】京都産業大学の文系対策(英語+国語+社会or数学)
佛教大学は京都市北区紫野キャンパスを拠点として、7学部・14学科・4研究科12専攻を設置する総合大学です。中でも教育学部の人気は高く、例年高い倍率を記録しています。地元京都と共に歩んできた道のりは長く、2012年には開学100周年を迎えました。
目次
数学
A日程(60分)とB日程(2科目で80分)は各実施日とも4題全問マークセンス式です。第1問が中問2問からなる場合もありますが、大問4題が基本的な形式です。数学I・Aからの出題ですが、数学Iからは2次関数、図形と計量(数学Aの図形の性質を含む)、データの分析の分野から、数学Aからは個数の処理と確率、整数の性質の分野からまんべんなく出題されています。2分野以上にまたがる融合問題なども多少見られますが、これらの各分野から大問4題が出題されるでしょう。
問題の難易度についてはセンター試験と同程度かやや易しめであり、内容的に見てもセンター試験の問題と類似したものが多くなっています。入試問題として典型的、標準的な問題ですが、各問とも最後の方の設問に計算量が多かったり、考えさせられたりする問題が入っている場合もあります。問題の分量については、A日程の60分に対しては適当なので、落ち着いて解けば十分間に合う分量です。合格を勝ち取るためには、時間配分に十分注意して、解ける設問から計算ミスなく確実に解いていくことが大切になるでしょう。
おすすめの参考書
〇初めから始める数学Ⅰ、数学A、数学Ⅱ、数学B
数学を基礎からていねいに説明している問題集です。
問題数が少ない分、解説が詳しいので数学をこれから始める人におすすめの参考書です。
〇数Ⅰ・A、数Ⅱ・B基礎問題精講
数学受験者に必須の参考書です。
答えを覚えるだけにならないように、全ての問題を記述で解けるようにしましょう。
〇大学受験 合格る計算 数Ⅰ・A・Ⅱ・B
計算練習用の問題集です。
難易度は易しめですが、計算の工夫すべき点も書かれており、練習がしやすい参考書です。
物理
解答時間は60分で、高校物理(「物理基礎」)の教科書レベルの内容をきちんと理解できているかどうかが問われます。また、教科書の知識をベースとして、与えられた図やグラフ、問題の設定を理解する力や公式・法則を適用する力があわせて問われます。学習法としては、まずは、「運動エネルギー」、「比熱」、「定常波」、「抵抗率」などの物理用語や、「力学的エネルギー保存の法則」、「波の重ね合わせの原理」などの原理・法則を、教科書で確認して確実に理解しておきましょう。
特に「力学的エネルギー保存の法則」などについては、単に、知識として理解しておくのではなく、状況に応じて適用できるようにしておくことが大切です。教科書のみの学習では十分に理解できているか確認しきれないところもあると思いますが、そのときは、問題集で問題演習をくり返し、定着の程度を確認していきましょう。
おすすめの参考書
〇宇宙一分かりやすい高校物理[力学・波動]、[磁気・熱・原子]
基礎の基礎から非常に分かりやすく説明している参考書です。
その分非常に量が多くなっているので、細かく読むというよりも何度も繰り返して読むようにしましょう。
別冊に問題集があるので、合わせて解きましょう。
〇リードLightノート 物理基礎、物理
網羅性が高く、演習量を多くとれる問題集です。
作図問題もあるので、学校のペースに合わせたり、物理をこれから始める人にもおすすめです。
化学
解答時間は60分で、高校化学(「化学基礎」)の教科書の内容をきちんと理解できているかどうかが問われます。また、教科書の知識をベースに、与えられた図やグラフ・問題文の説明などを読み取る力と、考察力や応用力があわせて問われます。
学習法としては、最初に、教科書レベルの、周期表と元素の性質の関係、化学反応式の係数決定、質量・濃度・体積から物質量(モル)への換算などの基本的な内容を、正確に理解しておきましょう。次に、化学の二大反応である「中和反応」と「酸化・還元」反応について、物質の性質と反応の量的な関係の両面から理解しておきましょう。
おすすめの参考書
〇鎌田の理論化学の講義、福間の無機化学の講義、鎌田の有機化学の講義
理解用の講義部分と暗記用の別冊に分かれている参考書です。
知識を整理して、使える知識に仕上げていくことができます。
〇リードLightノート 化学基礎、化学
説明
〇大学入試 ゼロからはじめる化学計算問題の解き方
生物
解答時間は60分で、高校生物(「生物基礎」)の教科書で扱われている内容を正確に理解できているかどうかが問われます。また、問題文や図、グラフなどの読み取りをもとにした、応用力や考察力が問われます。
知識問題では、教科書に記載のある用語や、図が表す内容について幅広く問われます。教科書の本文だけでなく、図の理解も重要ですので、あわせて丁寧に理解しておくことが大切です。特に、文章選択問題では、正誤の判断に正確な知識が求められます。まずは教科書の太字の用語を中心にもれなく覚えていき、次に関連した事項に留意して理解していきましょう。関連した事項を比較・整理しながら、類似点や相違点をまとめていくことがポイントです。
考察問題では、見慣れないものや目新しいものが多く、問題文や図、グラフなどの読み取りで差がつきやすくなります。対策としては、問題演習を数多くこなし、読み取り方や考え方を習得しておくことが必要です。特に、実験を扱った考察問題の演習では、単に解答するだけでなく、実験の方法や得られた実験データからわかることについて、理解を深めておくと良いでしょう。
〇高校これでわかる生物基礎、生物
基礎の基礎から非常に分かりやすく説明している参考書です。
〇生物基礎、生物の必修整理ノート
まずは必修整理ノートで知識をインプットしましょう。穴埋めのところを覚えるだけでなく、文章も読んで理屈も一緒に覚えるようにしましょう。
〇生物 基本徹底48
基本徹底48には典型的な問題とその類題が掲載されています。これもどこから聞かれてもすぐに答えられるぐらいまで完璧に仕上げましょう。
総括
ある程度参考書が仕上がったら、まずは過去問を解いてみましょう。
大学入試対策の勉強に絶対的な解はなく、その都度自分の状況を俯瞰して方向性を修正するのが最適な方法です。
過去問を解いてみて、自分に何が足りていないかを分析し、それを埋める勉強をしていけば必ずゴールに到達できます。
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