京都産業大学の入試概要
京都産業大学は関西の一般的な私立大学と同じ入試方式で、
一般入試であれば理系は英語+数学+理科での3科目での受験が一般的です。
他にも公募推薦、センター利用や、2科目型での一般入試もあり、比較的間口は広いといった印象です。
まずは京都産業大学の入試制度について、詳しく見ていきましょう。
2020年度入試日程
https://www.kyoto-su.ac.jp/admissions/exam/digest.html
※こちらの京都産業大学のサイトを参考にして記事を作成しています。
AO入試
入試日:2019/9/15
発表日:2019/9/20
京都産業大学のAO入試は、書類審査が中心で、筆記試験やレポートなどもあります。
学部によって選考方法が異なるので、詳細は大学の要項を確認してください。
公募推薦入試
入試日:2019/11/16、11/17、11/23
発表日:2019/12/6
京都産業大学の公募推薦は、2科目の受験です。
調査書の点数を選考に用いる型と用いない型があります。
調査書の点数を選考に用いる「総合評価型」の場合は、筆記試験の点数200点満点に調査書の点数100点満点を加えて合計300点満点で合否判定がされます。
調査書を用いない「基礎評価型」の場合は、筆記試験の点数200点のみで合否判定されます。
評定の点数が高い人は「総合評価型」、評定の点数の自信が無い人は「基礎評価型」で受験すると良いでしょう。
一般入試(前期)
入試日:2020/1/25、1/26、2/2、2/3
発表日:2020/2/13
上記の日程のうち2/3は2科目型の入試です。
他にも、高得点重視方式や、センタープラス方式もあります。
センター利用入試
入試日:2020/1/18、1/19(センター試験実施日)
発表日:2020/2/13
京都産業大学のセンター利用入試は、学部によって2科目型から5科目型まであります。
自分に一番合った方式で受験しましょう。
2019年度入試結果
京都産業大学の入試対策を考えるために、まずは2019年度の入試結果を見てみましょう。
ここではもっとも受験者数の多い一般入試前期スタンダード型に絞って分析してみます。
合格者最低点一覧
学部ごとの合格者最低点です。(満点は300点)
経済学部 | 経済学科 | 201 |
経営学部 | マネジメント学科 | 198 |
法学部 | 法律学科 | 203 |
法政策学科 | 191 | |
現代社会学部 | 現代社会学科 | 206 |
健康スポーツ社会学科 | 209 | |
国際関係学部 | 国際関係学科 | 200 |
外国語学部 | 英語学科 | 203 |
ヨーロッパ言語学科 | 186 | |
アジア言語学科 | 189 | |
文化学部 | 京都文化学科 | 212 |
国際文化学科 | 196 | |
理学部 | 数理科学科 | 198 |
物理科学科 | 200 | |
宇宙物理・気象学科 | 213 | |
情報理工学部 | 情報理工学科 | 206 |
生命科学部 | 先端生命科学科 | 202 |
産業生命科学科(理系) | 200 | |
産業生命科学科(文系) | 199 |
合格者最低点分析
以上の表からわかるように、どの学部もだいたい200点前後が最低ラインとなっています。
もちろん最低ラインを目指していてはギリギリすぎるので、210~220点ぐらい、割合でいうと75%の得点率を目指せば良いかと思います。
近年私立大学の難化が進んでいますが、2020年度ごろからは一段落するはずなので、そこまで加味する必要も無いかと思います。
以上のことから、以下では具体的な対策として、京都産業大学の入試問題で75%以上取るために何をすべきか、というところに焦点を当ててお話しします。
京都産業大学入試の対策
ここからは、京都産業大学の入試で75%以上の得点率をとるために、各教科どういうことをすべきかをお伝えします。
京都産業大学の英語
まずは文系も理系も避けては通れない英語についてです。
英語の傾向
英語は大問が8問という構成で、一般的な私立大学よりも多いです。
しかしすべてマーク式であり、基本的なことが問われています。
第一問 長文穴埋め問題
第二問 長文問題(内容一致問題)
第三問 短文の意味を把握する問題
第四問 会話文穴埋め問題
第五問 短文並び替え問題
第六問 長文のあとに続く文章を選ぶ問題
第七問 文法穴埋め問題
第八問 発音問題
上記のような構成となっており、幅広い問題形式があります。特に発音問題は関西の私立大学では珍しいですね。
これだけ見るとかなりたくさんの対策をしないといけないように見えますが、実際にはどの問題でも必要となる知識は非常に基礎的なものばかりですので、基礎を完璧にしていれば攻略できます。
もちろん中には難しい問題もありますが、目標は100点を取ることではなく、あくまでも75%以上取ることなので、心配はいりません。
英語の対策
上記の分析からもわかるように基礎的なことを完璧にすることが最大の攻略法です。
具体的には以下の参考書を完成させましょう。
(リンクを押せば参考書の使い方動画に飛べるよ)
システム英単語は1200まで覚えれば、京都産業大学の英語では戦えます。しかし万全を期すため、1685番(3章)まで完璧にしておきましょう。
また上の参考書どれにも共通して言えることですが、「一通り終わらせる」「なんとなく一周する」のではなく、「どれを聞かれても答えられるレベルまで完璧に仕上げる」ことが重要です。
また京都産業大学の問題は「単語を知っていてなんとなく解ける」という問題は少なく、しっかりと文法や英文の構造を把握している必要があります。
そのため上の参考書の中でもネクステージと英文解釈の技術70はしっかりと完成させましょう。
上記4冊を8月までに完璧にし、その後は一度過去問を解いてみましょう。
過去問を解いたらその内容を分析しましょう。
分析というのは何点取れたかを見て一喜一憂することではありません。
具体的に自分がどの問題ができていなくて、その対策として何をすべきかを考えることです。
これについては武田塾の無料受験相談に過去問の結果を持ってきていただければ一緒に分析することができるので、お気軽にお申し込みください。
京都産業大学の理系数学
理系数学の傾向
理系数学は、3問構成です。
第1問は、I・A・II・B、数学IIIの内容からまんべんなく出題される。
第2問は、整数、確率、ベクトル、数列など主に数学A・Bの内容から出題される。
第3問は、主に数学IIIの微積分や2次曲線の範囲から出題される傾向にある。
理系数学の対策
理系数学の対策はとにかく
これにつきます。ただし数3の範囲は複雑な計算の練習が少し必要になる場合が多いので、
・合格る計算数学Ⅲなどを追加で用いましょう。
8月までに基礎問題精講と合格る計算を終わらせられるのが理想です。
京都産業大学の物理
物理の傾向
京都産業大学の物理は3問構成と一般的です。
分野としては、ほとんどの問題で力学と電磁気が出題されていて、残りの一問は熱力学か波動から出題されることが多いです。
どの問題も比較的難易度は低く、物理の基本を押さえていれば解ける問題です。
ただし特に力学においては問題文が長い場合が多いので、しっかりと設定を整理する力が必要です。
物理の対策
他の大学にも言えることですが、基本的な知識や公式、解き方を覚えることと、問題の設定を整理して何を問われているかを見抜く力を鍛えることの2種類のことをしなければなりません。
こちらを使用してください。。
ただし、公式を単調に暗記するのではなく、なぜそのときにその公式を使うのかということを意識して、説明できるよになってください。
京都産業大学の化学
化学の傾向
京都産業大学の化学は3問構成で、理論、無機、有機からそれぞれ出題されます。
特徴として言えることは、「典型的な問題ばかりである」ということです。
出題される問題やその設定、問われる知識が非常に典型的で、いわゆる一般的な問題集で採用されているような問題が非常に多いです。
これは裏を返せば、一般的な問題集をしっかり完成させておけば攻略できるということになります。
化学の対策
この2冊を完成させましょう。
リードLightノートは知識の整理と簡単な問題の演習が同時にできます。問題が簡単だからといって侮ってはいけません。同じような問題が京都産業大学の入試で実際にたくさん出題されています。
夏休みが終わるまでにここまで終わらせることができれば、そのあとは過去問等の演習をしましょう。
京都産業大学の生物
生物の傾向
京都産業大学の生物は3問構成となっています。
分野としては、DNAや遺伝に関する問題がかなりの頻度で出題されており、残り2問は幅広く出題されています。
語句を問う問題が比較的多いという印象です。
生物の対策
京都産業大学の生物を攻略するためには、まず知識をしっかり定着させることが重要です。
英語でいう英単語のように、語句とその意味を完璧にしましょう。
まずは必修整理ノートで知識をインプットしましょう。穴埋めのところを覚えるだけでなく、文章も読んで理屈も一緒に覚えるようにしましょう。
基本徹底48には典型的な問題とその類題が掲載されています。これもどこから聞かれてもすぐに答えられるぐらいまで完璧に仕上げましょう。
京都産業大学の傾向と対策 総括
京都産業大学攻略には基礎が最重要
ここまで読んでくださった方は気づいているかもしれませんが、全教科に共通して、京都産業大学の入試問題で難しいことを問われることは非常に稀です。
特に最初にも述べた通り、75%の得点率を目指せば良いわけですから、難しい問題の演習をこなす必要はありません。
そのかわりに、基礎的なことの定着度を100%に近づけることの方が非常に重要です。
まずはそのことを肝に銘じてください。
今やっている参考書が完璧になっていないのであれば、次のレベルに進まないようにしましょう。
とにかく基礎を完璧にすることが最重要です。
過去問をうまく使う
英語の対策のところでも書きましたが、ある程度参考書が仕上がったら、まずは過去問を解いてみましょう。
大学入試対策の勉強に絶対的な解はなく、その都度自分の状況を俯瞰して方向性を修正するのが最適な方法です。
過去問を解いてみて、自分に何が足りていないかを分析し、それを埋める勉強をしていけば必ずゴールに到達できます。
武田塾は、「逆転合格」のノウハウをもった専門の塾・予備校です。
武田塾の勉強法を正しく身につければ成績は勿論、学力が上がり
そしてそれは皆さんの将来に必ず役に立つものです。
今の勉強法に悩んでたり諦めかけている人、目指している志望校と今はどんなにギャップがあったとしても武田塾で逆転合格を目指しませんか?
武田塾京都校には、そんな仲間が集まっています。
共に頑張りましょう!まずはお気軽に校舎に相談に来てください。
武田塾京都校 アクセス
京都の烏丸で予備校、塾、個別指導といえば!
大学受験の逆転合格専門塾【武田塾京都校】
〒604-8146
京都市中京区一蓮社町300 パームビル2F
(阪急烏丸駅、京都市営地下鉄四条駅・烏丸御池駅、徒歩4分!)
TEL:075-255-5777
武田塾では無料受験相談を実施中!