勉強は楽しい!!
「勉強、勉強」って、言いたくないですよね?
どうも!京都の予備校と言えば武田塾京都校!講師のS.Yです!
「勉強は楽しいものなんだよ♪」ということで、始まりました!
今回は、毎日受験勉強にいそしんでおられるみなさんに、勉強の楽しさについて勉強してもらいたいと思います。
その第一弾!!~リベラルアーツとドラゴン桜~
「勉強」と「楽しい」は矛盾するぞ?とお思いの方、必見!!(第二弾を読んでいただければわかりますが、「勉強」と「楽しい」は、言葉の意味上は本来的に矛盾します。)
目次
学問の歴史
いきなり歴史のお勉強ですが、「学問」や「大学」がどのように登場してきたか、どのような位置づけだったかって、ちょっと興味ないですか?
......興味がない? まあそんなに深入りしたりはしないので、お付き合いください。
みなさん、「リベラル・アーツ」って言葉を聞いたことはありませんか?
ここ数年特に耳にするようになった言葉かもしれません。
現代では、「大学の学部の段階(学士課程)で、専攻する学問分野の学習の前段階として修得しておくべき基礎的教養」みたいな意味合いで使われている気がします。
一方で、「人を自由にする学問」と訳されることもありますね。
言われてみればなんとなくイメージが湧くかもしれませんが、実はこの言葉の起源は古代ギリシャまで遡ります。
古代ギリシャでは、人々が政治参加をしたり、学問・芸術にいそしんだりといった、近代的な一面をもつ一方で、奴隷制が敷かれていました。
自由な人々と、自由を制限されている人々が明確に分かれていたのです。(自由民⇔非自由民=奴隷)
自由な人には学問をする時間的・金銭的余裕があり、教養を身に付けることができる。自由があれば教養が身に付けられ、政治に参加したり、知識を共有し合ったり、自由人の仲間入りができる。
文字通り、「人を自由にする学問」だったわけですね。
ところで、現代の学問分野の淵源となる大枠が出来上がったのは中世ヨーロッパです。
神学・医学・法学を上位の学問として専門家教育を行い、その他の学問とは区別されていました。(哲学も別格だったようですが。)
いわゆる専門職は社会的身分が高く(high society)、教養があり(high educated)、お金持ちな人々でした。リベラルアーツを修得したものだけが、上位の学問を学ぶことができたといわれています。ここでも「人を自由にする学問」だったわけです。
ここで伏線の回収
なんのこっちゃとお思いの方もいるかもしれませんが、わざわざ僕がブログで退屈な話をするわけないですよね?
ここで伏線の回収です。
みなさんは『ドラゴン桜』というマンガをご存知ですか?言わずと知れた大学受験・逆転合格のバイブルですね。
その中の格言をいくつか見てみましょう。
「社会のルールってやつは全て頭のいいやつが作っている。そのルールは頭のいいやつに都合がいいように作られているんだ。逆に都合の悪いところはわからないように隠してある。つまりお前らみたいに頭使わずに面倒くさがっていると一生騙されて高い金払わされるんだ。騙されたくなかったら、損して負けたくなかったら、お前ら勉強しろ」
©講談社/三田紀房
この格言の真偽のほどはさておき、くすぶっている若者を鼓舞する言葉としては一理ありますね。
使われる側の人間になるな!使う側の人間になれ!
「使う」「使われる」というのは個人的にキライな考え方ですけど(だって傲慢すぎませんか?)、有名な一幕なので引用してみました。
個人的に共感するのは、次の格言ですね。
成功している人間は、それはもともと才能があったからで・・・自分はもともと平凡な人間だから努力したって無理だ。そういう思い込みが、人の人生をどれだけ窮屈に縛りつけていることか
前半部分の嘆きのような発言は、いたるところで聞く気がしますよね。言ったことのある方もいるかもしれません。
入るのが難しい大学に入った人、すごい賞を獲った人、お金持ち、成功者……を目の前にして、「天才」とか「とてつもない才能の持ち主」だとか「頭の構造が違う」だとか言い囃すんですね。
大学受験でいえば、武田塾京都校講師には“京都大学・京都府立医科大学・同志社大学…”といったいわゆる難関大に通う講師が数多くいますが、講師紹介ブログなどを読んでいただければわかるように、みんな「一日10時間」「遊びを我慢してすべての時間を勉強に費やす」のような努力をしています。
たしかに、いわゆる「すごい人」がふと目の前に現れた時に、その人がどれだけ努力をしたかは見えないので「才能」なる言葉で納得したい気持ちもわかりますが、自分がしなければならない「努力」から目を背けるために、「自分の力ではどうにもならない」と言い聞かせるための魔法の言葉として、“才能”を召喚するというのでは、なんとなく悲しい気持ちになりますね。
自分の人生を縛って窮屈にしてしまう「思い込み」などはさっさと捨て去ってしまいましょう。
現代の世界には「奴隷制度」なんてありません。みな「自由民」なのです。
現代は人格・尊厳・個性が尊重される自由な世の中であるはずで、それをわざわざ「思い込みの劣等感」によって自ら「非自由民」に成り下がってしまう必要はありません。
もうわかっていただけましたか?
それでは今回はこの辺で。次回、第二弾!!
今度は具体的な「勉強の楽しさ」について述べていきたいと思います!!
さらばじゃ。
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