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【最新年度は難化?易化?】早稲田大学の英語入試講評を解説!

こんにちは!武田塾経堂校です!

 

今回は、
2024年度の早稲田大学の英語入試講評
についてお話ししていきます!

 

全体的な難易度や難化・易化した学部、対策について詳しく述べるので、

早稲田志望・早稲田を受ける予定の受験生は必見です!!

 

早稲田大学の英語入試講評を徹底解説!

 

 

全体の傾向

大隈重信

全体的に、今まで上位の難しさといわれていた学部が難易度を下げ、下位であった学部が難易度を上げてきた印象です。

また、テーマとして「AI」に関する文章がほぼ全学部で触れられていました。

学部ごとの特徴も見ていきましょう。

 

商学部

商

今年度の傾向

かなり難しくなりました。

去年も難しいと言われましたが、比較的解けてしまう問題が多かったです。

 

今年度の問題は、「読みづらい」文が多いです。

ただ、これが「早稲田大学」です。
今まで英語が比較的易しいと言われていた商学部が、早稲田の難しさを出してきましたね。

それでも他学部と比べたら易しい部類に入ると思います。

 

・内容一致問題は他学部よりも解きやすい
・知識を問われる問題は難しい

という特徴がありました。

 

どのような対策をすればよいか

これからは特に、「思考が必要な難しいレベルの問題」も商学部を目指す人は勉強する必要があります!

具体的には、他学部の問題に触れることが必要とされます。

「他学部の問題はこんなに難しいんだ!」と実感して、そのレベルで練習を重ねることが大事です。

 

教育学部

先生

今年度の傾向

昔は易しいと言われていた教育学部ですが、二年前難化が続き、
今年度は「少し易しくなった」という意見と「さらに難しくなった」という意見が予備校間で分かれています。

 

少なくともここで言えることは、 
語彙のレベルが非常に高い
ということです。

 

どのような対策をすればよいか

前まで少しハードルの低かった教育学部も、商学部同様高いレベルの勉強をしなければなりません。

甘く見ず、高いレベルの語彙を用いた長文に触れるようにしましょう。

 

文学部・文化構想学部

本

今年度の傾向

全体的に前よりも難しくなっています。

以前は勉強すればするほど報われるといわれていた文・文構ですが、かなり難化が続いています。

特に文化構想学部では、今まで点を稼ぐことのできた問題の難易度が上がりました。

 

最初の空欄単語補充問題はもはや簡単で点の取りやすい問題ではありません。

文挿入問題も同様に、読むことができていても選択肢に悩まされることが多い問題であり、捨て問の域にまで達していると言えます…。

長文問題は文章自体が難しいうえひっかけが多く、文学部・文化構想学部の直近10年間の難易度の上がり方は甚だしいです。

 

どのような対策をすればよいか

速く正確な読解力を身に着けることが一番大事です。

 

過去問を解いて7割や6割5分の点数をとって「ほかの教科でカバーしよう」というスタンスでいると、今の難化傾向についていくことはできません。

 

確実な速読、語彙力の強化を中心に入試に備えましょう。

 

 

法学部

ガベル

今年度の傾向

様々な種類の問題があり、限られた時間の中で多くのことを終えなければならない入試です。
90分で解く量だとはとても思えません。

 

今回のテーマは「ピョートルのひげ税」で、やや世界史選択者に有利な文章だったといえます。
英語に関して言うと、外国の文章・外国のテーマを扱うため、
やはり日本史選択者と世界史選択者では世界史のほうが有利になる可能性が高いですね。

 

新形式の問題も見受けられ、長文を照らし合わせて答えを出すという問題が登場していました。

また、自由英作文が2題となり、より対策が求められるようになっています。

 

どのような対策をすればよいか

英作文に時間をかけてしまうと、長文問題は確実に終わりません。

英作文もかければよいだけではなく「速く正確に」書くことが必要です。

長文問題も同様に「速く正確に」読む力を養いましょう。

 

国際教養学部

国際

今年度の傾向

リーディングとライティングとに分かれています。

リーディングに関しては、
それぞれのパラグラフが何を言っているのかという問題と内容一致問題があるので、
内容一致問題を先に見ておかないと時間的にかなり厳しいものがあります。

 

文章が長いため、読んでから内容一致問題を解こうとすると内容を忘れてしまって無理です。

単語問題はやはり高レベルなものが問われていますが、しっかりと傾向もあります。

・聞かれている単語が簡単なほど、選択肢が難しい
・聞かれている単語が難しいほど、選択肢が易しい

ということが多く、絶妙なバランスになっています。
この単語がこの言い換えなのか?と非常に悩ましい選択肢になっています。
また、スペルが似ている選択肢はほとんど間違いという傾向もあります。

 

全体的に去年と比べて問題のレベルが高くなったわけではありませんが、
受験生をひっかける気満々で考えて作られています。

 

ライティングに関しては、グラフの情報量は減りましたが、グラフの縦軸と横軸の項目が非常にわかりづらいです。
それがわからないまま書いて間違えた人が多いと思います。

 

どのような対策をすればよいか

どれだけ単語を知っているかによって感じる難しさが違います。
簡単な問題として解くために、単語の強化をしましょう。

特にライティングに関しては、「英語が読める」だけでなく、「手段として使える」かどうかが試されています。

 

社会科学部

社会

今年度の傾向

全体的に易しくなったと言われていますが、
第5問のテーマ「ナッシュ均衡理論」は評価が分かれると思います。

そのテーマに詳しい人は解きやすいですが、わからない人は本当に難しい文章です。

第1問~第4問は比較的易しくなったので、最後の問題でつまずいた人が多いことでしょう。

 

どのような対策をすればよいか

背景知識の有無によって差がついてしまう問題となっています。

広いテーマに関心をもち、様々な文章に触れながら長文の勉強を進めていってください。

 

人間科学部

プレゼン

人間科学部は易化が続いており、今年もそこまで難しくはなかったです。

 

しかし、前置詞で差がつく問題でした。

 

入試まででふつうは勉強しないような前置詞の組み合わせが出題されており、英語ができる人が差をつけていく問題になっていました。

 

理工学部

理科

易しくなったとの声が多いです。

最初の長文は理系ゴリゴリの文でなく確かに読みやすかったですが、やはり難しいです。

 

暗算のやり方など、理系の内容のものでも差がつくと思います。
わかる人は簡単に解けて、わからない人にとっては本当に難しい文章になっています。

 

語句整序・文整序・段落整序は比較的解きやすい印象でした。
最後の単語問題は、今までで一番といえるくらい難しい問題でした。
後ろから説いていくやり方でやる人は、そこで足をすくわれたと思います。

 

まとめ

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いかがでしたか?

対策を進める中での重要ポイントは以下になります。

 

①単語力の強化

ターゲットやシス単のような基本的な単語帳に加え、2冊目のハイレベルな単語帳が必須ともいえるレベルになってきています。

『速読英単語 上級編』や『出る順で最短合格!英検準1級単熟語EX』、『大学入試英単語 SPARTA3 mastery level 1000語』などを用いて、単語力の底上げをしましょう。

 

②テーマの対策 

全体的に「AI」のテーマが多かったことから、流行りの話題やニュースなどの背景知識の有無によって難易度が変わってきます。

 

 

どの学部でも高いレベルの英文が出題されるようになっており、英語が穴場である学部はありません。

「速く正確に」読む、書く能力を高めるための勉強に励んでください。

 

 

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