こんにちは。
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新年度・新学年が始まりました!
生徒さんによっては早くも理科・社会の選択科目について、どうするか決めるよう学校からアナウンスがあったかもしれません。
そこで本日は、高校理科の各科目の特色とその選択基準について書いていきます。
選択・受験にあたっての2大前提――文系か理系か・基礎か発展か――
まず本題に入る前に、文系と理系で相当条件が異なってくるのでそこから見ていきましょう。
理系の場合
理系の場合は、受験を予定している大学(志望校・滑り止め)の個別試験・二次試験の科目に注意してください。
例えば工学系の場合は物理か化学、もしくはその両方が受験科目として指定されていることが多くなっています。
たとえ工学系でなくても、物理か化学は大学受験では幅広い大学の入試で使えるので「とりあえず選んでおく」のも決して悪くはありません。
逆に生物を二次試験や個別試験で利用可能なのは、医科・歯科・薬学部系、農・バイオ系等が中心となってきます。
さらに言うと、地学を個別試験・二次試験で選択できる学部学科は理学部の地学系学科にどうしても限られてきます。
このため、理系大学・学部の受験を考えている方は
「基本的に物理か化学、進みたい分野が定まっている場合はオプションとして生物や地学を考える」という方向性で進めていくのが良いでしょう。
文系の場合
文系で理科の各科目を利用するのは、共通テストのみという場合がほとんどでしょう。
文系の場合、共通テストの理科の科目それ自体に制限が課されることはあまりありません。
しかしここで注意が必要なのは、高校理科が「基礎」が付く科目と付かない科目に分かれていることです。
「基礎」が付かない科目を便宜上ここでは「発展」と表記します。
「基礎」の各科目その名の通り、「発展」の各科目に比べ扱う範囲・暗記量・覚える公式が圧倒的に少なくなっています。
理科学習者のお供「リードLightノート」シリーズ(数研出版)のページ数で比較すると、基礎科目は発展科目の半分から4割程度となっています。
「基礎」と「発展」で科目が分かれていることで何が起こるかというと、「基礎を2科目」か「発展を1科目」かのどちらかを選ぶことができるという方式が存在することです。
具体例として、「物理基礎と化学基礎の2科目」を選択するか、「生物発展1科目のみ」を選択するかを受験生の側で選択できるということです。
ただし、共通テストで「基礎科目2つの組み合わせ」と「発展科目1科目」を受験したとしても、大学や学部学科によっては、2つ受けたうちのどちらか自動的に合否判定で優先される場合があります。
今一度出願予定の大学の募集要綱を確認するようにお願いします。
科目解説
前置きが長くなりました。
いよいよ各科目の解説に移ります。
物理
高校理科・理系大学受験の花形科目その1です。
物体の運動や熱、あるいは電気回路や磁力、そこにはたらく力等を数式・公式を用いて解釈する科目です。
このため、暗記すべき事項は他の科目に比べ少なめになっており、そのぶん問題演習が重要度を増してきます。
特に応用・発展になると様々な事象が複雑に絡みあう事例を解析していく、という設問も多いため、そこでつまづいてしまう人も少なくありません。
しかし、そこを乗り越えしっかり解きほぐして解答の道筋を立てることができれば、確実な得点源へと変身してくれるでしょう。
また、工学系・理学系では、物理を受験科目としてやっておかないと、大学に入ってから非常に困る可能性があります。
化学
高校理科・理系大学受験の花形科目その2です。
様々な物質の構造や性質、あるいはその変化や相互の影響を読み解く科目です。
高校化学は「理論化学」「無機化学」「有機化学」の3大分野に分かれています。
このうち理論化学は物理や数学と同じように数式や公式を使用して化学現象を解析していくことが多くなります。
これに対して無機化学や有機化学では、暗記系のウェイトが大きくなってきます。
理学系・工学系の化学関係分野のみならず、医歯薬農系でも基礎となる知識が満載です。
よほど化学に苦手意識があるということでない限りは、生物よりは化学を選択しておいたほうが大学に入ってから困らないでしょう。
生物
動物・植物といった生命体やそれに関する現象を学ぶ科目です。
理科の他の科目に比べると圧倒的に覚えるべき語句・事項が多く、暗記が苦手な人は苦労するかもしれません。
逆に言えば、暗記すればするほど得点へとつなげることができます。
文系受験生の理科選択科目として人気があるというのもうなずけます。
ただし、先に述べた通り理系大学の受験では物理化学に比べ、受験できる学部学科系統が狭まる可能性があることに注意してください。
翻って医歯薬農系では、大学入学後の学習でも強力な武器になってくれることでしょう。
地学
気象現象や地震・火山といった地球の表面近くの現象、あるいは地球を含む天体といった大きなスケールを対象とした学問です。
高校理科の他の科目と比べると、暗記事項や使う公式も少なく、学習効率の非常に高い科目と言えるでしょう。
東大受験をとりあげた漫画『ドラゴン桜』で物理と地学を使用しての受験が勧められていたのもうなずけます。
先に述べたように、理系の大学受験で地学を利用して受けられる学部学科は非常に限られてしまうことに注意してください。
しかしながら、文系の受験生が共通テストで選択する理科科目としては十分に魅力的かつ実践的です。
おわりに
今回は高校理科の各科目とその選択について書きました。
個人の得手不得手のみならず、文系理系、あるいは進路によっても大きく変わってきます。
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