こんにちは。
小田急線経堂駅から徒歩2分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 経堂校」です!
武田塾は3月から新年度に入りました!
合わせて、昨年の実績を踏まえ各科目のルートも改訂されました。
今回はその中から、古文のルートとその改定点を紹介したいと思います。
はじめに――ルート全体の概観――
市販の参考書を利用したカリキュラムのことを武田塾では「ルート」と呼んでいます。
古文のルートは大きく分けて以下の3要素から構成されています。
1. 古文単語・古文常識
2. 文法問題集
3. 読解・問題集
武田塾の古文ではこの3つを軸に進めていくことになります。
それでは、それぞれの内容とルート改定点について見ていきましょう!
1. 古文単語・古文常識
広い視点から見れば、古文も語学学習の1種です。
そのため、まず最初にすべきは単語の習得です。
武田塾の古文ルートでは、基礎的な単語帳として
『古文単語315』(桐原書店)
『古文単語ゴロゴ』(スタディカンパニー)
『古文単語330』(いいずな書店)
の3種が採用されており、この中から1冊を選ぶ形になっています。
学校で指定されている、あるいは個人の好みなど、各々の生徒さんに合わせて選んでいくことになります。
また、入試で出題される古文の文書が記述されたのは、数百年前、あるいは1000年以上前です。
当然、21世紀を生きる現在の私たちとは
世界の認識も一般常識もまるで異なっています。
そのため古文の読解にあたっては、その世界を生きる人にとっての常識や世界観、あるいは習俗などを知っておくとスムーズに進めていくことができます。
さて、先に挙げた3種の単語帳、すなわち『古文単語315』『古文単語ゴロゴ』『古文単語330』ですが、このうち『古文単語315』には
巻末に詳細な古文常識
が付属しています。
これに対して『古文単語ゴロゴ』『古文単語330』は、古文常識は一応収録されてはいますが、必要最低限のものにとどまっています。
今回のルート改定では、『古文単語ゴロゴ』『古文単語330』の2冊を使用する生徒さんの古文常識に関する知識を補強するために、『マドンナ古文常識217』(学研プラス)が追加されました!
「マドンナ古文」シリーズについて
マドンナ古文常識は「マドンナ先生」こと荻野文子先生の手による一連の古文参考書・問題集シリーズの1冊として2013年に発行されました。
「マドンナ古文」シリーズは丁寧な説明と、紙面に色濃くにじみ出た著者のキャラクターが特徴となっています。
同シリーズは熱烈に支持する人も多い一方で、フル活用するためにはその説明を徹頭徹尾読み込む必要があり「ちょっと苦手……」という人も少なくありません。
しかし、今回ルートに採用された『マドンナ古文常識』は、
テーマを古文常識に絞ったことで、比較的取りつきやすい構成
になっています。
また、本文もシリーズの特徴である荻野先生の親しみやすい語り口が踏襲されています。
このことで、単なる図表や説明の羅列より、流れやストーリーとして把握しやすくなっているのが特徴です。
『マドンナ古文常識』を活用することで、従来『古文単語330』や『古文単語ゴロゴ』で不足気味であった古文の世界の中の一般常識や価値体系を身につけることができます!
前提知識をしっかり踏まえて、より深く古文世界を探索していきましょう!
2. 文法問題集
単語や価値観がわかったら次は文法です。
武田塾の古文ルートでは、まず講義系参考書で文法の規則を把握し、次に問題集でアウトプットして確認していくことになります。
今回のルート改定では、文法部分には特に変更点はありませんでした。
今まで通り、講義系参考書と文法問題集の両輪をバランスよく回していくことになります。
学校教材として、高校によって様々な参考書・問題集が設定されています。
武田塾のルートでも、そうした多種多様なカリキュラムや進度に対応すべく日々教材研究を進めています。
3. 読解・問題集
単語・文法が終わったら、いよいよ長文読解に移行します。
2021年度のルートは、文法学習からすぐさま『古文読解 多読トレーニング』(旺文社)に進んでいました。
2022年度の新ルートでは、文法学習から『古文上達 基礎編』(Z会)に取り組むことになりました。
『多読トレーニング』は随筆・日記・歌物語・評論・仏教説話集・歴史物語・軍記物語と幅広い題材から収録されています。
文学史的にも多様性のある題材で、これらから逸脱した文章が出題されるほうが珍しいでしょう。
本文の現代語訳・文法事項説明・解答解説の詳細に記された別冊回答も附属し、入試基礎~国公立大標準レベルの問題演習を積んでいくのに適した問題集となっています。
しかし、中にはレベル高めの問題も収録されており、文法事項の学習を終えた生徒さんが最初に取り組むには少し荷が重い部分がありました。
これに対して『古文上達 基礎編』では、動詞や助動詞、あるいは敬語といった文法事項に合わせて問題が作られており、明確な課題をもって演習にとりくむことができます。
また、書名にもある通り難易度を基礎レベルに絞って設定してあり、古文長文演習最初の1冊としてレベル的にも適しています。
『多読トレーニング』は今年度はルートの後の方に移行し、実戦的問題集として受験生の古文読解力を鍛えていくことになります。
おわりに
今回は武田塾の2022年度の古文新ルートを紹介しました。
古文はとっつきずらさのある科目ではありますが、
一度語句や文法その他諸規則を身につけてしまえば確実な得点源にできます。
この春に食わず嫌いを克服してはいかがでしょうか?
武田塾の名前を聞いたことがあるけど、実際どういう塾なのかいまいちわからない……
そんな人のために、武田塾経堂校では無料受験相談や体験特訓を用意してお待ちしています!
2. 特訓で使用する参考書をプレゼント!
キャンペーン中に入会または体験特訓を受けることで、その特訓で使用する参考書を1冊プレゼントします!
春のこの機会にお得に学力の基礎を固めましょう!
キャンペーン詳細
武田塾に入会する or 体験特訓を受講する方に
1冊目の参考書プレゼント!
期間:2022年3月1日(火)~4月30日(土)
期間中、入会または体験特訓を受講された方に、参考書1冊プレゼント!
※体験特訓は1回のみ実施できます。
※プレゼントの参考書は武田塾カリキュラム内で使用する参考書に限ります。
志望校に絶対合格したい人は
ぜひ受験相談に来てください!
武田塾経堂校では受験生一人ひとりに合わせた、
「できるようになるまでの勉強法」を無料受験相談で教えています!
「どうやって受験勉強をするのか、何から始めていいのか教えて欲しい」
「志望校に逆転合格するために、何をしたらいいのか分からない」
といった、大学受験の合格に向けた勉強の悩みはもちろん大歓迎!
「英単語も英文法も全然覚えられない、、どうやったら覚えられるの?」
「自分にとって最も効率よく勉強できる方法を教えて欲しい!」
といった勉強方法の基礎の疑問でも、ぜひ気軽に質問してください!
絶対に行きたい大学がある受験生
逆転合格したい受験生
ぜひ一度、武田塾経堂校に来てみてください!
武田塾経堂校では指導経験豊富な校舎長が勉強の悩みに答えます!
武田塾に入塾するかどうか決めていなくても、受験相談は大歓迎です!
悩んで時間を無駄にしてしまうぐらいなら、まずは武田塾経堂校に相談してみましょう!
私立文系志望の方はもちろんのこと、難関国立大理系志望の方や東大理三志望の方まで、無料で受験相談をお悩みを解決します!
お申し込みはぜひこちらからお願いします!
武田塾経堂校
近隣エリア:世田谷区、杉並区、渋谷区
受付時間
【月~土曜日】15:00~21:00
開校時間
【月~土曜日】13:00~22:00
最寄り駅:小田急小田原線 経堂駅から徒歩2分
住所:東京都世田谷区宮坂2-19-6経堂ブルームビル4F
TEL:03-6413-0607
Mail:kyodo@takeda.tv