こんにちは。
小田急線経堂駅から徒歩2分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 経堂校」です!
前回のブログでは、文系の受験生が春休みに何に取り組むべきかを書きました。
今回は、理系の受験生が春季休業中にどの科目にどのように取り組むべきかについて書きたいと思います!
最優先すべきは数学
理系の受験生が最も優先的に取り組むべき科目は数学です。
なぜなら、理系大学・学部の一般入試では概して数学の配点が高めであり、それにもかかわらず偏差値を上げるのに時間と労力を必要とするためです。
武田塾の参考書ルートを科目別に見た場合に、
最も時間を要するのが理系数学、
次いで英語、3番目が文系数学となっています。
春休み期間中の数学勉強法
それでは、春休み中にどのように数学に取り組んでいくべきかを見ていきましょう!
春休み中の数学の学習は、高校範囲の数学をどこまで終えているかによって話が変わってきます。
数3まですべての範囲を終えている人
数学を数3まですべて終えていれば、高3になったら入試問題の演習を繰り返していくものだと思っている人が少なくありません。
ですが、これは大きな間違いです。
数3まで終えている高校3年生は、春には数学は
数1A、数2B、数3のやり直し
を行ってください。
つまり、次のレベルの問題集に進むのではなく、
今までやってきた参考書の内容の固め直し
を行ってください。
これを高3春に2か月程度かけてしっかり行うことが大事になります。
受験学年になることで、早く難しい問題に取り掛かりたい気持ちはよく分かります。
しかし、受験数学の基礎の部分にあるのは数学1A・2Bです。
これらに弱点を抱えたまま入試レベルの難しい問題をはじめてしまうと、後々に致命的な弱点となってしまうおそれがあります。
高校数学の範囲を一通り終えたという人でも、必ず3月、4月、5月で基礎部分の確認を徹底してください。
数3がまだ終わっていない人
理系を志望する人であれば、高校3年生になる春の時点で数1A、2Bまでは基本的には終わっていると思います。
ですが、数3が終わっていないという人は多いと思います。
理系志望の人については、
数3までを早めに一通り終えることがとても大事になります。
遅くとも6月末までには、数3全範囲の学習を終了することは必須になります。
高3の4月の時点で数3にほどんど取り掛かっていない人であれば、3か月で数3を一通り学習することになります。
これを達成するためには、
分厚い参考書、問題集には絶対に手を出してはいけません。
適切な難易度、適切な網羅率、適切な問題数
の参考書、問題集をやることが非常に重要になります。
数学を短めの期間で一通り学習する問題集として強くお勧めしているのが、
旺文社の『基礎問題精講』
のシリーズです。
『基礎問題精講』は、数1A・2B・3ともにそれぞれ130~200題程度の問題が収録されています。
分野的にも高校数学の各分野を漏れなく網羅しています。
難関大学の入試に向けた実戦的対策には、もっとレベルの高い問題集が必要にはなりますが、
「短期間で入試に必要な基礎を一通り学習する」
という目的に絞れば『基礎問精講』シリーズがベストでしょう。
学校や塾で『チャート式』や『Focus Gold』シリーズのような網羅的問題集を指定されている場合があります。
これらは短期間でやりきるのは正直ボリュームが重すぎます。
同じ分野で単純に問題数だけ比較しても、それぞれ『基礎問題精講』の2倍以上収録されています。
難易度の高い問題も少なからず収録されています。
このため、『チャート式』や『Focus Gold』シリーズを短期間で完走するのはなかなか大変です。
また、単純に問題集を1週するだけではその範囲を「完璧にした」というには不十分です。
できなかった分野をきちんと復習して、抜けや漏れをなくすことが肝要です。
それも含め、ある程度コンパクトで基礎的な問題集に取り組むことがオススメです。
次に優先すべきは英語
多くの受験生にとって、英語は避けることのできない関門となっています。
理系の受験生にとっても、それは例外ではありません。
それにもかかわらず、英語学習には手間と時間がかかります。
このため、英語への取り組みが早ければ早いほど受験を勝ち抜ける可能性が高くなると言えるでしょう。
理系のみなさんも今のうちから英語にコツコツ取り組むことで、入試でも、大学でも、就職活動でも、社会人になった後も有利になるでしょう。
英語の取り組み方
では、英語への取り組み方を具体的に見ていきましょう。
すべての基礎は英単語
まず最優先で取り組むべきは英単語の暗記です。
英語の成績が振るわない人の多くは、高3の春の時点で
英単語の暗記量が大学受験レベルから大きく遅れている場合が非常に多いです。
具体的には、『システム英単語』『ターゲット1900』『LEAP』といった単語帳で基礎からしっかり固めていくべきでしょう。
『鉄壁』や『リンガメタリカ』のような実戦的・発展的な単語帳に目移りする気持ちはわかります。
ですが、今の時期は「急がば回れ」の精神で基礎を固めていきましょう。
ちなみに、どれぐらいのペースで英単語を暗記していけば良いのかというと…
1週間で400単語
というのが武田塾では高3で英語の成績が振るわない人の最低ラインになります。
これでもまだ楽なほうです。
高3の夏休みの時点で英語が壊滅的な場合、
1週間で1000単語
の暗記をしてもらう場合があります。
1週間で400単語も暗記したことがない!
1週間で400単語なんて絶対に無理!
と思った人は甘いです。
武田塾では受験生なら
1週間で400個の単語を覚えるのは当たり前です。
これは、どんな人でもトレーニングによって達成できるものです。
どのようにトレーニングしていくのか、については…
文字で説明するには長くなりすぎてしまいますので、
ぜひ武田塾経堂校の無料受験相談を受けてみてください!
英単語の覚え方をはじめとして、様々な科目の勉強方法や勉強の悩みなど、カウンセリングの上で最適なアドバイスをいたします!
文法・構文・長文
英単語がある程度覚えられたら、英文法の勉強も始めていきましょう。
文法も、高校基礎からしっかりおさらいして抜け落ちや弱点を克服していくことが重要です。
英語が苦手な人は、高3のはじめでも『肘井学のゼロから英文法』などの基本的な英文法の参考書からスタートするべきです。
そのうえで、『NextStage』『Vintage』『Scramble』のようないわゆる「ネクステ系」の問題集や『ポラリス英文法』に移行していくとよいでしょう。
武田塾の英語カリキュラムでは文法が終わったら『肘井学の読解のための英文法』や『Solution』シリーズ、『英語長文ポラリス』等で構文解釈や長文読解の演習に進んでいくのが王道になります。
理科の先取り学習も大事
数学・英語に加えて、理科の先取り学習も少しずつ行っていきましょう。
特に理科の進度がゆったりした学校に通っている生徒さんは、授業で進んでいない分野を先に進めておくことでより大きな視点から受験計画を俯瞰することができるでしょう。
未修分野でも、共通テストレベルに立ち向かえる段階に持っていくと、今年一年進度や進捗であわてることが大分少なくなると思います。
特に、2次試験で理科が2科目必要な人については、
理科の先取り学習は必須となります。
理科の先取りにおいては、
『講義系参考書』と『基礎レベル~中レベルの問題集』
を併用しながら学習していくのが王道です。
物理を例にすると、
『橋元の物理をはじめからていねいに』や『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』のような『講義系参考書』を学習のベースとします。
そして、『物理のエッセンス』や『秘伝の物理問題集』のような基礎~中レベルを網羅する問題集を進めていくことになります。
おわりに
今回は、理系の新受験生が春休み中にどんな勉強に取り組むべきかを書きました。
まずは数学、次いで英語を優先的に進めていきましょう!
理科が2科目必要な人は、そのうちの最低1科目は積極的に先取りするのも必須になります!
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