こんにちは。
小田急線経堂駅から徒歩2分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 経堂校」です!
多くの高校で学年末の試験や卒業式が終わり、いろいろな緊張がほぐれてきた時期だと思います。
しかし、来年度の受験生にとっては今この時こそが受験のスタートラインです。
特に4月に高校3年生になる人にとって、3月と春休みは「高3の0学期」とも呼ばれるほど重要な時期です。
そこで今回は、文系の新受験生が
3月から4月にかけて何に取り組むべきか
について書いていきます!
最優先すべきは英語!
確かに、世の中には英語(外国語)を使用しないで受験できる大学・学部・入試形式が少なからず存在しています。
しかし、ほとんどの受験生にとって英語は避けて通れない道でしょう。
避けて通れない道にもかかわらず、英語学習には時間がかかります。
武田塾の標準ルートでも、
最も時間がかかるのが理系数学。
次に時間がかかるのが英語です。
このため、
文系受験生の皆さんが最優先で取り組むべき科目はズバリ英語です。
英語で最初に何に取り組むべき?
それでは、そんな時間のかかる英語学習に対して、どのようなアプローチで取り組んでいけば良いでしょうか?
はじめは単語から
英語に限らず、語学のレベルを上げていくためにはまずは単語力が肝要です。
たとえどんなに巨大な建造物であっても、究極的にはレンガやコンクリート、あるいは鉄筋や材木といった部品や部材から構成されています。
語学でも「小さな構成単位」の理解が弱ければ、話にならないのです。
したがって、「小さな構成単位」すなわち「英単語」をしっかりと固めていくことが大切です。
この時期は、いきなりレベルの高いもの(具体的には『鉄壁』や『リンガメタリカ』、『パス単準1級』)などに取り組むのではなく、
システム英単語やターゲット1900等、
あえて受験の基礎的なレベルから1回洗い直してください。
これには2つ理由があります。
1つ目は、自分で「基礎はバッチリ」と思っていても、意外と知識の欠けや偏り、あるいは抜け落ちがあることがあまりにも多いからです。
2つ目は、勉強をはじめたばかりのときは、
まずは比較的簡単な目標をコンスタントにこなしていったほうが習慣化しやすいためです。
文法も基礎的な分野から
大学受験の英語というのは、英検などの実用的な英語とは少し雰囲気が変わっています。
英語を日常的に使いこなすことが受験英語の目的ではありません。
複雑な英文を論理的に理解して読むことが求められます。
受験における英語というのは、受験生の間に得点差が生まれるような問題を作る必要があります。
したがって、得点差を作るために、より複雑な構造の英文が出題されることになります。
その複雑な英文を論理的に正確に解釈する基礎となるのが英文法です。
英文法が疎かになると、受験英語の学習では必ずつまづきます。
この基礎部分を、受験勉強のはじめの時期にキッチリと固めることが非常に重要となります。
武田塾英語ルートでは、高校英語の文法入門として『肘井学のゼロから英文法』をメインで採用しています。
この他にも『大岩のいちばんはじめの英文法』で高校英語文法の基礎を固めていくのも良いです。
これらの参考書が完璧になったら、『NextStage』や『Vintage』や『Scramble』、あるいは『ポラリス英文法』を用いてさらに英文法のレベルを上げていくことになります。
構文解釈・長文読解
ここまで単語・文法と取り組んできて、いよいよ少し長めの文章に取り組んでいくことととなります。
これが「構文・解釈」です。
構文・解釈をマスターしたら、いよいよ長文読解へと進んでいきます。
次に優先すべき科目は……?
それでは、英語の次に優先的に取り組むべき科目は何でしょうか?
これは、個別試験や二次試験で数学を使用するか否かで変わってきます。
数学――個別や二次で使用する場合――
私立大学の経済学部や国公立大学等、個別試験や2次試験で使用する場合は数学を2番目に優先してください。
理由は単純明快で、
英語に次いで学習時間を要するからです。
数学の勉強法
文系科目と異なり、数学をはじめとする理系科目は勉強時間の中でも問題演習の時間の割合が高くなります。
そのため、じっくり腰を落ち着けて取り組みたいのですが、
春休みをはじめとする長期休みはその絶好の機会です。
英語の勉強法でも述べましたが、
この時期はまずは基礎のおさらい・弱点のチェックに注力してください。
早い段階で洗い出してしまったほうが、後から埋め合わせるよりはるかにスムーズに勉強を進めることができます。
使用する参考書としては、やはり『基礎問題精講』シリーズがちょうどよい問題数であり、入試の頻出分野をちょうどよく網羅しています。
その一方、学校等で『チャート式』や『Focus Gold』といった網羅的問題集を使っている生徒さんも少なくないと思います。
その場合には、あえて全部を解き切るようなことはせず、例えば例題だけに絞るなどして
「適切なペースで学習範囲を総復習する」
ということに努めてください。
社会――数学を使用しない場合――
個別試験や二次試験で数学を使わない場合は、
日本史や世界史、政経や地理といった社会科目に力を入れましょう。
科目ごとにそれぞれ勉強法は異なりますが、
「学校の授業で進んでいないところも先取り学習を進める」
「共通テストレベルに取り組めるようにする」
という2段階の目標を定めるといいでしょう。
具体的勉強法――日本史・世界史の場合――
ここでは、選択者の多い日本史や世界史の例で説明してみようと思います。
・まずは通史を1週する
世界史・日本史に限らず新高3の皆さんは「学校の授業ではまだ進んでいない分野がある」というのが普通だと思います。
しかし、特に初学者にとっては
「主要な部分のみの大きな流れ全体を1周する」
ことが非常に重要になってきます。
このため、たとえ学校の授業で取り組んでいない分野でも、最後まで通して予習しておくことでその後の学習を有利に進めることができます。
深く理解しようとする必要はありません。
とにかく、薄くても良いので、全体を1周させておく
ということが非常に重要なのです。
武田塾のルートでは、本当にまっさらの初学者向けの参考書として
『世界史の勉強法をはじめからていねいに』
『日本史の勉強法をはじめからていねいに』
をそれぞれ設定しています。
どちらも合計300ページほどで、しかもマンガでビジュアル的にもわかりやすい構成となっています。
このような取り組みやすい参考書を
高3の早い時期に1周やっておくこと
が何よりも重要と理解しましょう。
・基礎的な分野のアウトプットを行う
日本史・世界史を筆頭に「暗記科目」とか「暗記モノ」と呼ばれる科目や分野があります。
その通称の通り暗記すればするほど(ある程度)点数には繋がるのですが、ここに大きな落とし穴があります。
それは「いくら重要事項を覚えていてもアウトプットの練習を怠っては伸びない」ということです。
アウトプット、すなわち「実際に問題を解いてみる」ということです。
自分では覚えた!理解した!と思っても、いざ問題を解いてみると、まったく歯が立たないのが普通です。
覚えただけで終わりにせず、すぐに問題に取り組むようにしてください。
ここで大事なのは、必ず
インプットの際に使用する参考書に見合った難易度・分量の問題集でアウトプットを行う
ことです。
インプットとアウトプットの問題集、参考書のレベルが合っていないと、学習効率は恐ろしいほどに低下します。
世界史・日本史で通史を一通り駆け抜けるというインプット方針の場合、
山川出版社の『スピードマスター』シリーズ
文英堂の『時代と流れで覚える!』シリーズ
などが質・量ともに見合ったものになるでしょう。
おわりに
今回は、文系の皆さんが春休み中に何に取り組むべきかについて書きました。
高校3年0学期とも呼ばれるこの時期、夏以降に向けての土台固めをしていきましょう!
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