皆さんこんにちは!武田塾経堂校です。
今回は、「ケアレスミスを減らすためには何に気を付ければいいのか」というお話です。
生徒さんに解いてもらった確認テストを採点していると、
解き方まできちんと理解しているのに、満点が取れなかった…
ということが非常に多いです。
その原因は”ケアレスミス”をしてしまうこと。
特に理系科目にはつきもののこの厄介者ですが、
「解き方は分かっているから次から気を付けよう」
と見過ごしてしまいがちなのです。
しかし、実際に小さいテストで失点しているということは、
学校の定期試験や、大学入試本番でも
ケアレスミスで点を落とす可能性が高いということです。
普段からケアレスミスをしない習慣を身につけておかないと、
本番の限られた時間内で解き終わらなければいけないというプレッシャーの中、
正確な回答を導くことは難しくなってしまいます。
では、ケアレスミスを防ぐためにはどうすればいいのか、
具体的に見ていきましょう。
よくあるケアレスミスとその原因
ケアレスミスとひとくちに言っても、さまざまな種類があります。
どのようなミスが起こりうるか、種類を知るだけでもケアレスミスの予防に繋がります。
以下にケアレスミスのいくつかの例を挙げてみます
計算ミス
ケアレスミスのといえば多くの人がコレを思い浮かぶような、ケアレスミス筆頭ともいえるものですね。
数学や科学の問題を解く際に、計算過程でミスが生じてしまうことによって起こるミスです。
演算ミス、符号の誤り、式の書き間違いなどが計算ミスにあたります。
こちらは頭の中やノート上で式を整理できていないことによって起こることが多いミスです。
英単語のスペルミス
母音のa,e,oを間違えちゃった。。
com- から始まる単語がごちゃまぜになっちゃう!
などが例に挙がるのがスペルミスになります。
三人称単数のsをつけ忘れちゃった。。
などもスペルミスではないですが、英語のケアレスミスとしては多く起きてしまうものではないでしょうか。
特に長い単語や似たようなスペルの単語が多い場合、スペルミスが発生しやすいです。
記憶違い・言葉の誤用
学習した内容を誤って覚えてしまい、正確な情報を思い出せないことがあります。
数学の公式や歴史の出来事や用語などで、
「どっちがどっちだっけ?」となってしまうのも
記憶違い(記憶の曖昧さ)から来るミス(失点)になります。
現代文や古文など国語の単語でも記憶違いや誤って覚えてしまっていることがあり、
そのまま進むと文章を間違って解釈し点数を落としてしまうことにも繋がります。
この場合はしっかりと正しい意味で単語・用語を徹底的に暗記・理解していく必要があります。
問題文の誤読や漏れ・抜け
設問や文章を正しく理解せず、問題の意図を誤って解釈することがあります。
「聞かれてることと違うことを答えてしまった...」
「条件を見落としていて答えにたどりつけなかった...」
などで問題文や指示に注意を払わずに重要な情報を見落としたり、
必要なステップを飛ばしてしまったりして点数を落としてしまいます。
このようなミスをしてしまう場合は、
しっかりと問題文の問われていることを丸で囲みしっかりと認識していく必要があります。
回答の記入ミス
こちらは普段の試験当日や模擬試験以外はあまり起こらない、当日特有のミスです。
解答用紙や記入欄に誤って答えを記入してしまったり、
計算の筆算でのミスや、選択肢の欄を誤って塗りつぶすことなどが挙げられます。
試験本番に時間がなくてそのようなミスが起こってしまうこともあるので、
模擬試験を受ける際にしっかりと時間を取ってひとつひとつ確認しながら受けましょう。
計算ミスを減らすための対処法
計算ミスを減らすためには、以下のいくつかの方法を試してみることが有効です。
慎重に計算する
とても当たり前な話ですね。。
ただ、慎重に計算をしていけば計算ミスが減るのは事実です。
急いで計算を進めると、ミスを誘発する可能性が高まります。
ゆっくりと手順を確認し、計算を正確に行いましょう。
メモや計算の整理
ややこしい計算になるとミスがでちゃう。。
という人は、メモや計算の整理を徹底すると良いでしょう。
複雑になるとミスが出てしまうというのは、
頭の中やノート上で式を整理できていないことによって起こるミスです。
そしてこのようなミスをしてしまう人ほど、
ノートは適当でもいいよねと思ってしまっていることが多いです。
もちろん頭の中で計算が整理できているからノートは汚くても正解できるという人はいます。
ただ、そのような場合でなければ、
・計算過程や手順をメモに書き出す
・ただの計算メモもなんの計算をしているのかを軽く書いておく
だけで計算ミスを減らしたり、発見しやすくなります。
二重チェックを行う
正直、計算ミスは誰にでも起こり得ます。
じゃあなぜ、点を確実に取れる人がいるか。
簡単ですね。しっかり見直し・二重チェックを行っているからです。
特に重要な計算や試験などでの計算では、二重チェックを徹底することが重要です。
試験中に二重チェックが時間がなくてできない...という場合は、
試験の時間配分の中に必ず見直しの時間を作り、その時間を守るようにしましょう。
チェックする際には、定数や単位も確認してみましょう。
特に理科では単位のミスが計算ミスに直結します。
普段の学習からチェックする癖をつけていないと本番もしっかりチェックできないので、
普段からしっかりチェックする癖をつけていきましょう。
単語のスペルミスの対処法
受験勉強において単語のスペルミスを減らすためには、以下の方法を試してみることが有効です。
単語リストを作成する
com- から始まる単語がごちゃまぜになっちゃう!
というようなものは、自分の中で記憶が整理できていないことで起こります。
その場合は受験に頻出する単語や重要なキーワードの中で、
自分が「混ざってしまうな」と感じるものをリストアップしましょう。
バラバラで出てくると同じように感じて混ざってしまいますが、
並べていくと違いがわかりやすくなっていきます。
そのリストを基に単語のスペルを繰り返し確認することで、だんだん違いを整理できていきます!
苦手な単語を繰り返し学習する
母音のa,e,oを間違えちゃった。。
というようなものは、暗記がしきれていないことで起こります。
単語のスペルを書き写す練習やフラッシュカードを使った復習など、
反復して単語を確認することでスペルの定着が図れます。
武田塾生であれば「暗記法を身につけるシート」を正しく活用すれば必ず暗記ができるようになるので、
やり方がわからない場合は講師の先生に聞いて実践してみましょう!
語源やスペルのルールを学ぶ
主要な語源を知ることも英単語の暗記に役立ちます。
例えば、「re」で始まる単語には「再び」という意味が入ってくることが多い。
これは接頭辞「re」に「再び」という意味があるから。
このような語源を知ると、暗記がしやすくなることがあります。
ただ、すべての英単語でこれを突き詰めてすぎるのは
・時間がかかりすぎてしまう
・言語なので例外が出てきてしまって完璧には体系化できない
などの理由で、受験生にはオススメはできません。
語源から暗記をしていきたい場合は、
あまり時間をかけすぎずに主要な接頭辞・接尾辞などをおさえていきましょう。
黒歴史ノートを作ろう!
武田塾チャンネルに、黒歴史ノートの作り方の解説動画があります。
この動画でも
ケアレスミスを軽く見てはいけない
ケアレスミスに気づくことが大切
どう間違えたか・どう修正するかが大事
ということが語られています。
同じミスを繰り返している人は成績伸びません。
今回を機に、黒歴史ノートを作ってケアレスミスを減らしていきましょう!
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