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【対策はいつから?何をすればいい?】小論文対策について徹底解説!

こんにちは、武田塾経堂校です!

今回は
小論文対策
についてお話させていただきます。

 

推薦だけでなく、
大学や学部によっては一般受験でも
多く使われる小論文ですが、

 

対策をいざやろう!となったとき
・どのくらいの期間で身につくのか
・どんな勉強法で進めるべきか
・何から手を付ければよいのか
など悩む方も多くいると思います。

 

一般受験の場合は、小論文だけでなく他の科目もあり
「いつ小論文の勉強をしたら良いんだろう」
という方もいると思います。

 

そんな方に向けて、
時期や勉強の仕方など、
小論文対策について徹底解説していきます!

 

小論文対策

 

 

 

 

 

勉強を始める時期

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まず小論文は

「一旦書けるようになれば期間が開いてもカンを取り戻すことはあまり難しくない」ので

できるだけ早めに対策を始めて

できるようになったら一旦やめて

秋頃に再び対策をして調整をする

くらいが理想的です。

 

 

ただ小論文は個人差が大きいです。

 

 

もちろん人によっては、

書けるようになるまで時間がかかるので

早めにスタートするほうが良いことは間違いありません。

 

慶應義塾大学を例に挙げると、

経済学部であれば比較的解きやすいので

3か月程度あれば戦えますが

法学部やSFCになると癖が強く

最低半年くらいはかかると予想しています。

 

高1生であれば

まずはしっかり現代文を勉強して

高3生の4月から小論文の勉強を開始すればバッチリです。

 

高2生の方は

少なくとも高3に上がった時点で

一度過去問を解いてみましょう。

 

そこで自分がどのくらい書けるのかを把握してください。

もし手も足も出ないのであればすぐ対策に取り掛かるべきです。

まったく書けないのに「夏以降から始めて半年で対策は終えよう」と考えてしまうと

半年で終わらなかった時が大変です。

 

 

ある程度書けるのであれば

秋から対策でも遅くはないですが

春と秋に分けて対策すると理想的です。

 

 

 

 

勉強の順番

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まずは

書き方のルールを覚えましょう。

 

内容を読み、要約して、

「自分の意見を要求される型で書いていく」ことを何回も繰り返し

毎週少しずつやっていくことで、ようやくできるようになっていきます。

 

 

まずは現代文をある程度のレベルまで上げて

その後、小論文の基礎的な教材に取り掛かるとスムーズに勉強できます。

 

 

それでだいたい半年くらいはかかります。

しかし一旦書けるようになれば

文章力はなかなかすぐには落ちないので

ある程度までレベルを引き上げることを意識して勉強しましょう。

 

流れとしては、

①過去問を解いてみる(高3生の場合)

②現代文の勉強(受験生など間に合わない場合は省略することになります)

③小論文の基礎

④過去問

という形になります。

 

急には上がらないので

コツコツ積み上げて力をつけることが必要です。

 

 

 

 

参考書の種類

本4

大きく分けて「書き方本」「ネタ本」の2つがあります。

 

 

「書き方本」について

ひと昔前は「YES」か「NO」で答える形式が多かったのですが

時代とともに様々な問題が出るようになり変化してきました。

 

 

場合によっては「読解問題」を問うものもあれば

「問題解決型」というタイプも増えてきました。

また型が複合されているパターンもあります。

 

 

よって、

パターン別の書き方+複合型

の解き方を身につける必要があります。

 

 

『主なパターン』

①文章読解型

②議論型

③問題解決型

④テーマ型

 

 

「ネタ本」について

過去問を実際に解いた結果、

どのような問題があるかを考えて

そのテーマに即した内容で

社会の教科書+志望している学部の系統の本

からネタを持ってくることをオススメします。

 

 

大学によって求められる人物像は違うので

自分でテーマの傾向を掴み、ネタを持ってくる

ことがポイントになります。

 

 

 

勉強を進める際のポイント

虎の巻

次に勉強法についてです。

端的に言うと、

①書き方の型を抑える

②いろいろなテーマでどんどん書いていく

ステップが大事になってきます。

 

①は参考書の書き方をしっかり抑えていけばよいのですが、

②は自学自習がとても難しいです。

 

添削を受けないと

自分が当たっているのか間違っているのか

分からないですよね。

 

 

自分の文章を自分で客観視するのは

なかなかハードルが高いです。

 

 

そこでまずは

「教えてもらう」より

「解答を見てもらう」ことが必要です。

 

 

小論文は

自分の解答が合っているのかどうかが一番判断しづらいし、
直せばいいところがどこなのか分かりにくい。

だから国語の先生などに見せて 客観視してもらうことが重要になります。

 

 

 

ダメな回答

驚いた犬

①結論がなにか分からない

よくあるのが、「質問の回答になっていない」というケースです。

例えば、

「あなたの考えを述べなさい」

なのに

「あなたの考えが書いていない」

場合があったりします。

 

 

要約はしっかり書かれていて「世の中はこうあるべきだ!」

とは書かれていても

「自分はこう考える!」

というのが書かれていなかったりします。

 

 

模範解答などを見ていただくと分かりやすいですが

一文目に結論が書いてあったりするので

そこに気付けるよう意識して勉強しましょう。

 

 

②字が汚い

これは人によるところもありますが、意外と大事になってきます。

 

キレイである必要はないですが、

誰でも読めるレベルで書いてください。

 

採点側も人間です。

・漢字が思いつかず平仮名でごまかす

・不確かな漢字を判別つきづらく書く

このような小細工は見ている側はすぐ分かります。

 

 

最低限、

人に読んでもらう解答であるということを考えましょう。

 

 

③日本語が文法的におかしい

よくあるケースで

接続詞が抜けているために一文と一文の繋がりがよく分からないことがあります。

 

 

また一文が長過ぎるケースもあります。

「。」で区切らず、

話が変わっているのに「、」で繋げてしまうケースです。

 

 

英語でいうSV関係が成り立っていないことがあるので

主語と述語を意識して解きましょう。

 

 

また、「~だ・~である」口調に

「~です・~ます」調が混ざっているのもNGです。

 

 

④記述内容の配分が悪い

例え話だけが長くて結論が少なかったり

課題の部分が長過ぎる文章など

「自分の意見で論じている部分が少な過ぎる」

文章はNGです。

流れを考えて組み立てましょう。

 

 

 

 

⑤課題に対して解決策が不十分

「ホントに!?それで解決するの!?」

「○○やったらどうなるの!?」

みたいにツッコミが入ってしまう文章です。

これは「反論を想定していない」がゆえに起きてしまいます。

 

だいたいの小論文は

課題を提示して

それに対しての解決策を示す

ことが基本ロジックです。

 

「その解決策をどう実現するか」

まで考えられていない人が陥るケースです。

 

 

以上がダメな回答になります。

 

これらの内容は書き方の参考書でも書かれていることが多いので、

自分まだ足りないなと思う方は書き方系の参考書に取り組みましょう。

 

 

まとめ

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全体を通して小論文ができない理由とは

「ルールを知らない」ことです。

 

小論文は

「どういう解答を書かないといけないのか」

「どういうことが求められているのか」

を分かった上で、

 

 

『よくあるテーマの解答をある程度ストックしておいて

自分の意見を肉付けして解答を作り上げる』

練習を繰り返していきましょう。

 

 

そして自分で添削をしてみて

書いた後に時間を置いて見直してみましょう。

書いた直後は解答に思い入れがあるので自己評価が高かったりします。

 

1週間くらい経って見ると

「こんな読みづらい文章だったのか!」

みたいになったりします。

 

同じテーマでも何回か書いてみることも効果的ですので

書き方を徹底的に身にしみ込ませましょう。

 

 

 

以上が小論文対策になります。

なにより敵を知ることが大事です。

相手を分析して最短で対策していきましょう!

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