こんにちは。
武田塾経堂校講師の細野です。
グローバル化が進むにつれ、英語にあまり馴染みがなかった日本でも、受験や就職活動において英語力が重要視される時代になりました。
他言語学習者なら誰もが一度は視野に入れる「留学」。
今回は、英語を学ぶ際に留学という手段を選ぶことのメリットを3つご紹介したいと思います。
目次
1. 「生きた英語」を身に着けることができる
2. メンタル面での成長
3. 進路選択においての視野拡大
1. 「生きた英語」を身に着けることができる
見出しでは「英語」と表記させていただきましたが、もちろん他の言語の場合も同様です。
英会話教室の普及や、義務教育下でのALTカリキュラムの導入以外にも、現在は日本にいながら、ネイティブレベルの講師陣の授業を受講することができる環境が整っています。
日本にいながら、低コストで英語を話し、使えるようになることが出来ればわざわざ留学に行く必要はありません。
しかし、それでもなお毎年沢山の日本人が留学へ行きます。
主な要因として、現地で使うことのできる、「生きた英語」の習得が可能である、という点があると思います。
留学へ行くと、周囲に日本人が居ない限り100%、24時間英語漬けの生活になるため、半強制的に英語の授業を受け続けていることになります。
海外留学を考える際に、多くの人が心配する「費用について」も、
比較対象ではありませんが、日本で受講する1時間の英会話教室に長年通い続けるよりも、一年間留学に行き、しっかりと英語を使えるようになって帰国したほうが投資利益率は高いのではないでしょうか。
とはいえ、海外への渡航にはお金がかかるし、まとまったお金が必要です。
しかし、学生の皆さんには留学支援奨学金や、学校からの交換留学等、沢山の選択肢があります。
英語を学びたいという強い意思がある学生さんは、一人ひとりに合った形で留学を検討してみてはいかがでしょうか。
次に、少し具体的な話をします。
現在の大学受験や就活の場面では、英語資格の提出が基本となってきました。
従来のようにただ文章題を解くだけではなく、4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)のすべての項目の能力が必要となります。
また、実際に英語を第一言語としている方とお話させていただく際に、実際に現地で使われている英語を使うことが出来ないと、意思疎通が図れない場合が多々あります。
たとえば、
"How are you?" の返しとして、殆どの日本人が決められたように復唱する、
"I am fine thank you, and you?" は英語圏の方々からすると少々おかしい答えだということは、ご存じの方もいらっしゃると思います。
私も高校時代に行った留学先で何度も、「日本の教科書で習得した英語」で恥ずかしい思いをしたことがあります。
極端な例ではありますが、一つ友人の面白いものを挙げさせていただくと、現地で初めてマクドナルドに行った友人が、
"Can I have a potato?" (訳:ジャガイモを下さい)と言って、店員さんたちの笑いを総取りしていました。※正しくは、Fries(訳:フライドポテト)です。
特にこのケース(ポテト事件)はよくあるようで、日本で使われている横文字をそのまま使っても伝わらないことは、私自身も何回も経験しました。
このように、他言語でコミュニケーションを取る際には、実際に使われている英語を使用しないと、円滑に意思疎通を図ることさえ難しくなってしまうのです。
だからと言って、間違った英語を話すことを怖がってしまっては元も子もありません。
学生時代の留学では、大事な商談をする機会も、会社を担う書類を英語で記入する場面もありません。
失敗することを恐れず、若い内から強い学習意欲をもって渡航することで
繰り返し現地の方や他の留学生に教えてもらいながら、
実際に会話の中で使える英語を学ぶことが出来ます。
このような理由から、学生時代の留学はとてもおすすめです。
2. メンタル面での成長
日本のような平和で恵まれた国で生活している私たちも、生きていると人それぞれ大変なことがあります。
しかし、海外で生活すると、日本で生活しているときでは考えられないような更なるハプニングや逆境が次々と起こります。
もちろん、ガーディアンや、留学生対応カウンセラー、ホストファミリーなど、自分たちの安全を守って下さる大人の方たちはいます。(※人や場所によって体制やシステムは異なります。)
しかし、いつでも自分の身を守れるのは自分ひとりという意識を忘れずに生活していないと、本当に思ってもみない、経験したこともない事件が必ず起きます。
留学先では、親元から離れ、自分以外自分を知っている人間がいない場所で一から人間関係を育み、できる限り他人に迷惑をかけずに自分の世話をしなくてはなりません。
そしてそれを全て英語のみで行うのです。
少し聞こえは怖いですが、早い段階で親元を離れて未知の世界で生活をすることで、
自分の境遇の再認識、親への感謝、他人へのリスペクト、逆境で生き抜く力など、
普段得ることのできない経験や感情を吸収して、
留学が終了した頃には、出発する前の何倍もパワーアップして帰国することが出来ます。
(もちろん、ずっと日本人留学生と一緒にいたり、引きこもっていたりするだけでは変わることはできません。)
このように、語学面だけではなく、精神面でも大きく成長することができるはずです。
3. 進路選択においての視野拡大
最後に、留学後の進路についてのメリットを紹介したいと思います。
今回は、留学経験を武器にした大学受験方法を紹介するというよりは、
留学を経験したことで、「将来の選択肢が広がる」という点に重きを置いて紹介していきたいと思います。
誤認されている方が多いのですが、残念ながら、1年や2年の留学では「帰国子女入試」を受験することはできません。
もちろんAO入試や自己推薦入試に留学経験を書くこともできますし、
留学で培った英語力を武器に、一般入試で戦うこともできます。
大学受験や就職活動において、留学経験は必ずアドバンテージになります。
しかしそれだけではなく、海外に足を運び、様々な人と自分のビジョンや考え方を共有することで、
将来についてより深く、広く考えることが出来ます。
また、日本人留学生も、殆どが自分自身で海外に渡るという意思決定をして来ているので、彼らの学習意欲や将来への向き合い方を見ていると少なからず自分も影響を受けます。
日本では、「高校卒業→大学に進学する場合は勉強し自分の目指す大学に入学→卒業後は社会で働く」というような流れが一般的ですが、一歩国の外に出ると、本当に様々な生き方をしている人と接することが出来ます。
学校は学びの場であり、少なくとも「職に就くための踏み台」ではありません。
私が最初に通っていた現地の学校には、15歳のお孫さんと一緒に通う60歳前後のおじいちゃんがいました。
最初は驚きましたが、私たちと同じように授業を受け、ランチを食べ、宿題をします。
彼も私たちと一緒で、自分の学びたいことを学びに学校に来ています。
留学先には、自分の学びたいこと、将来携わりたい事業など、自分の理想的な将来にたどり着くきっかけが落ちているかもしれません。
どの大学をめざしても、どの職業をめざしても、いつから始めても大丈夫です。
やりたいこと、好きなことがないという人でも、将来やりたいことが出来たときに多くの選択肢の中から選ぶことが出来るようにいい大学へ行ったり、自分のスキルを上げておくことは、後々後悔しないためにとても大事なことだと思います。
これからの可能性は無限なので、
自分の将来の道を大きく開くために、留学を考えてみることも一つの手段だと思います。
4. 最後に
今回は、留学をおすすめする理由3選を紹介させていただきました。
少しでも留学を考えている方のお役に立つことができれば幸いです。
志望校に絶対合格したい人は
ぜひ受験相談に来てください!
武田塾経堂校では受験生一人ひとりに合わせた、
「できるようになるまでの勉強法」を無料受験相談で教えています!
「どうやって受験勉強をするのか、何から始めていいのか教えて欲しい」
「志望校に逆転合格するために、何をしたらいいのか分からない」
といった、大学受験の合格に向けた勉強の悩みはもちろん大歓迎!
「英単語も英文法も全然覚えられない、、どうやったら覚えられるの?」
「自分にとって最も効率よく勉強できる方法を教えて欲しい!」
といった勉強方法の基礎の疑問でも、ぜひ気軽に質問してください!
絶対に行きたい大学がある受験生
逆転合格したい受験生
ぜひ一度、武田塾経堂校に来てみてください!
武田塾経堂校では指導経験豊富な校舎長が勉強の悩みに答えます!
武田塾に入塾するかどうか決めていなくても、受験相談は大歓迎です!
悩んで時間を無駄にしてしまうぐらいなら、まずは武田塾経堂校に相談してみましょう!
私立文系志望の方はもちろんのこと、難関国立大理系志望の方や東大理三志望の方まで、無料で受験相談をお悩みを解決します!
お申し込みはぜひこちらからお願いします!
武田塾経堂校
近隣エリア:世田谷区、杉並区、渋谷区
受付時間
【月~土曜日】15:00~21:00
開校時間
【月~土曜日】13:00~22:00
最寄り駅:小田急小田原線 経堂駅から徒歩2分
住所:東京都世田谷区宮坂2-19-6経堂ブルームビル4F
TEL:03-6413-0607
Mail:kyodo@takeda.tv