成績を上げるのに読書は必要か?
こんにちは!
大阪・樟葉で大学受験を目指すなら武田塾!!
武田塾くずは校、校舎長の高辻です。
今回は、「受験勉強における読書」についてお話していこうと思います!
読書のメリット
①脳の活性化に役立つ
読書は脳の神経領域を刺激すると言われています。
本の黙読は、視覚情報を処理する「後頭葉」や思考・創造性に関わる「前頭前野」など、
脳のさまざまな部位が活性化します。
さらに、本の音読も脳をさらに活性化させます。
音読によって活性化する前頭葉は感受性や自制心などに関係しており、
コミュニケーション能力の向上が期待できます。
コミュニケーション能力が高まると、相手の思いを感じ取ったり、
自分の考えを伝えるのがスムーズになります。
②ストレス解消になる
読書をしていて心が安らいだ経験はありませんか?
読書にはリラックス効果があります。
イギリスのサセックス大学の研究によれば、読書によりストレスが68%も低減することが分かりました。
これは、ストレスの解消法の中では驚くべき数値らしいのです!
読書のストレス解消法は読書療法(ビブリオセラピー)として実用化されています。
この療法は、ポジティブな思考にしたり、苦痛を緩和するなどの効果が期待できます。
③視野を広げることができる
読書には、視野を広げる効果もあります。
著者の意見に注目することで、自分以外の視点でものを考えることができるようになります。
「私はAという考えを持っていたけど、筆者のBという考え方もあるのか!」とか、
「今まで自分が考えたことがないようなところを著者は掘り下げてるのすごいな!」とか。
このような気づきが視野を広げていきます。
さまざまな角度から可能性を検討する力は、社会に出ても必要不可欠です!
④想像力に磨きがかかる
特に小説は想像力が鍛えられます。
たとえば、夏目漱石の『吾輩は猫である』の最初の一節。
「吾輩は猫である。名前はまだない。」
この表現から、
「しゃべる猫が主人公かな?」
とか、
「名前がないから捨て猫かな?」
とイメージが膨らみますよね。
文字から得られる情報から想像を膨らませたり考えを巡らせることで、創造力を鍛えることができます。
⑤知識・ボキャブラリーが増える
「正しい思考」をするためには、「正しい情報」を多くインプットし積み重ねておくことが欠かせません。
いざ問題に直面し、判断・解決しなければならない場面が訪れたとき、日頃から読書でインプットしておいた知識が強い味方になってくれるはずです。
読書には、語彙力(ボキャブラリー)が増えるというメリットもあります。
読書では知らない言葉に出会いやすく、新しい語彙を得られる機会が増えます。
そして、たくさんの活字に触れ、同じ言葉に何度も出会うにつれ、語彙を認知していきます。
このように得られる語彙を認知語彙と呼ばれます。
認知語彙の積み重ねで、その語彙を自分のものにできます。
読書が勉強に及ぼす効果
効果的なのは、「本の音読」です!
音読は「発声する」「自分の声を聞く」というプロセスを踏むことで
黙読よりも複雑な情報処理が必要になり、脳をまんべんなく刺激できると考えられています。
そして、音読の速度が速ければ速いほど、脳の活性化は加速すると言われています!
実際、学習効率を2~3割上昇させる研究結果が出ています。
とはいえ、1日何時間も読書をする必要はありません。
1日30分でも、継続できれば読書は効果があると言えるでしょう。
また、小説では「登場人物に感情移入してみる」こと、
それ以外の本は「筆者の考えに注目する」ことを意識して読書してみてください。
そのスキルは、現代文読解の助けになります!
まとめ
今回は、読書と勉強の関連性についてお話ししました。
「勉強の仕方が分からない!」
「志望校に受かるか不安!」
そんな皆さんは、ぜひ武田塾の無料受験相談(無料カウンセリング)で
お気軽にご相談くださいね!
~武田塾 くずは校のその他のブログ記事~
お問い合わせはこちらから!
武田塾くずは校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「授業を受けても意味ない気がする……」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます!
〒573-1106
大阪府枚方市町楠葉1丁目5-1
婦喜屋ビル 3階
〒611-0021
京都府宇治市宇治若森31-5
宇治タイセイビル 1階
〒573-0032
大阪府枚方市岡東町14-44
雲川ビル 4階
〒572-0042
大阪府寝屋川市東大利町14‐6
丸喜ビル 3F
〒570-0026
大阪府守口市松月町2-19
松月ビル 3階