みなさんこんちは!
京阪樟葉駅から徒歩5分、武田塾くずは校です!
みなさん、受験勉強の方は順調でしょうか?
新学期がスタートして落ち着いた時期だと思います。
この時期は中弛みしがちですが、ここで気を抜かぬよう、気を引き締めて頑張りましょうね!
早速ですが今回は「【焦るな】英語長文を春に始めるな?!【危険】」というテーマでこの春の時期に焦って英語長文に取り掛かるべきではない、という旨のお話をさせていただきます!
焦っている現役生、浪人生の中には、この春の時期から英語長文に取り組んでいる人がいるかもしれません。
しかし、それは本当に適切なのでしょうか?
今回はそんな英語長文に入るタイミングや、英語長文の前にしておく勉強についてお話しさせていただきますので、ぜひ最後までご覧ください!
また今回お話しさせていただいている内容は、武田塾チャンネルの下記の動画でもお話しさせていただいているので、よろしければこちらも合わせてご覧ください!
英語長文を春に始める人はどうなる?
英語長文をこの春の段階から解き進めるとどうなるのか、これが当ブログの結論になるのですが、浪人になります!
毎年多くの受験生が 「英語長文の比率が一番高いからこそ長文を早くやらないと」 というように、英語長文の前段階にある
・英単語/英熟語
・英文法
・英文解釈
これらを蔑ろにして英語長文ばかりを進めてしまう受験生は、結果的にあまり成績を伸ばすことができず、浪人せざるを得なくなってしまうのです。
ではなぜ英語長文の前に、基礎の勉強を仕上げることが大事なのでしょうか。
順番にお話しさせていただきます。
長文における英文法や英文解釈の重要性とは?
上述したように、多くの受験生が基礎を蔑ろにして英語長文を進めがちです。
そしてその多くの人は、
・「英語長文を多くの量読んでいれば、そのうちフィーリング読むことができるようになる」
・「多読こそ正義」
と思われていることかと思います。
しかし英語長文とは英文、一文一文で構成されています。
よって、その一文一文を正しく訳すことができなければ正しく読むことはできません。
そしてその一文を正しく読むために、英文法の知識が必要になるのです!
TOEICの満点を100回以上とっている、武田塾チャンネルでお馴染みの“もりてつ先生”がそう言うので、間違いないでしょう。
千里の道も一歩から?
上述したように、普段はかなりのスピードで英文を処理している“もりてつ先生”も受験生時代、英文法がわかって構文を振ることができるようになって初めて英語長文を正しく読むことができるようになったと言います。
“もりてつ先生”は現役、浪人と2度大学受験を経験していて現役時代は
・文法はあまりわからない
・解釈(構文)はそもそも勉強したことすらなかった
と言います。
それでも当時のセンター試験では「単語と単語をつないで読む」と言う手法で7割近くは取ることができたと言っていました。
ただ浪人をしてから英語長文を正しく読むことができていなかったことに気づき改善したと述べています。
このように実力者ほど解釈や英文法の勉強の重要性を知っているのです。
“千里の道も一歩から”というように、地道に基礎の勉強を積み重ねていくことの重要性が伺えます。
解釈や文法が分からないと解けない問題も多い?
英語長文を読む上での英文法や解釈の重要性については先述しました。
しかし、入試問題は英語長文だけで構成されているわけではありません。
私立大学であれば、
・英語長文における空所補充問題
・並び替え問題
・イディオムやその他の知識を問う、独立文法問題
が出題されます。
また国公立大学であれば、
・要約や理由説明等の、記述で説明させる問題
・英文和訳問題
が出題されます。
これらを解くためには、
・文法知識
・解釈力、構文の力
が必要なのです。
百歩譲って、英語長文の内容を雰囲気でなんとなく読むことができるようになり、共通テストは乗り切ることができたとしても、その先の私立・国公立大学の入試で必ず引っ掛かるようになっているのです。
取るべき問題、捨てるべき問題がわからなくなる?
確かに、
・MARCH
・関関同立
・早慶
上記のような大学は、かなり難解な、そして分量も非常にボリュームのある問題が出題されます。
そのため英語長文の勉強の重要性も頷くことができます。
しかしそれと同様に、難解な文法の問題も出題されます。
そして、不合格になる受験生の大半が多くの受験生が得点することができている問題を落としてしまっているのです。
この原因としては、文法の基礎的な参考書である
・『Vintage』
・『Next Stage』
等を完璧にすることができていないことが挙げられます。
一方で、これらの参考書を一通り仕上げた受験生であれば、
・必ず取らないといけない問題
・落としてもいい問題
の選別ができるのです!
よって後者の捨て問題を素早く見分けることで、本当に取らないといけない問題により多くの時間をかけることができるのです。
ここが基礎をしっかりと仕上げて合格する人と、英語長文と過去問だけで付け焼き刃の知識をつけて臨んだ結果、不合格や最悪の場合浪人を強いられてしまう受験生の分かれ道なのです。
今は焦るべきではない!!
ここまで基礎の重要性についてお話ししてきたように、この時期は焦って英語長文を読み進めていく時期ではないのです。
中には 「高校2年生の春までで色々勉強したから大丈夫だ!」 と言う方もいるかもしれませんが、急ぐ必要は全くないです。
4,5月、遅くても6月くらいまでは時間をかけても良いので、その間にしっかりと一文を正しく訳すことができるようになりましょう。
・一文を正しく訳すことができるようになった
・精読ができるようなった
ここまできて初めて英語長文に取り組みましょう。
そして復習や音読を重ねてようやく、速読を意識すればいいです!
今は焦らずに、じっくりと基礎を積み重ねていきましょう!
今回のまとめ
今回は「【焦るな】英語長文を春に始めるな?!【危険】」というテーマで、この春の時期に焦って英語長文に取り掛かるべきではない、という旨のお話をさせていただきました!
今回お話ししたように、この春の時期に焦って英語長文を読み進めていく必要はありません!
“急がば回れ”なのです。
もし英語長文ばかりに気を取られている、と言う肩がいれば、一度やめて、文法や解釈の勉強に戻ってくださいね!
当ブログを最後までご覧いただきありがとうございました!
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