目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
京阪樟葉駅から徒歩3分、武田塾くずは校 です!
今回のブログのテーマは「夏期講習がお勧めできない理由」です!
もう夏休みは終わっているころですが、今後冬期講習や高1・2生は来年度も夏期講習、何なら春季講習のある学校や塾も中にはあると思います!
そこで今回は、長期休暇の講習の注意喚起を行うとともに、その理由や受けた人の失敗例などもお話ししていきたいと思います!
以下でお話する内容は武田塾公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらも併せてご覧ください!
お勧めしない理由①謎の空白期間
まずはお勧めしない理由からお話ししていきます!
長期休暇の講習がお勧めできない理由の1つとして、講習を受けていると、普段の学校の学習内容に空白の期間を生んでしまい、そこで1か月も進捗がストップしてしまい、成績の伸びにつながらないからです。
例えば英文法で考えていくと、普通は最初に時制や関係代名詞を習い、その後すぐ仮定法に入れるはずなのですが、学校では大体長期休暇がここで入り、いったん講習での総復習に入ってしまい、進むのをやめてしまうわけです。
別に模試では高校生の学習時期に合わせ長文で出てくる文法を絞るなどが行われているわけではありません。
普通に仮定法は出てきます。
それだったら長期休暇に、普段部活などで自学自習する時間がない分、自分で学校の続きを進める方が時間を有効活用できていると思いませんか?
しかしここで講習をたくさん受けてしまうとこの貴重な時間が奪われてしまい、非常にもったいない事態になってしまいます。
お勧めしない理由②夏の予定が夏期講習で埋まってしまう
理由①で貴重な時間とお話ししました。
長期休暇がなぜ貴重な時間かというと、自由に時間が使えて、その分たくさん自分の勉強に時間を使えるからです!
そのはずなのに、特に理由もなくただ学校や塾の講習に申し込んでいては、学校に行っているときとそんな大差がなくなってしまい、もっと言うと朝から晩まで講習があるような人は、学校に行っている時より時間を奪われてしまうのです!
長期休暇以外の学校や予備校の授業の役割は「理解」つまり「わかる」ができるタイミングで、長期休暇はアウトプットをたくさんし、何も見ずとも「できる」の状態にするタイミングなのです!
それをまだ「わかる」の時間に費やしていては非常にもったいないです。
そもそも大前提として、授業を受けたからと言って模試などの成績が伸びるわけではないのです。
授業を受けそこから課題や、その解決法を見つけ実践することで、初めて成績はついてくるものです。
それなら初めから自分で課題を見つけ、あるいはいろいろな人に聞いて課題を見つけてもらい、自分でどんどん進めていく方が、みんなに合わせて進める授業より圧倒的に効率がいいと思いませんか?
ましてやただ講習を受けて勉強した気になっている人は本当に危険です!
これでは一生成績は伸びないです。
もし本当に受けるとするなら、学校の授業の延長や、受験生向けの普段学校では扱わないニッチな知識などを扱う講習であったらまだ受ける価値はありますが、ほとんどの講習が長期休暇前に扱った内容の総復習などで、時間の無駄になってしまうものが多いです。
自分で課題や情報を見つけインプットもアウトプットもガンガン行っていきましょう!
お勧めしない理由③目的がないままとりあえず講習に申し込んでいる
失敗例②で、まだ受ける価値のある講習として知らない内容を学べるなどを挙げましたが、このような講習に対する価値や目的などが定まっておらず、なんとなく講習に申し込んでいる人が受験生にはかなりいます。
このような人たちにはまず自学自習をして自分の課題を見つけ、そのうえでその講習が今の自分に必要なのか吟味したうえで申し込むようにしましょう!
この順番を取り違え、講習を受ければ何とかなる精神の人は受験生だけではなく親御さんにも多いです!
ぜひ今一度、親子で本当に必要かよく相談してみることをお勧めします!
そしてそもそもですが、勉強する気が全くない人は講習に行くことをお勧めします!
周りからの刺激や、自分の現状が把握され、自習する気になれるからです!
元から主体的に自習できる気合のある人は、講習を受けずに自習をガンガン進めましょう!
長期休暇の学校の補習
学校の先生の善意で長期休暇の補習が行われることがありますが、高1・2生はまだしも、高3生は受けている余裕はないと思います!
なぜかというと補習では受けている人みんなに合わせてしまっているからです。
ただプリントを解いて先生が解説して終わりというようなものは特にですが、これがたまたま自分のレベルに合っていたプリントや解説ならまだしも、ほとんどの人が必ずしもそうとは限らないと思います。
補習を受けるくらいなら自分に合った参考書を探しそれを行う方が、補習のように受け身ではなく主体的なため、記憶も残りやすく、理解度も効率も高いです!
受験生にとって最も大事なのは時間です!
「先生が『受けろ」って言っているし、受けてやるかー」というように情に流されて補習を受けている暇があったら、その補習を受けている時間、例えば1時間なら、その1時間で単語100個や、数学10問解けるかもしれないのです!
そしてこの1時間の差が合格に大きく影響をする場合だってあるのです!
また「この教科は苦手だから補習を入れよう」という思考もあまりよろしくないです。
なぜならほとんどの苦手な原因は単に努力不足、すなわちその教科にかけている時間が少ないだけだからです。
まずは覚えて解決できるならどんどん覚えるべきですし、自己分析して基礎を取り組んで解決するなら、それを自分で進める方が成績を伸ばすためには最速なのです!
講習や補習に来いと言われた時の対処法
学校によっては講習や補習が必須の学校もあると思います。
もし学校の先生に補習に来いと言われた場合は、補習を受けること自体が卒業に大きく影響するわけでもないので、申し込んで仮病する、内職するとなども一つの手だとは思います!
長期休暇は学校があるときの生活習慣や周りに受験生がいることによる勉強への意識を維持するのにはいい手段ですが、周りの人たちと自分では同じ志望校なわけではないので、その中でただただ講習を受けて終わりなのが本当に正しいかよく考えてみてください!
長期休暇の講習と長期休暇の参考書学習どちらが伸びるか
最後に「1か月講習を受ける」のと「1か月本気で自習する」の2つで、どちらが成績を伸ばせるかを考えていきましょう!
まず武田塾でお勧めする参考書を使って自学自習を進める方法なら、1か月でかなりのことができます!
まず英単語ではシステム英単語を1日90分やれば、共通テストで必須な1200個までは完璧にでき、文法でも1日90分あればNext Stageの800問ぐらいまでは完璧にできるはずです!
数学では基礎問題精講も1日3時間やれば1か月で149問を完全制覇できるはずです!
何が言いたいかというと、このような基礎的な参考書を1教科2~3時間取り組むだけでも、約1か月で基礎的な内容をマスターできてしまうのです!
共通テスト、特に数学のような教科であれば、この基礎的な内容を理解しできる状態にしているだけで、問題が解けて、成績に直結していきます!
逆にこれで講習を1か月受けていた場合、確かに理解できるものは増えたかもしれませんが、自学自習に比べ圧倒的にその量は少なく、習ったからと言って成績が急に伸びるわけではありません!
それよりは「この参考書を1か月で終わらせる!」と決め、講習は本当に必要なものに絞り、残りの時間を自学自習の時間としてフルに活用してください!
まとめ!
今回は 長期休暇の講習や補習をお勧めしない理由 についてお話していきました。
何度も言いますが受験生にとって一番大事なのは時間です!
そしてその時間を有効活用し成績を伸ばす方法は、講習や補習ではなく、自分の課題を見つけ自分に合った参考書を進めきることです!
講習は目的意識をもって、自分にとって本当に必要か吟味したうえで選ぶようにしましょう!
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