- はじめに
- ①文化史
- ➁史料(資料)問題
- ➂庶民の生活に関する問題
- ④テーマ史
はじめに
こんにちは!京阪樟葉駅から徒歩3分の枚方市の塾/予備校武田塾くずは校です!
みなさん受験勉強ははかどっているでしょうか?
日本史で苦戦している人はいませんか?
今回は「共通テスト日本史 満点の壁」をテーマに扱います!日本史は共通テストの対策をしないと、8割で止まってしまう人が多いです!
「覚えたらいいんでしょ!」と思いがちですが、意外と壁があるという人は必見です!!
この辺りを勉強したらちゃんと点数を取れるようになる、満点も見えてくる、ということを4つのポイントに分けて話していきます!
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらも併せてごらんください!!
ポイント① 文化史
まず1つ目は文化史です!文化史はよく多くの人が忘れがちです。
図説をよく見る!
共通テスト(センター試験)は写真問題が大好きなので、写真をしっかり見ておくことが大事です!
仏像の写真やお寺の写真、絵の写真など...写真で見た時にちゃんと特定できるようにしておいてください!どの仏像がどれやらみたいなごちゃごちゃになっている人は、写真で答えなさいみたいな問題では「終了。」となってしまいます。文字だけで覚えても意味がないということです。
写真問題は図説が最強です!!
全部カラー写真+ちょっとした解説も書いてあります!勉強するときに図説を横に置いて、文化史の単元が来たら、ビジュアルも併せて確認するという癖をつけておくと、だんだん脳に刷り込まれていくと思います!
また、文化史において重要なのが、「必ず何文化かというのを意識すること」です!
細かい仏像の名前は正確に覚えていなくてもいいです。雰囲気さえわかればいいです。一番大事なのは、問われている写真の内容が何文化に属するのかを把握することです。飛鳥文化や天平文化...といった感じです。時代の同ジャンルで答えられれば攻略できるので重要です!問題はシーズン分けで問われるわけです!
その他おススメ教材
図表よりももう少しコンパクトにやりたいという人には、金谷先生シリーズの『共通テストはこれだけ!日本史B!』という参考書があります!
文化史のところだけをピンポイントに対策するのがおススメです!文化史は、普通の問題集を使うと細かいところまで載っています。しかし、共通テストはそこまで細かい文化史はあまり出題されません。主要なものだけしっかり覚えておくのが大事です!
「WEB玉塾」というのもおススメです!これは鉄人 玉先生によるアニメーション授業です。学びエイドやYouTubeでも上がっています。
例えば、明治時代・昭和時代の文化を歌で覚えることができます!各ジャンルや各時代ごとにセットで覚えるという勉強です!単調な情報が文化史では多いので、無理やりでも意味合いをつけていった方が覚えやすいと思います。
ポイント② 史料(資料)問題
2つ目の壁は史料問題もしくは資料問題です!これらは両方苦手にしている人が多いです!
実際、武田塾の塾生の中には、「史料(資料)問題出てきたらピンチです!!」みたいに苦手意識がある人も一定数います。知らない情報が出題されると、焦って適当に選んでしまい、間違えることが多いです!
答えは書いてある!
史料(資料)問題については、答えは書いてあります!みんなが知らない知識なので史料(資料)を載せて出題しているのです。現代文や古文に近いものだと思って、書いてあると認識して取り組んでほしいです!
史料問題で、「古文できないんで解けないです...」という受験生がいます。
確かに古文が読めた方がより読みやすいというのはあると思います。しかし、文章や元となっている文献みたいなもののキーワードに着目して反応できることが大事です!元号などのキーワードから、「あの時代のことか!」とわかります。元号を使った事件の名前が日本史では多いです。
「あれ?このワードって暗記していたような気がする...」「このワードを使っているということは、あの事件の資料なんじゃないか??」と特定さえできれば、全文を現代語訳しなくても解ける問題はあります!
冷静にどこを見ればその解答根拠に気づいたのかは、慣れてくれば難問ではないことが多いのです。ビビらずに慣れていきましょう!
ポイント➂ 庶民の生活に関する問題
次は、「庶民の生活に関する問題」です。みんなが使ってるであろう『金谷の「なぜ」と「流れ」がわかる本』からは省かれています!!しかし、共通テストでは頻出です!
日本史というとイメージするのは政治や外交が多いですよね。
でも、「鎌倉時代の庶民の生活は○○でした」、「室町時代の庶民の商業は□□でした、農業は△△でした」というのが共通テストではたくさん出ます!!ここはきちんと押さえておくべきです!
あとは、日本史を勉強している人にとっては、庶民の生活は地味な部分でおもしろくないので出題されないと思いがちです。忘れずに対策しましょう!!
ポイント④ テーマ史
最後は、テーマ史です。具体的には、教育の歴史・社会主義の歴史・女性の人権の流れなどがあります。
例えば、社会主義のテーマの場合、登場人物がマイナーなため名前や顔が思い出しづらいです!その地味なテーマ史で差がつきます!!
テーマ史で教科書や参考書を見ていくと、「ここ狙われたら嫌だな」というところがあると思います。そこをちゃんと潰しておくべきです!そのためには、過去問で苦手分野を炙り出して、単発的ではなく流れを通して学ぶことが大切です!
私大志望の人は、『実力をつける日本史100題』という参考書がおススメです!
共通テストでそこまでやりこむ人は少ないので、自分で意識的に苦手だなと思う分野は縦に学んでいきましょう!テーマ史の中でも「思想」は苦手な人が多いので要注意です!!
まとめ
いつまでも自分の好きな「一問一答」ばかりやっていると、7割止まりのままそれ以上上がらないということになってしまいます!!この時期はアウトプットを増やしながら抜けてるところを詰め込んでいく作業をしましょう!
頑張ってください!!
武田塾では無料受験相談も行っています、ぜひお問い合わせください!