『青チャート』『Focus Gold』、今からでも間に合う?
こんにちは!
樟葉駅から徒歩3分、武田塾くずは校です!
今回は、
高3生・浪人生が、今から『青チャート』『Focus Gold』を始めても間に合うのか?
そしてどうすれば入試までに間に合うのか?についてお話します!
青チャート着手前に要注意!
青チャートを学校で使っている方、結構多いのではないでしょうか?
しかし、実際青チャートを完璧にしている人はほとんどいません。
理由としては、問題数が多すぎる、コンパス5レベルは難度が高すぎるといったことが挙げられます。
そのため、武田塾では『基礎問題精講』の学習をお勧めしています!
『青チャート』『Focus Gold』はどのくらいのレベルの人向け?
青チャートはやめたほうがいい人
高3生、浪人生がこの時期から青チャートを始めるためには、前提があります。
数学が苦手な人が今から始めると、最後まで終わらず、消化不良になってしまいます。
難易度1~2(コンパス1~2個)の問題で易しい問題でも太刀打ちできない状態なら、
・『数学1+A 基礎問題精講』
・『やさしい高校数学』
・『数学1+A 入門問題精講』
上記の3冊の学習をお勧めします!
この3冊が難しければ、青チャートには手を出さないほうがいいです!
青チャートがおすすめの人
一方で、難易度1~2の問題はそこそこ解け、3もある程度解けるレベルなら、
青チャートを始める意義はあります!
その際意識すべきことは、その参考書で何を身につけたいか?ということです。
目的がないまま参考書をこなしても、十分な成果は得られません。
つまり、青チャートを隅々まで完璧にする必要は一切ありません!
多くの問題のパターンに触れるために、まずは例題を演習しましょう。
青チャートやFocus Goldなどは、例題が大変充実しているので、例題を完璧にするだけでもとても力が付きます!
下手に演習量を多くするよりも、例題だけでも完璧に走りきることが最も大切です!
その後、もう少し多くの問題をやりたい時、フォローとして練習問題を追加でやりましょう!
問題集の進め方
問題の取捨選択
例題のなかでも、難易度は1~5の5段階あります。
そのため、志望大学・実力に応じて、問題の取捨選択をしましょう!
最上位のレベル、つまりコンパス5の問題は、入試問題のなかでも応用問題レベルにあたります。
そのため、数学で周りと差をつけたい!という人以外は、手を出さない、もしくは後回しにしましょう!
まずは、難易度2~3レベルを1問も落とさないくらいまで徹底的に演習をこなしていくことが大切!
まとめると、青チャートやFocus Goldは、基礎を固めるもの、という認識でいましょう。
基礎固めが終わったら?
青チャートの難易度2~3レベルが完璧になったら、入試問題の演習をこなしましょう!
使用する参考書としては、
・『国公立標準問題集 CanPass 数学』
・『実践 数学重要問題集』
の2冊をお勧めします。
問題集をやる際に意識すること
上記のような問題集は問題数が多く、1周するのに大変時間がかかります。
そのため、取り組む際は、何周もしない前提でやりましょう。
問題集は何度も繰り返すほうが良いのでは...?と思う方もいると思います。
確かに、繰り返しやるほうが効果的な場合もあります。
しかし!ここで言いたいのは、
とにかく1周すればオッケー!ということではなく、
繰り返さなくて済むようにする、といううことです。
1~2年生の場合、まだ問題集を周回する時間はあります。
でも、高3生や浪人生にそんな時間はありません!
青チャートの進め方
その1
繰り返さなくて済むようにするためには、どうすればいのでしょうか?
1つ目の方法としては、1回のやりこみを深くし、得るものを多くすることです。
具体的には、間違えた問題をその場で復習し、次の日、3日後、1週間後に、確認をするのが良いと思います。
次の日には、解答を見ずに解けるかを、そして3日後、1週間後には、解法が思いつくかだけを確認しましょう。
解法を思い出すだけなら数分でできてしまいますよね!
2度と解かずに済むようにしよう、という意識を持ちながら復習をしましょう。
特に大事なことは、ただ解けるだけでは意味がない!ということです。
全く同じ問題でなくても、パターンや解法が同じ問題が出てきたときに、
今まで解いた問題で得た知識を使いまわせるか?ということが大切です。
1つの問題だけでしか使えない知識は、入試では全く役に立ちません。
蓄えた知識をどうやって応用するかを常に意識しましょう!
その2
青チャートなど、分厚い参考書を進める際は、
いつまでに、何題終わらせるかを具体的に決め、計画を立てましょう!
この計算をせず、だらだらと青チャートをやっていると、
「青チャート終わるの冬やん!」
「青チャートだけで入試を迎えちゃった!」ということになりかねません!!
では、どのくらいのペースで進めればよいのでしょうか?具体的には、
夏が終わるまでには、解くべき問題(難易度1~3程度)をすべて解き終わった状態に持っていきましょう。
夏に入る前に終わっていれば、夏に志望校の過去問に触れる時間を取れるため、理想的だと言えます。
「自分のペースだと、1日数学に〇〇時間使えて、〇〇時間だったら□問は完璧にできる!」
「青チャート1+A、2+B、3をやろうと思ったら、全部で△もんあるから、☆月までなら◇レベルの問題は間に合う!」
「9月からは入試の演習に入りたいから、青チャートは夏までにけりをつけよう!」
というような、逆算と計算をしよう!
こうすることで入試までに間に合わせることができる!
臨機応変さが重要!
用途に分けて参考書を使い分けよう
入試の出題構成によって、
・1+A、2+Bは『青チャート』
・3は『基礎問題精講』
といった風に、参考書を使い分けるのも一つの手だと思います。
自分に残された時間と自分のキャパシティーをよく考え、使う参考書を選びましょう!
まとめ
数学が苦手、時間があまりない、という人には、青チャートはあまりお勧めできません。
しかし、やるべき問題を見定めて、計画を立てて取り組めば、必ず力が付きます!
やるからには、絶対に仕上げるぞ!という気持ちでやりましょう!
どうしても自分では甘くなってしまう・・」
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