古典文法は何が大事? 古典文法の目標について考えよう!!
こんにちは!
京阪樟葉駅から徒歩3分!
武田塾くずは校です!
今回は、どんなことを意識しながら古典文法を勉強していくのか
についてお話します!
高校の授業で古典を習う人や
大学受験で古典が必要な受験生が多いと思います。
「こんなことに着目して古典文法を勉強しよう!」
といった内容をお話しするので、
古典の成績が伸びず悩んでいる人や、現代語訳が苦手で出来ない人は
ぜひ参考にしてください!!
古典文法で覚える4つのポイント
まず初めに、古典文法で
「絶対に覚えてほしい!」「出来るようになってほしい!」
というポイントについてお話しします!
古典文法を覚えるにあたって、
以下の4つのポイントが重要になります!
①意味
②接続
③活用
④意味の使い分け
では、これらのポイントはどこで学習できるのか、
どの参考書を使って学べるのか、
気になる受験生も多いですよね。
そんな受験生のために!
古典文法の4つのポイント(①意味 ②接続 ③活用 ④意味の使い分け)を
おさえるためのおすすめの参考書をご紹介します!!
それがこちら
↓ ↓ ↓
古典文法が学べるおすすめの参考書
ステップアップノート30 やさしくわかりやすい古典文法 古典文法スピード・インプット
これらが古典文法の勉強におすすめの参考書です。
しかし、ここで重要なポイントがあります!!
参考書を買うと、問題の部分を一生懸命解く人が多いですが、
古典文法に関して大事なのは問題ではありません!
問題はオマケだと思ってください!!
大事なのは
4つのポイント(①意味 ②接続 ③活用 ④意味の使い分け)を
覚えきることです!
では4つのポイント(①意味 ②接続 ③活用 ④意味の使い分け)を
覚えきるとはどのようなことなのか、例を用いて具体的にお話ししていきます!
古典文法の勉強で大事なこと①
先ほどお話ししたように
4つのポイント(①意味 ②接続 ③活用 ④意味の使い分け)を
覚えることが重要ですが、
①意味、②接続、③活用は学校のテストなどで
たくさん出題されるので、
しっかり覚えている人が多いと思います。
では、古典文法の勉強で何が重要なのか...
盲点となっているのは④意味の使い分けです!
ただ、「意味の使い分けが大事」とだけ言われても
結局何をどのように勉強すればいいのか、あまり分かりませんよね。
ということで、意味の使い分けとは何なのか、
どのように使い分けたら良いのか、例を挙げてお話ししていきます。
〈例〉
助動詞:る・らる
意味:受け身・可能・自発・尊敬
「る・らる」の4つの意味を言える人は多いですが、
この意味を言えるだけでは、古文の現代語訳は出来ません。
古典のゴールは古文の文章を読むことです。
古文の文章で、「る・らる」が出てきたときに
「受け身・可能・自発・尊敬」のどの意味かを
見分けられないと文章の訳を間違えてしまいます。
見分けるポイントはすべて、上記の三冊の参考書に書いてあります!
特に、問題の上に書かれていることが多いです。
「古典文法スピード・インプット」では
問題の別冊に詳しくまとめてあります。
動詞・助動詞・助詞の意味を覚えるだけでは
文章を読み解くことは出来ません。
「どこに注目して意味を見分ければよいのか」
各参考書のまとめの部分を使って
見分けるポイントを合わせて覚えましょう!
意味の見分け方・判別の方法をおさえることが重要です!
ただ問題集を解いているだけの人は、
1番重要なことが覚えられていないので気をつけてください!
古典文法の勉強で大事なこと②
次に大事なポイントは
識別できるようになるということです。
「意味の使い分け」と「識別」って
一見同じようなことだと思いますよね。
しかし、両者にはこんな違いがあります。
先ほど紹介した「る・らる」は
同じ文法テーマ(助動詞)の中での4つの意味の使い分けでした。
ここでいう「識別できるようになる」とは、
動詞や助動詞、助詞など
様々な異なるテーマ同士が交わったときに
同じ言葉でも見分ける必要があるということです。
では、様々な文法テーマが交わるとはどういうことなのか、
こちらも例を挙げてお話していきます。
〈例〉
「なむ」
「なむ」は色々な文法テーマ(動詞、助動詞、助詞)が交わっているので
どの文法テーマが使われているか、識別する必要があります。
「なむ」の識別
・係助詞の「なむ」
・願望の終助詞「なむ」
・完了の助動詞「な」+推量の助動詞「む」
・ナ変活用動詞の未然形+推量の助動詞「む」
「なむ」は意味の種類が多く、識別が難しいと
感じている受験生も多いのではないでしょうか。
これらの見分け方もすべて参考書に書いてあります。
しかし、そこを読んでいない人が多いです!!
そのため、1番よく出る識別が出来ないまま、
古典文法を終えている受験生が多くいます。
重要なポイントの部分を読み飛ばしている受験生は
もう一度戻って、しっかり読みましょう!!
意味の使い分けと同様に、
どの文法テーマが扱われているのかという
識別まで出来るようになることが大切です。
これらのことを古典文法の目標としてください。
大事なのは問題を解くことではありません!
最低限覚えることは
意味・接続・活用です!!
これを覚えているという前提で、
さらに意味の使い分け・識別まで出来るようになると
古典文法は一人前だと言えます!
訳も分からず、活用法を暗記するような勉強法は、
古典文法の勉強において意味がないので、しないようにしましょう。
活用を覚えることはもちろん大切ですが、
「どういうふうに意味を使い分けているか」
「どのように様々な文法テーマを識別していけばいいのか」
といったことも重要になってくるので、
しっかりと勉強しましょう!
「意味の使い分け」と「異なる文法テーマの識別」が
出来るように勉強すると、古典文法の問題が一気に
解けるようになります!!
まとめ
古典文法で覚える4つのポイントは
①意味・②接続・③活用と特に④意味の使い分けが重要です。
動詞・助動詞・助詞の意味を覚えるだけでなく、
テーマごとの識別も合わせて出来るようになりましょう!
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