様々な学校の生徒を見てきた武田塾だからわかる！
高校タイプ・偏差値別に勉強の注意点を紹介します！
高校生の皆さん、勉強頑張っていますか？
「頑張っているよ！」という人、もしかしたら
「学校の中では頑張っている方だけどほかの高校の人と比べたら
全然頑張っていない方」かもしれません。
高校でも時間の経過とともに偏差値の差は出てきますが、
それでも学校全体の偏差値から見ると、
共通して注意すべき勉強方法が出てきます。
今日は、高校の偏差値別に勉強の注意点を確認しましょう！
高校の偏差値別 勉強の注意点は？
以下で言う偏差値は、あなた個人のではなく学校全体の偏差値です。
ウェブ上などに掲載されている数値のことです。
高校受験をした人・3年制に通う人・6年制に高校から編入した人
偏差値55以下の高校
中学内容からやり直しましょう。
中学内容は高校の勉強、ひいては大学受験の前提となるものです。
大学入試レベルの勉強をするためには、
まず中学内容を完璧にしなければいけません。
今、急に中学全範囲の実力テストをやったら、満点取れますか？
英語で言えば、武田塾は英語の勉強の最初の1冊として
「大岩のいちばんはじめの英文法」をお勧めしています。
でも、中学内容が曖昧な場合は
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」から始めましょう。
数学で言うなら「やさしい中学数学」です。
高2生の人は、「今更中学まで戻るなんて…」と思うかもしれませんが、
中学内容が不十分な状態で高校の勉強を頑張ったところで、
基礎ができていないのですから完璧に理解することはできません。
偏差値55～65くらいの高校
中学内容の完成度は科目によってまちまち、という人が多いです。
高校受験の時、科目によって点数の差が大きく、
得意科目で不得意科目をカバーして
なんとか合格できた、という記憶のある人もいるのではないでしょうか。
得意科目は高校内容からの勉強で問題ありませんが、
苦手科目は中学レベルからやり直す必要があります。
このくらいの偏差値だと地方では進学校として扱われることも多いので、
「中学内容からやり直す」というとプライドにかかわるかもしれません。
でも、志望大学に合格するために必要なことです。
部活・定期テスト・学校行事で忙しくても、
スキマ時間を見つけて少しずつ確実に勉強を進めていきましょう。
偏差値65以上の高校
このくらいの偏差値帯の学校に通っている人は、
中学内容はマスターできている場合がほとんどです。
やり直すとしても高校入門あたりからで大丈夫でしょう。
中高一貫校（6年制）に通う人
中高一貫校は小学生で受験するところですから、
通っている高校には小6時点での学力が反映されていることになります。
ただ、高1・2生になるまでに同学年の中で学力差はかなり広がっているでしょう。
偏差値55以下の高校
基本的には高校受験をした人と同じです。
中学内容から復習しましょう。
中高一貫校のデメリットのひとつは「高校受験がない＝中だるみしやすい」
ということですが、小6時点でさほど偏差値が高くなく、
かつ中だるみしていると大学受験の勉強としては危機的な状況になります。
「自分はあまり勉強していないんだ」ということを自覚しましょう。
偏差値55以上の高校
学年上位に食い込めている人は、
油断せずにそのまま高校内容を固めていけば
基本的には大丈夫でしょう。
補習などのサポートが手厚い学校も多いと思うので、
フル活用して順位をキープしましょう。
学年で真ん中あたりより下の成績の人たちは、
たとえ高校自体の偏差値は70だったとしても、
中学内容からやり直しましょう。
中高一貫校には「高校受験」がありません。
中学内容の総復習をしないまま
高校生になってしまったということなので、
中学内容や高校入門レベルの内容に抜け漏れがあることが予想されます。
たとえ県内1番の進学校に在籍しているとしても、
自分自身の成績を冷静に見直し、素直にやり直すことが大切です。
進学実績を知ろう
皆さん、自分の高校の過去の進学実績を知っていますか？
あなたの志望大学に合格した人は何人いて、
それよりさらに上の大学に合格した人は何人でしょうか。
旧帝大や早慶を目指す人であれば、
すべて合わせて学年の10％もいないことが多いのではないかと思います。
つまり、志望校に合格するためには
学年の上位10％以内にいなければならないということです。
「○○高校に入ったのだから○○大学も行けるだろう」と
思いがちですが、そう甘くはないことを進学実績から実感してください。
偏差値70の高校に通っている人へ
難関高校に通っている皆さんは、もしかしたら
すでに大学入試の過去問をやっているかもしれません。
学校で配られたからであったり自主的にであったり、
始めたきっかけはともかくとして
発展問題ばかりやりすぎて基礎を疎かにしてはいませんか？
伸び悩んでいる人は、英語なら単語や文法などの
基礎をもう一度徹底的にやってみましょう。
「今更」と思わず、基礎をどれだけ素直にやり直せるかが
今後の伸びを左右します。
最後に・・・
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