南山大学に合格するためには絶対に確認すべし!
南山大学に受かるための傾向と対策を紹介します!
東海地方トップレベルの私立大学である南山大学。
特に”語学系”の学部が非常に人気で、
東海地方の受験生でも
多くの方が志望する大学となっています。
今回は、武田塾桑名校が
南山大学の2023年最新版偏差値・対策を中心に紹介します!
【最新版】南山大学の偏差値・入試傾向と対策を紹介します!
南山大学は、愛知県に本部を置く私立大学で、
略称は「南山大(なんざんだい)」や「南山」です。
1932年に設立した旧制南山中学校を前身に、
1946年に旧制南山外国語専門学校を経て、
1949年に南山大学となった歴史ある大学です。
国際交流も盛んでキャンパス内では留学生と
コミュニケーションをとることもできます。
南山大学の基本情報
南山大学はどこにあるの?
住所:〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
アクセス:地下鉄名城線「八事日赤」駅より徒歩約8分
または地下鉄鶴舞線「いりなか」駅1番出口より徒歩約15分
南山大学の学部
南山大学には8学部18学科あります。
詳細は以下の通り!
外国語学部 英米学科
スペイン・ラテンアメリカ学科
フランス学科
ドイツ学科
アジア学科
人文学部 キリスト教学科
人類文化学科
心理人間学科
日本文化学科
国際教養学部 国際教養学科
法学部 法律学科
総合政策学部 総合政策学科
経済学部 経済学科
経営学部 経営学科
理工学部 ソフトウェア工学科
データサイエンス工学科
電子情報工学科
機械システム工学科
特に注目なのが外国語学部。
かつては外国語専門学校だった経緯もあり、
教育体制や留学制度が整っています。
南山大学の学部ごとの偏差値
南山大学の偏差値と入試難易度
※偏差値は2023年11月1日時点での数値となります※
<外国語学部>
英米学科:55
スペイン・ラテンアメリカ学科:50
フランス学科:47.5
ドイツ学科:50
アジア学科:50
<人文学部>
キリスト教学科:47.5
人類文化学科:52.5
心理人間学科:55
日本文化学科52.5
<国際教養学部>
国際教養学科:55
<法学部>
法律学科:52.5
<総合政策学部>
総合政策学科:52.5
<経済学部>
経済学科:52.5
<経営学部>
経営学科52.5
<理工学部>
ソフトウェア工学科:45
データサイエンス工学科:45
電子情報工学科:45
機械システム工学科:45
学部・学科によって難易度は変わってきますが、
南山大学は”語学系”に力を注いでいるので
外国語学部や国際教養学部を目指している受験生はもちろん、
それ以外の学部を志望する人も
特に英語をしっかり仕上げておきましょう!
南山大学の主要科目の入試傾向と対策
南山大学の英語の入試傾向と対策
全問マーク式で、
全学部で文法・語法問題、空所補充、長文読解が出題されます。
加えて、全学統一入試および
人文・経済・経営・法・総合政策・理工学部では正誤問題もあり。
また、外国語・国際教養学部ではリスニング問題も出題されます。
この傾向は近年、ほぼ変化はありません。
細かい語法を問われる問題も出題されますので、
文法・語法についてはかなりしっかりと対策する必要があります。
長文は1題だけですが、
内容一致問題、英文を挿入する場所を問う問題、
空所補充など様々なパターンの問題が出題されます。
対策としては、文法・語法の対策を徹底的にやること、
様々なジャンルの長文に触れること、
リスニングが必要な人はリスニングの対策も怠らないこと。
文法の対策には
まず「大岩のいちばんはじめの英文法」、
その後「Scramble」「NextStage」などで
語法も含めて徹底的に演習しましょう。
英語に関しての他の記事でも毎回紹介していますが、
ただ「問題が解けるだけ」では意味がありません!
大事なのは、
「なぜその選択肢が正解なのか」「なぜほかの選択肢は×なのか」を
説明できるようにすること。
入試問題で「これは仮定法の問題です」「これは不定詞の問題です」
と教えてくれるはずはないので、
自分で判別できるようにならなければいけません。
長文の教材でおすすめは
『英語長文ポラリス2』
『TheRules3』です。
ただし、長文は単語・熟語・文法語法・英文解釈をマスターした後に取り組むものです。
基礎が不十分なのに長文をやっても力はつかないので、
焦らず基礎から積み重ねていきましょう!
リスニングに関しては、「1度しか読まれない」ということが注意点です。
共通テストでは2回読まれる問題もありますが、
南山大学は1度きりなので1度でしっかり聞き取れる力を身につけましょう。
リスニング力は短期間で身につけることは難しいので、
早い時期から、定期的に練習しておくことが必須です。
南山大学の国語の入試傾向と対策
南山大学の国語は大問5構成であり、
大問1~大問3が現代文、大問4が古文、大問5が漢文となっています。
大問4と大問5は選択であるため、
古文か漢文のどちらかを用いて受験することができます。
文章量自体は多くありませんが、
小問数が多いため、
過去問を用いて”時間内に解ききる”練習が重要です。
問われる問題も空欄補充、漢字、内容正誤、傍線部説明…など
基本的な問題が中心に出題されています。
問題の難易度はそこまで高くありません。
古文でも同様に
古文単語や古典文法など
基本から着実に固めていくことにより、合格点が見えてくるかと思います。
漢文も同様に
漢字の読みや意味、句形をきちんと暗記することで
十分に合格点が取れる試験になっています。
オススメの南山大学レベルの参考書は
『現代文ポラリス①』
『古文上達45』
『漢文マーク式問題集』
になります。
上記の参考書は南山大学の過去問を解く前に行なうものであるため、
”基礎が固まっている”前提の問題集です。
いきなり上記参考書から手を付けるのはNGです。
南山大学の数学
南山大学の数学は学部によって大きく変わるのが特徴です。
まず、人文学部などの選択制の数学の場合、
数学Ⅰ・数学Ⅱのみからの出題という、かなり珍しい範囲での出題となります。
こちらの数学の場合、頻出単元は”関数”になります。
数学Ⅰでの二次関数や三角比、数学Ⅱの高次方程式、指数・対数関数、微積
など、関数をメインで対策を行っていくと良いでしょう。
大問2構成で十分に時間もあり、
かなり基本的な問題が多いため、
『基礎問題精講』を用いて
典型問題を押さえて対策を行なえば十分に合格点が取れる試験となっています。
次に経済学部が受験するB方式については
出題範囲が数学ⅠAⅡBとなり、
通常の文系数学の範囲から出題されます。
大問3構成で、大問1が小問集合、大問2と大問3がそれぞれ1テーマ出題となります。
頻出単元は上記の関数の他、確率、数列、ベクトルになります。
問題難易度としてはそこまで高くはないため、
こちらも上記同様に
『基礎問題精講』を用いて
典型問題を確実に解ける状態を作っておけば、
合格点が臨める試験となっています。
1問にかけられる時間が多いため、
丁寧に記述・考察を行いましょう。
最後に理工学部などの理系数学は数学ⅠAⅡBⅢから出題され、
大問3構成で試験時間が90分となっています。
大問1が小問集合で、大問2と大問3が1テーマ出題となりますが、
基本的には大問3が数学Ⅲの積分が出題されています。
頻出単元は
微積・数列・ベクトル・確率になります。
特に微積においては毎年出題されているため、
数学Ⅱと数学Ⅲの微積は丁寧に学習すると良いでしょう。
大問1題につき30分時間をかけることができるため、
比較的にゆとりのある試験となっています。
問題自体もそこまで複雑な出題はなく、
基本問題の典型問題が多いため、
こちらも数学Ⅲまでを
『基礎問題精講』を用いて
典型問題中心に学習していくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
南山大学に合格するのは決して簡単なことではありませんが、
基礎をきちんと固めて過去問演習をすれば
今高1・2生の人は十分合格の可能性があります。
『他の科目はどうなんだろう』とか
『南山大学を目指すのにこの参考書は合ってる?』とか、
聞きたいことはお気軽に武田塾桑名校までお問い合わせください!
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