高１・２生の皆さん、
英語の勉強ははかどっていますか？
定期テストはそこそこ得点できるのに実力テストや
模試では成績が悪くなる、という人いませんか？
ドキッとしたそこのあなた！ 今回は、そんなあなた
に知ってほしい英語の勉強方法をご紹介します！
高1・2生にオススメの英語参考書ルートはこれだ！
前提として…
まず、どんな参考書・問題集でも解いて答え合わせを
するだけでは意味がありません。
武田塾ではいつも塾生の方々にお話ししていること
ですが、正答・誤答の根拠、解き方や考え方の
プロセスを自分の言葉で説明できるくらいまで
マスターすることが必須です！以下に挙げる参考書・
問題集はすべて、「完璧」を目指して何度も
周回しましょう！
これを完璧にしよう！
英単語
おすすめは「システム英単語Basic」。
緑の表紙の単語帳です。
これを何度も繰り返し、「いつ、どの単語をテスト
されても２秒以内に和訳が出てくる」ようになるまで
覚えましょう。
大学入試の英語は文章量も問題数も多いので、
単語ひとつの訳に５秒もかけてはいられません。
長くても２秒、できれば１秒以内に訳が出てくる
ようにしたいです。
青い表紙の「システム英単語」を学校でもらった人も
いるかもしれませんが、その場合は１～1200番を
同じように完璧に覚えましょう。
「システム英単語」の1200番までは、
「システム英単語Basic」と同じ内容です。1201番
以降は難関大学を目指すならば必要になってきます
が、高1・2生の間はいったん置いておきましょう。
英文法 参考書
まずは「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」。
英文法における基本の5文型や、学校で習うテーマを
理解できる1冊です。
ただし、高1・2生で「大岩のいちばんはじめの
英文法」を100％理解・吸収できるほど参考書を活用
できる人は多くありません。そこで、「大岩」の後は
ドリル形式の問題集をやってみましょう。
英文法 ドリル――英文を作る
「大岩のいちばんはじめの英文法」の次にやるべき
1冊目は「高校基礎 英文法パターンドリル」。
これは、参考書で学んだ内容をもとにしながら自分で
実際に英文を作ってみることで、英文の構造を学べる
問題集です。
高校生が使う文法の問題集は「Next Stage」や
「Scramble」などがメジャーですが、実は4択式の
問題集は高1・2生が扱うには少しばかり難易度が高い
のです。
問題を解くこと自体はもちろんできますが、そこから
知識を得ることが難しい。だから、まずは英文を作る
練習が必要になります。
英文法 ドリル――読解
英文を作る練習を終えたら、今度は「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」に
行きましょう。
これは和訳をメインとした問題集です。
「この文法の時はこう訳す」ということを徹底して
学べる、タイトルに恥じない問題集です。
ここまでマスターできたら、学校で受験する模試など
でも「あ、読めるようになってきたかも」と
実感できてくるはずです。
英文法をさらに深める
5冊目は「関正生の英文法ポラリス１ 標準レベル」です。
これは4択式の問題集ですが、上記の4冊を完璧にして
いる人なら効果的に活用できます。
もちろん、解く際には「自分の言葉で解説できる
くらいまで理解する」を意識して！
文法の確認
「関正生の英文法ポラリス１ 標準レベル」が
終わったら、今までの内容が身についているか
確認しましょう。
その際に使うのが「関正生の英文法ファイナル演習ポラリス１ 標準レベル」。
これの特徴は、問題がテーマ別になっていないこと
です。「今は不定詞の単元だから、多分これが正解
だろう」とか「今は分詞構文の単元だからこの選択肢
は違う」とかの解き方ができないのです。
このファイナル演習を解いてみて正答率が50％以下に
なるようであれば、それは今までの学習が十分に身に
ついていないという証です。もう一度、前の参考書に
戻って解答の根拠や考え方を説明できるまで理解
しなおしましょう。
英文解釈
文法をある程度身につけられたら、「大学入試 肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本 必修編」です。
これも今までの参考書・問題集と同じく、目指すべき
完成度は「自分で説明できるレベル」です！
英文解釈――長文に入る前に徹底しよう！
「肘井学のゼロから…」の後にいきなり長文読解に
入ると、まだ解釈方法が十分に身についていない
可能性があります。そのため、まずは「入門 英文解釈の技術70」か「入門英文問題精講」の
どちらか1冊をやりましょう。どちらも英文解釈を
実践的に学べるので、長文に入る下準備が丁寧に
行える教材です。
まとめ
１，早く始めればその分時間をかけられる！
２，スモールステップで着実に英語力を育てよう！
３，英文解釈まで終わったら次は長文だ！
今回ご紹介した計8冊は、いわば段差の小さな階段
です。英語や勉強そのものが苦手な人も、
このスモールステップで1段ずつ進めば、
長文読解に必要な単語・文法・解釈などの幅広い力を
着実にものにできるはずです。高3生になってから
ここまでじっくりやる時間はなかなか取れないので、
早いうちから始めましょう。
今回の内容はYouTubeでもご覧いただけます！
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