三重大学は三重県の国公立大学で、
地元の方からは通称「三重大」として
親しまれています。
県内・県外問わず人気のある大学で、
特に環境や教育に関して力を入れています。
今回は、三重大学の学部・偏差値・
入試傾向について徹底紹介します!
三重大学について
アクセス方法
【所在地】
三重県津市栗真町屋町1577
上浜キャンパス
【交通アクセス】
近鉄江戸橋駅から徒歩15分
津駅東口から三重交通バスで約15分
※参照:三重大学HPから引用
三重大学は最寄駅から少し距離が有り、
交通アクセスは良いとは言い難いです。
しかし、最寄り駅の江戸橋駅は
近鉄本線であるため、電車の本数も比較的
多くアクセスのしやすさは十分と言えます。
三重大学の学部
・人文学部
・教育学部
・工学部
・医学部
・生物資源学部
三重県内の受験生だけでなく、東海地方や近畿
地方の受験生にも人気のある国公立大学であり、
多くの高校で合格実績が掲載されています。
また、
生物資源学部は全国的にも珍しい学部です。
公害を経験した三重県にある唯一の国立大学と
して環境問題に対する研究も盛んです。
そんな生物資源学部は4つの学科に分かれており、
・資源循環学科
・共生環境学科
・生物圏生命科学科
・海洋生物資源学科
の学科が存在します。
得点率・配点比率と偏差値
共テ得点率と二次配点比率
学部 | 共通テストボーダー |
2次配点比率 |
人文学部 | 61%〜70% |
33~40% |
教育学部 | 46%〜73% | 19%~47% |
工学部 | 62%〜73% | 35~48% |
医学部 |
58%〜88% |
看護学部35% 医学科33~54% |
生物資源学部 | 60%〜71% | 26~29% |
※学科・入試日程によって異なります。
共通テスト得点率と個別得点比率については、
三重大学は医学部を除いて共通テストで6~7割ほど
取ることが必要になってきます。
特に、教育学部ではコースによって必要科目や
ボーダーが変わってくるので最新の情報を調べて
おきましょう。
三重大の二次配点比率は、
ほとんどの学部が半分以下となっています。
共通テストでいかに高得点を取るかが
重要になってきます。
特に、看護学科や生物資源学部は
二次配点比率が低いため、
共通テストの対策を十分に取ったうえで
二次試験の対策を行うことが重要になります。
三重大学の偏差値
人文学部:52.5~55
教育学部:47.5~55
医学部:47.5~65
※看護学科47.5、医学科65
工学部:47.5~55
生物資源学部:47.5~55
(2024年5月23日時点)
※偏差値は河合塾Kei-netより
三重大学の入試傾向と対策
三重大学の国語 入試傾向
三重大学の国語は大問4構成で
試験時間は100分であり、
大問1,2が現代文、大問3が古文、
大問4が漢文となっています。
基本的に、問題文も読みやすく、
設問も基本的な事項が多く問われています。
論述に関しても標準レベルです。
武田塾のルートで言うと、
地方国公立レベルまで仕上げれば十分に
対策が可能です。
おすすめの対策問題集は、
『CanPass 現代文』
『CanPass 古典』
です。
論述問題を安定して点数を取ることが出来るかが
周りの受験生と大きく差をつけられるポイントに
なります。
基本的な設問が多いため、
基本を確実に積み上げた勉強が重要になります。
三重大学の数学 入試傾向
三重大学の数学は入試傾向が最近になって変わり、
大問3構成で試験時間は120分です。
大問1はどの学部も小問集合の問題で、
高3全統記述模試の大問1のような形式です。
難易度はそこまで高くなく、頻出単元として
『ベクトル』『三角関数』『確率』です。
大問2と大問3は、主として
『数列』『微積』『複素数』が頻出です。
試験時間に対して、問題が多いこともなく
落ち着いてしっかりと考えながら取り組む
ことが可能です。
三重大の問題難易度は標準ですが、医学部の
問題は一部やや難易度が高い問題もあります。
おすすめの対策問題集は、
『文系の数学 重要事項完全習得編』
『文系の数学 実践力向上編』
です。
基本的には、こちらの参考書が終了したら
過去問演習を行なえますが、
数学を得点源としたい場合は
追加で応用問題集に取り組むと良いです。
三重大の数学は誘導が比較的丁寧なので、
部分点を取る解答の仕方や
基本的な問題を絶対に落とさないように
対策を講じていく必要があります。
2次試験での出題範囲に関しては、
「旧課程履修者にも配慮した出題とします」とのみ公表されています。
三重大学の英語 入試傾向
三重大学の英語は大問3構成で
試験時間は80分となっています。
全学部共通問題です。
問題傾向としては、
大問3つとも読解問題で
空所補充、内容正誤、整序問題、
英借文問題、和訳問題など
基本的な設問があります。
難易度は標準的で、読みづらい英文等ではなく
問題も丁寧に英文を読解すれば、
難なく答えられる難易度となっています。
長文トピックの頻出テーマとして、
『教育問題』『環境問題』
の2つとなっています。
二次試験としては珍しく、
英作文の配点比率が高くないため、
読解問題対策を十分に行い、
基礎的な問題を落とさないようにしていけば
合格点が見込めるでしょう。
説明問題が多いため、日本語の記述力を
磨いていきましょう。
おすすめの対策問題集は、
『CanPass 英語』
です。
長文問題の対策をしっかりやりましょう。
まずは基本的な問題で得点化できるように
しましょう。
これらが終わった後は過去問演習に入り、
自分に足りない部分を細かく分野別で対策
していくと十分合格が見えてきます。
三重大学の理科 入試傾向
三重大学は医学部医学科、工学部、
生物資源学部において理科の二次試験が
設けられています。
それぞれ、物理、化学、生物ともに
大問5構成で
試験時間は医学部のみ2科目で150分
工学部と生物資源学部は1科目90分です。
問題の特徴としては、
いずれも標準的な問題が多く、
偏りは特になく、幅広い分野から
出題されています。
時間的には、医学部がやや厳しく、
解ける問題を確実に解いていくことが重要です。
物理はほとんどが空所補充の問題で、
たまに描図や論述が必要な問題があります。
化学は、知識問題がやや細かく、
広範囲で丁寧に暗記事項を押さえていく
必要があります。
生物は記述、論述問題が多く、
字数制限を設けた論述対策は必須です。
おすすめの対策問題集は、
『重要問題集 化学・化学基礎』
『大森徹の生物 記述・論述問題の解法』
です。
ここで紹介した参考書をここまで取り組めば、
十分に戦える実力が付きます。
注意点として、
これらの参考書を取り組む前に
・基本事項の理解が完成している
・基本的な典型問題は全て解ける
という状態になっている必要があります。
そのため、理科も同様に
“基礎から積み上げた学習”が重要になり、
応用問題ではなく、基本的な問題に時間を
割いて対策することが重要です。
三重大学に合格するためには…
ここまで、
三重大学の学部・偏差値・入試傾向について
述べてきました。
総合的にみると、三重大学は
基礎レベルの問題を正確に解いていき、
入試傾向に合わせた対策を行なっていく
ことが重要です。
よく受験勉強をする際にこのような方がいます。
・受験は難しいものだから、難しい参考書を使って勉強する
・今紹介された参考書をとりあえず使って勉強する
・地方国公立大学だから、武田塾の地方国公立レベルの参考書をとりあえず使う
このような方…
全部NGです!!
なぜならば、
自分の今のレベルに合った参考書を
使う必要があるからです!
さらに!
レベルの合った参考書を使っていても
成績はなかなか伸びません。
正しい参考書を正しい勉強法で行なっていくことで
成績は上がっていきます。
武田塾桑名校では、
あなたに学力を上げるための
正しい勉強方法を教える塾です。
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