受験勉強は高1から行なうとかなり有利であることを知っていますか？
今回は国公立に合格するために今から取り組みたい勉強について紹介します！
現在高校1年生のあなたは
志望校に向けて受験勉強を進められていますか？
「まだ高校が始まって1年も経っていないから慣れてから始める」
「そもそも高1だから志望校も決まっていない…」
などなど
そもそも”受験”というワード自体
何ソレ？という方が多いのではないでしょうか？
その考え方危険です！
実は現在高校1年生の方は
学校からも案内されているとは思いますが
”新課程”で勉強していく1年目の世代になります。
つまり
受験期になると
・過去問がない
・先輩たちの合格ラインがあてにならない※場合によります
・共通テストが変化する
など
誰もが経験していないテストに変わるため
入念に対策を行なう必要が或るのです。
そのため、
高校3年生の段階では
そういった対策に時間をかけて欲しいため
高校1年生から受験勉強を行っておきたいのです。
今回はそんな高校1年生のあなたへ！
今から取り組むべき受験勉強について紹介します！
高1生必見！国公立大学に合格するために今から取り組むべき勉強
そもそも新課程ってどれくらい変わるの？
新課程での変更点は細かいところを見ると
たくさんありますが、
現時点で高校1年生が押さえておきたい変更点は3つです。
①数学ⅠAⅡBⅢに新たに数学Cが追加へ
②日本史Aと世界史Aが統合され歴史総合という科目へ、地理Aが地理総合となり、どちらも必修に
③情報Ⅰが必修となり、共通テストでも出題される
以上の3点です。
①数学ⅠAⅡBⅢに新たに数学Cが追加へ
数学Cが復活するという事で
新課程における1つの大きな話題に上がりましたが、
2012年以前の数学Cとは異なるため注意が必要です。
2012年以前の数学Cでは「行列」を学習しましたが
新課程の数学Cでは
数学ⅠAⅡBⅢから一部の単元を抽出し
それを数学Cとしたものが多いです。
抽出された部分には主に
「統計」が入ってきます。
どちらにしても勉強する分量が増えたという事になります。
②日本史Aと世界史Aが統合され歴史総合という科目へ、地理Aが地理総合となり、どちらも必修に
こちらも波紋を呼んだ変更点ですが
最も大きい部分としては
日本史Aと世界史Aが統合し、歴史総合となった部分です。
当然学習する量も増え、覚えるべき量も圧倒的に増えます。
また共通テストにおいても
日本史B、世界史B、地理Bがそれぞれ
「日本史探求」「世界史探求」「地理探求」
という学問に名称変更され
より身近な生活と絡めた
いわゆる「思考力を問う問題」を扱う科目となることが
予想されています。
現高校1年生は上記含めた2点だけでも
大きな負担になることは間違いありません。
③情報Ⅰが必修となり、共通テストでも出題される
こちらが国公立志望の方にとっては
最も負担になると思いますが
『情報が必修化となり、共通テストでも新たな1科目として追加される』
という点です。
情報の共通テスト出題形式については
既にプレテストとして公開されていますが
主に「プログラミングに関するアルゴリズム」「統計的な数値の扱いと味方について」
が問われているような試験内容でした。
非常に重い科目ではないですが
国公立を受験するとなると
共通テストのみでしか使わない科目が1科目増えるため
現課程の高校生と比べて
共通テスト対策を早めに行なう必要があります。
これら3点の変更点を踏まえたうえで
今から取り組むべき勉強はどうすれば良いのかを紹介します！
新課程を踏まえて今から取り組むべき勉強
今から取り組むべき勉強① 英語の基礎を固める
新課程になったからと言って
現課程の高校生と大きく勉強法が変わるという事はありません。
国公立を志望している方でまず意識をしたいことは
『英語の基礎を固める』という事になります。
英語という科目は文系・理系問わずで
課される科目であり、なおかつ配点も大きい科目となります。
そのため、
”いかに早い段階で英語の基礎を固められるか”
という部分が重要になります。
英語の基礎を固めるには
かなりの時間を要します。
そのため、受験学年になって焦らないようにするためにも
高校1年生から英語の受験勉強を行っておきたいところです。
よく受験相談をしていると以下のような質問を受けます。
「小学生の頃から英会話を習わせているので英語は大丈夫だと思います」
「英検を2級まで取ったので、基礎は大丈夫だと思います」
これらは大変危険な考え方になります。
まず前提として
”英会話と大学受験の英語は別物です！”
確かに英会話の経験を活かせる部分はあると思いますが
国公立の場合はまず共通テストを受けますが、
この共通テストは
『長文の分量が多いため、基礎を非常に丁寧に固めていないと間に合わない』
という試験になっています。
また英検2級を取得している場合も同様のことが言えて
”英検2級を取れたからと言って共通テストで点数が取れるかは別です！”
こちらも問題点は上記同様で
やはり共通テストで点数を取るためには
・基礎を完璧に固めること
・共通テストの問題形式に慣れておくこと
以上の2点が重要になります。
そのため
①英単語
②英文法
③英文解釈
④長文演習
の4つの勉強を完璧にしておくことが重要です。
それぞれの勉強について詳しい進め方を知りたいという方は
ぜひ武田塾桑名校までお問い合わせください！
今から取り組むべき勉強② 数学の基礎を固める
上記でも述べた通り
数学は勉強しなければならない分量が増えるため
数学の基礎を固めていく必要があります。
現時点では特に
『数学ⅠAの基礎を固める』という事に
注力してください。
理由はいくつかありますが、
新課程版の数学ⅡBの問題集が未発売であること
が大きな要因です。
上記でも述べた通り
そこまで大きく変化するというわけではないため
旧課程版の数学ⅡBを先取り学習として
進めていっても大きな問題はないかと思いますが
統計的な部分に関しては
新単元であるため旧課程版では対応しきれないです。
そのため、
新単元も含めて完璧に出来る
”数学ⅠAの基礎”を固めていきましょう！
オススメの参考書としては
『入門問題精講』『基礎問題精講』
になります。
注意点としては
どちらも新課程版が発売されているため
そちらを購入し、学習を進めてください。
詳しい参考書の使い方を知りたい。
どういった部分をポイントとして押さえていけばよいか知りたい
という方は
ぜひ武田塾桑名校までお問い合わせください！
高1生が国公立大学に合格するためには…
ここまで
国公立大学に合格するために今から取り組むべき勉強について紹介しました。
紹介した通り
それぞれ対策を意識して勉強を取り組むことも良いですが
それだけでは合格することは難しいです！
確実に成績を伸ばし、
合格するためには自分のレベルに合った参考書を
“正しい勉強法で取り組んでいくこと”が
大切になります。
授業を聞いただけでは「わかる」という状態までしかならず
「出来る」という状態にはなりません。
「出来る」という状態にするためには
自分で勉強を行なっていく必要があります！
例えば
1度授業を聞いただけで
共通テストの問題を解くことは出来るでしょうか？
多くの方が厳しいと思います！
基礎からの積み上げた学習を意識して
自分で勉強を行なうことで答えられるようになります。
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