理系への進学を考えている方でこんな疑問を
持っている人、いませんか?
理学部と工学部、何が違うの?
今回はそんな疑問にお答えします!!
何を学ぶの?
理学部
理学部とは…
「世の中の様々な自然現象を理論的に解明し、
それを証明する学部」です!
0の知識から1の知識を作り出すこと、
つまり、
自然科学の新たな基礎・基盤を作るための学問です。
そのため、
理学部では、高校で学んだような理科や数学を
更に深く、専門的に学んでいきます!
各分野でのさらなる学問発達のために、
「基礎研究」をひたすら行う感じです。
具体的には、
・この現象はなぜ起こるのか
・この物質はそもそも本当に必要なのか
つまり、
「なぜ?」を追求する真理の探究になります。
既存の現象に対して鋭く考察して奥深い
研究をするので、「常識を覆したい!」
という人には、ぴったりの学部です。
工学部
工学部とは…
「モノづくりのためのより実践的な
知識や技術を学ぶ学部」です!
理学部が作ってくれた、
基礎を応用して工業へと実用化する学問です。
例えば、
エンジニアって言葉を聞いたことがありませんか?
エンジニア=技術者であり、
世の中を便利にしたり、役に立つ技術を
開発することを担っています。
理学と工学を合わせた理工学部?
大学によっては、理工学部として設置している
ところもありますが、上記の2学部とは何が
違うのでしょうか?
理工学部とは…
その名の通り、
「理学と工学の両方が勉強できる学部」です!
理学と工学の両方の立場から総合的でかつ
学際的な研究をしていきますが、
工学部のような要素を持つところもありますし、
単に大学側がもう少し理系の生徒が欲しいために、
理工学部という名前で設置している場合も多いです。
「何かを作りたい」という工学の知識だけでなく、
「より深い研究がしたい」という方は理工学部に
向いているかもしれません!
また、
教育を目指す人もより専門的な勉強がしたい人は
理工学部が向いているといわれています!
どんな分野があるの?
理学部
数学科
もちろん数学をするのですが、
ひたすら計算をしていくというわけではなく、
計算のパターンを見つける→証明する
ということに重きを置きます。
また、理学部で学ぶ数学は高校数学とは比べものに
ならないほど奥が深いです。
数学科の中ではさらに、
代数学、解析学、幾何学、統計学、応用数学と
分かれます。
物理学科
物理現象や自然現象を式で表して、
その式を理論によって証明する学問です。
実験が多いのが特徴です。
物理学科の中ではさらに、
力学、電磁気学、量子力学、統計力学、熱力学と
分かれます。
化学科
物質の構造や性質、物質同士の間に起こる反応や
変化を分子レベルで考察する学問です。
こちらも実験が多いです。
化学科の中ではさらに、
無機化学、有機化学、物理化学、生物化学と
分かれます。
生物学科
生命の本質やその在り方を探ります。
ヒトを含む多様な生物の、分子から個体、集団までと
研究対象が非常に広いのが特徴です。
生物学科の中ではさらに、
生理学、遺伝学、発生学、進化生物学と
分かれます。
地学科
地球上の自然現象や環境などを現在・過去・未来に
わたって考察します。さらには地球を飛びだして
惑星や宇宙にも目を向けることもあります。
地学科の中ではさらに、
地質学、気象学、天文学と分かれます。
工学部
機械工学科
輸送用機械や作業用機械、医療用機械、さらには
ロボットなど、いろいろな機械を作るための知識を
身につけます。
工学部の中で大人気の学科です。
材料力学、機械力学、熱力学、流体力学
を基盤とします。
電気電子工学科
情報としての電気の流れを各種デバイスを使用して
制御・処理する方法の研究をしたり、
エネルギーとしての電気を効率的かつ環境に
やさしく発電・送電する方法の研究をします。
電気工学、電子工学に分かれていきます。
情報工学科
パソコンやスマホを用いて人と人がつながる技術を
模索したり、コンピュータ言語を学んだりします。
近年、人気が出ている分野です。
ここには、コンピュータ科学やメディア工学、
通信工学なども含まれます。
応用化学科
科学の知識を用いて、特殊な性質を持つ新素材や
新物質を生み出す研究をします。
特に医療、食品、環境保全などで使われます。
応用物理学科
物理学の理論を生活に組み込むための研究をします。
原子力工学を応用し、安全で環境にやさしくかつ
効率良い発電法の確立が期待されています。
建築学科
住宅や建造物の設計方法やデザインを学び、
性の確保のために構造力学を学びます。
また、様々な材料の性質も学んでいきます。
土木工学科
インフラや道路、鉄道、各種ライフラインなど、
人々の生活の基盤を整えて管理するための知識を
研究します。
防災、環境保全、都市デザインなど、
様々な観点があります。
どんな進路があるの?
理学部
理系の人は大学院に進学する人が多いですが、
理学部は特に多く、約40%の人が院進します。
(文部科学省より)
分野ごとに見ていくと、
物理、化学、生物系の進学率が50%前後ですが、
数学系だけは30%弱と低めになっています。
また、どういうところに就職するのかを見ると、
一番多いのは情報通信業です。
電話関連、webコンテンツ関連、テレビ・ラジオ
などに関連するところですね。
また、
食料品や化学、石油製品のメーカーなどの製造業、
教育関連など、自分が学んだ専門的知識を活かして
就職する人も多いです。
就職後は、実際に自分の知識が発揮できる
研究・開発部門に関わる技術者が多いようです。
工学部
工学系の進学率は36%と理学系よりも低いものの、
進路決定率はなんと95%超です!
また、国公立大学に限れば男子が約65%、
女子が約50%の進学率を誇ります。
これは、研究者になるためというよりは、
企業に就職する際に必要な知識をより深く
身につけるためという場合が多いです。
将来、研究部門や開発部門で働きたければ、
大学院に進学したほうが有利なのです。
就職したの業種を見ていくと、
こちらは工場で使用される機械を製造する
メーカーなど、製造業の企業に就職する人の
割合が最も高くなるようです。
工学部も専門知識を活かした就職が主流ですね。
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理系の大学学部を志望校としている人、
ぜひ、これらのことを参考にしてみて
下さいね🍀
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終わりに
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