今回は青山学院大学に合格するための勉強法を
紹介します！
青山学院大学は1949年に創立された歴史ある大学で
東京都渋谷区にある青山キャンパスでは
多くの方が「煌びやかな」印象を
持っている大学となっています。
文系学部、理系学部共に力を入れており
特に文系学部においては
屈指の難易度を誇る大学です。
受験においても
一般入試のみならず、
推薦入試も特に力を入れており
スポーツ推薦を比較的多く
設けています。
また、共通テスト利用入試においても
2教科で受けられる制度があるなど
多彩な入試制度も魅力の一つです。
今回はそんな青山学院大学に合格するための
国語の勉強法を武田塾桑名校がご紹介します。
青山学院大学の入試傾向と対策（国語編）【逆転合格2022】
青山学院大学の入試傾向 国語
青山学院大学の国語は
学部別入試と学部共通入試があり
学部別入試に関しては
学部によって傾向が異なるため
必ず自分の志望する学部の入試を
確認しておくようにしましょう。
学部共通入試では
大問3構成（文学部日本文学科、史学科、比較芸術学科以外は大問2構成）
で制限時間は70分となっています。
学部共通入試では
マーク式で解答する形式となっており、
大問3構成の場合は
時間管理を適切に行わないと
時間が厳しい試験となります。
出題傾向として
最初の大問2つは現代文、
大問3つ目が古文が出題されています。
現代文は多くの年度で
評論文が出題されているため
評論文を中心に
学習していくことをオススメします。
問題内容としては
MARCHの印象から難易度が高いと思われがちですが
国語に関しては入試標準レベルとなっています。
特段変わった問題が出題されることもなく
現代文に関しては
漢字や語句について、内容正誤問題等
一般的な入試で見られる形式の問題が多いです。
大問2で文学史について問われるため
文学史についてはきちんと
時間を設けて学習する必要があります。
そのため、まとめると
・基礎レベルから中心に積み上げた学習を行なう
・評論文がスムーズに読めるように漢字と現代語について完璧にする
・文学史を暗記する
この3点が重要になります。
青山学院大学の国語対策① 現代語・古文単語の暗記を行なう
青山学院大学では、
上記の出題傾向の通り、
評論文では漢字や現代語の知識が
古文では古文単語の知識が
それぞれ出題されるため、
まずはこういった
”暗記事項”を完璧にしておく必要があります。
現代文・古文問わずにおいて重要なことは
”文章の内容を正確に把握し
筆者の主張を明確にすること”
になります。
青山学院大学の評論文では
ほぼ毎年
日常生活で馴染みのない現代語が
用いられています。
例えば、
・イデオロギー
・メタファー
というような現代語です。
皆さんはすぐに上記2つの現代語の意味を
答えられますか？
現代文も英単語と同様に
意味の分からない言葉が出てきてしまうと
文章全体の理解度に影響が出ます。
確実に筆者の主張を理解するために
『現代語の意味の暗記』が重要になるわけです。
現代語についての知識を
深めるためのおすすめ参考書は
『漢字マスター1800』
『現代文キーワード読解』
になります。
特に意識したい点は
意味を正しく理解する
という点です。
現代語は日本語であるため
受験生でよくみられるパターンとして
”理解した気になってしまうこと”
があります。
「大体こういう感じ…」
ではなく、
『自分の言葉できちんと説明できる状態』
になるまで覚えていきましょう。
古文に関しても同様に、
基本となる
古典文法と古文単語、漢文句法
が重要になります。
古典の場合は
単語の意味や文法の理解がないと
文章の内容を理解することが困難です。
そのため、まずは
文章を読み解くための
古単の暗記を行なっていきましょう。
古文単語においては
基本的に“多義語”であるため
1週目は1訳を覚えていき、
何周も繰り返して複数の意味を
覚えていくようにしましょう。
オススメの参考書は
『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』
『読んで見て覚える古文単語315』
です。
古典の場合は、
現代で使われていない用法や
単語の意味が出題されやすいため
混同しないように
整理しながら覚えていきましょう。
青山学院大学の国語対策② 読解問題の点数を安定させる
まず、現代文と古文両方に共通して言えるのは
”正しい読解方法を学習すること”が
重要になります。
特に現代文において重要なことは
“点数を安定させること”です。
受験生で以下のような方を見かけます。
「受験する模試の種類によって点数が違う…」
「文章によって現代文の点数が安定しない…」
このような状態だと
受験本番では一発勝負となってしまい
自分の実力を思うように発揮できず
当日の文章の内容によって左右されてしまい
思わぬ失敗に繋がります。
そのため
『どのような文章であっても点数が取れる』
という状態を目指して学習していきましょう。
苦手な文章のジャンルや
使われている語句が難しい場合など
現代文は文章の内容によって
読解ポイントが変わります。
そのため、
点数を安定化させるために
正しい読解法は必要となるのです。
古文においても同様で、
単純に古文単語と古典文法を学習しても
文章を読解することは非常に困難です。
覚えた古文単語や古典文法を
どのように活用して文章を読解するのか
という具体的な読解方法について
学習する必要があります。
古文の場合は
現代文のように
点数を安定化させるという目的ではなく
文章の内容を理解できるようになること
が目標になります。
基本的に古文は文章の内容が理解出来れば
設問に答えること自体はそこまで難易度は
高くありません。
そこで、武田塾桑名校として
正しい読解法を身に付けるためのオススメ参考書は
＜現代文＞
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』
＜古文＞
『古文読解 多読トレーニング』
になります。
どちらの参考書も
”正しい文章読解のためのポイント”が
掲載されており、
正しい読解法が身についたかを確認できる
例題や練習問題も付いています。
しかし、問題が解けたかではなく、
それぞれ講じられているポイントを
理解したか意識して学習を進めましょう。
青山学院大学の国語対策③ 正しい読解法を用いて入試樹標準レベルの問題演習を行う
正しい読解方法を学習したのちに
その正しい読解方法を用いて
問題演習を行いましょう。
青山学院大学の場合
マーク式の問題で
きちんと正解できるかが重要になります。
マーク式の問題は
答えとなる番号を選択するだけになるため
一見、簡単そうに見えますが
実はそうではありません。
用意されている選択肢が
非常に紛らわしいものが多く
安直に選んでしまうと
全く正解できていないということも
しばしば起こります。
よくある間違ったマーク式の国語の解き方として
『選択肢で比較してしまうこと』
になります。
国語の必勝法は常に
”答えは本文の中にある”ということを
意識していくことです。
紛らわしい選択肢同士を比較するのではなく
本文の内容を明確にしたうえで
本文の内容と選択肢の内容を比較すること
が重要です。
そのため演習を行う場合は
どこで誤読したのか、
何が原因で誤読したのか、
などのミスの原因を分析して
・きちんと文章の内容は読み取れているか
・選択肢同士で比較していないか
を意識しながら
本文と選択肢を比較して
正しい選択肢を選べるようにしましょう。
古文においても同様に
マーク式の問題で演習を行い、
正解できるかを確認しましょう。
古文では、
きちんと登場人物を押さえ
会話の主語をつかみ、
内容が読み取れていれば
基本的には正解できます。
そのため、
”内容がきちんと押さえられているか”を
意識して演習を進めましょう。
オススメの参考書は
＜現代文＞
『柳生好之の現代文プラチナルール』
『柳生好之の現代文ポラリス1』
＜古文＞
『岡本梨奈の古文ポラリス1 基礎レベル』
『岡本梨奈の古文ポラリス2 標準レベル』
です。
それぞれ解説が非常に詳しいので
自分で理解していきながら
進めていくことが出来ます。
これらの参考書で
点数を安定させるために
”正しい読解法を身に付けていく”
という意識で繰り返し演習しましょう。
青山学院大学に合格するためには…
ここまで青山学院大学に合格するための
国語の勉強法について紹介しました。
紹介した通りに勉強を取り組むことも良いですが
それだけでは合格することは難しいのです！
自分のレベルに合った参考書を
“正しい勉強法で取り組んでいくこと”が
大切になります。
そのため、
正しい勉強法が分かっていない方は
まず“正しい勉強法”を身に付ける必要があります。
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