今回は今から勉強して明治大学に合格できる
国語の勉強法をご紹介します！
明治大学は非常に歴史のある大学で
MARCHという大学群で有名な大学です。
関東随一の受験者数を誇り、
3万人以上の学生が通うマンモス校です。
就職面においても有利に働くため
多くの受験生が憧れる大学となっています。
MARCHの中でも最難関と言われる
明治大学に合格するためには
志望学部の入試傾向を把握する必要があります。
今回は武田塾桑名校が
明治大学の入試傾向を紹介したうえで
それに対する対策を紹介します！
明治大学の入試傾向 国語
明治大学の国語は
英語と同様に
”学部ごとに問題傾向が異なります”
国語が指定されている学科は
政治経済学部と文学部ですが
政治経済学部は
大問4構成の制限時間は60分となり、
文学部は
大問3構成の制限時間は60分となります。
政治経済学部の問題傾向は
大問1と2が評論文、
大問3が古文
大問4が漢字が出題されています。
文学部の問題傾向は
大問1が評論文、大問2が古文、大問3が漢文が
出題されます。
大問ごとの小問数もやや多いため
時間制限がかなり厳しい入試となっています。
設問としては
傍線部内容一致問題、空欄補充、
文章内容正誤問題、古文単語知識
など詳細に本文を吟味する必要がある
試験となっています。
そのため
”いかにスムーズに本文の内容をつかみ、
設問に答えるか”
という部分が重要になります。
速さを求められる試験では
・基礎から着実に積み上げた学習を行う
・現代語、古文単語、漢文句法など知識を定着させる
この2点を意識した勉強が重要です。
明治大学に合格する勉強法【国語編】
明治大学の国語対策① 重要事項の暗記を行なう
明治大学では、
政治経済学部は現代文と古典が
文学部は現代文と古文・漢文が
出題されるため、
それぞれ幅広く対策を行なう必要があります。
現代文において重要なことは
”文章の内容を正確に把握し
筆者の主張を明確にすること”
になります。
明治大学の大問1では
例年、評論文が出題されています。
国語の評論文では
ほとんどの文章で
日常生活で馴染みのない現代語が
用いられています。
例えば、
・イデオロギー
・メタファー
というような現代語があります。
皆さんはすぐに上記2つの現代語の意味を
答えられますか？
現代文も英単語と同様に
意味の分からない言葉が出てきてしまうと
文章全体の理解度に影響が出ます。
確実に筆者の主張を理解するために
『現代語の暗記』が重要になるわけです。
現代語についての知識を
深めるためのおすすめ参考書は
『漢字マスター1800』
『現代文キーワード読解』
になります。
現代語の場合は、
意味を正しく理解しましょう。
現代語は日本語であるため
受験生でよくみられるパターンとして
”理解した気になってしまうこと”
です。
「大体こういう感じ…」
ではなく、
『自分の言葉できちんと説明できる状態』
になるまで覚えていきましょう。
古文・漢文に関しても同様に、
基本となる
古典文法と古文単語、漢文句法
が重要になります。
古典の場合は
単語の意味や文法の理解がないと
文章の内容を理解することが困難です。
そのため、まずは
文章を読み解くための
古単の暗記を行なっていきましょう。
古文の単語においては
基本的に“多義語”である場合が多いため
まず1週目は1訳を覚えていき、
何周も繰り返して複数の意味を
覚えていくようにしましょう。
オススメの参考書は
『望月光 古典文法実況中継』
『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』
『読んで見て覚える古文単語315』
『漢文早覚え速答法』
『ステップアップノート10 漢文句法ドリル』
です。
古典の場合は、
現代で使われていない用法や
単語の意味が出題されやすいため
混同しないように
整理しながら覚えていきましょう。
明治大学の国語対策② 正しい文章読解法を身に付ける
まず、現代文と古文両方に共通して言えるのは
”正しい読解方法を学習すること”が
重要になります。
特に現代文において重要なことは
“点数を安定させること”です。
受験生で以下のような方を見かけます。
「受験する模試の種類によって点数が違う…」
「文章によって現代文の点数が安定しない…」
このような状態だと
受験本番では一発勝負となってしまい
自分の実力ではなく
運に左右されてしまい思わぬ失敗に繋がります。
そのため
『どんなジャンルの文章でも点数が取れる』
という状態を目指して学習していきましょう。
苦手な文章のジャンルや
使われている語句が難しい場合など
現代文は文章の内容によって
読解ポイントが変わります。
そのため、
点数を安定化させるために
正しい読解法は必要となるのです。
古文においても同様で、
単純に古文単語と古典文法を学習しても
文章を読解することは非常に困難です。
覚えた古文単語や古典文法を
どのように活用して文章を読解するのか
という具体的な方法について学習する必要があります。
古文の場合は
現代文のように
点数を安定化させるという目的ではなく
文章の内容を理解できるようになることが
目標になります。
基本的に古文は文章の内容が理解出来れば
設問に答えること自体はそこまで難易度は
高くありません。
そこで、武田塾桑名校として
オススメする参考書は
＜現代文＞
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』
＜古文＞
『古文読解 多読トレーニング』
になります。
どちらの参考書も
”正しい文章読解のためのポイント”が
掲載されており、
一部問題も付随しています。
しかし、問題が解けたかではなく、
それぞれ講じられているポイントを
理解したか意識して学習を進めましょう。
適宜確認問題が付いているため
講じられているポイントが本当に理解できたかを
問題演習して確認しましょう。
明治大学の国語対策③ 正しい読解法で問題演習を行う
正しい読解方法を学習したのちに
その正しい読解方法を用いて
問題演習を行いましょう。
明治大学の場合、マーク式の問題で
きちんと正解できるかが重要になります。
マーク式の問題は
答えとなる番号を選択するだけになるため
一見、簡単そうに見えますが
実は全く簡単ではありません。
用意されている選択肢が
非常に紛らわしいものが多く
安直に選んでしまうと
全く正解できていないということも
しばしば起こります。
よくある間違ったマーク式の国語の解き方として
『選択肢で比較してしまうこと』
になります。
国語の必勝法は常に
”答えは本文の中にある”ということを
意識して解き進める必要があります。
そのため紛らわしい選択肢同士を比較するのではなく
本文の内容を明確にしたうえで
”正しい解答を選択する”ことが重要です。
そのため演習を行う場合は
どこで誤読したのか、
何が原因で誤読したのか、
などのミスの原因を分析して
解いていくことが重要です。
ミスの原因を明確にしたら
どうしたら誤読しないかの方法を考えて
丁寧にまとめていきながら学習を進めましょう。
古文・漢文においても同様に
マーク式の問題で演習を行い、
正解できるかを確認しましょう。
古文では、
きちんと登場人物を押さえ
会話の主語をつかみ、
内容が読み取れていれば
基本的には正解できます。
そのため、
”内容がきちんと押さえられているか”を
意識して演習を進めましょう。
漢文においては
前述した参考書で学習した
漢文句法を用いて正しく文章が読解出来るかを
確認しましょう。
もし、全く文章の意味が理解できない場合
十分に漢文句法が理解できていない場合があります。
その場合は、必ず戻って学習しなおし
漢文句法を完璧にした状態で演習に臨みましょう。
オススメの参考書は
＜現代文＞
『柳生好之の現代文プラチナルール』
『柳生好之の現代文ポラリス1』
＜古文＞
『岡本梨奈の古文ポラリス1 基礎レベル』
『岡本梨奈の古文ポラリス2 標準レベル』
＜漢文＞
『マーク式基礎問題集 漢文』
です。
それぞれ解説が非常に詳しいので
自分で理解していきながら
進めていくことが出来ます。
これらの参考書で
点数を安定させるために
”正しい読解法を身に付けていく”
という意識で繰り返し演習しましょう。
明治大学に合格するためには…
ここまで明治大学に合格するための
国語の勉強法をご紹介しました。
明治大学の場合
全体としてそこまで難解な問題は出題されないため、
基礎からの積み上げた学習が非常に大切になります。
そのため、
受験勉強をしている方によく見られがちですが、
・先輩に紹介された参考書をとりあえず使ってみる
・終わらせることを意識して、ペースに注意して進める
・明治大学はMARCHだから、MARCHレベルの問題を解く
これらは基本的にNGになります！
自分のレベルに合った参考書を使って
勉強することが大切になります！
自分のレベルに合った参考書を使っても
なかなか成績は伸びていきません。
そして勉強は
“人によって勉強のスタートラインが異なる”ため、
どこから取り組むか、どこに注意して取り組むか
は人によって異なります。
そのため
最短で明治大学に合格するためには
自分のレベルに合った参考書を
“正しい勉強法で取り組んでいくこと”が
大切になります。
そのため、
正しい勉強法が分かっていない方は
“正しい勉強法”を身に付ける必要があります。
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