難関大学の受験者には浪人生も多い！
つまり難関大学を志望している現役生のライバルは浪人生！
現役生と浪人生の違いは勉強期間！その差はなんと1年以上！
そんなライバルに勝つためにはどうすればいいのか！？
ということで今回のテーマは「先取り学習」です！
武田塾桑名校よりご挨拶
みなさん、こんにちは！
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【新高1高2生必見！】難関大学に行きたいなら先取り学習せよ！【目的・やり方・参考書】
先取り学習とは？
学校の授業を待たずにどんどん勉強を先に進め、早期に入試範囲の学習を終わらせること！
予習と似ていますが、予習は学校のペースに合わせて進めるイメージです。
先取り学習は、『可能な限り学校より速い』ペースが基本となります！
先取り学習をする理由
先取り学習は合格可能性を高めるから！
一般選抜では、入試成績で合否が決まります。
成績は復習演習の量に比例して伸びます。
先取り学習をすると復習演習の期間が増やせます。
受験勉強のメインは復習演習なので、
先取りできた分、より多く受験勉強ができるというわけです！
合格です！
先取り学習の重要性
難関大学を志望する人ほど、先取り学習の重要性は高まります。
その理由は、ライバルのことを考えればわかります。
あなたの志望大学のレベルが高いほど、以下のようなライバルが増えます。
・受験勉強の期間が1年以上長い浪人生
・学校のカリキュラム自体が先取りの難関私立中高一貫校
このライバル達はの状況はこうです。
【入試本番の1年以上前に全範囲の学習を終えている】
【過去問演習などの本格的な入試対策が1年以上できる】
さて、次はライバルと自分を比較してみましょう。
仮にあなたの通う高校が進学校ではなく、授業のペースが遅い場合、
高3の11月～12月にようやく全範囲の授業が終わります。
そこから過去問演習をすると考えるとその期間は2ヶ月程度です。
さらに、理系で数学Ⅲが高3の12月に終わる場合はどうでしょう？
12月と言えば共通テスト対策の時期なので、
共通テストの出題範囲ではない数学Ⅲの復習は後回しになりがちです。
従って本格的な数学Ⅲの演習に入るのは事実上、共通テスト明けの1月後半からとなります。
つまり、私立一般入試や国立二次試験の理系数学については
対策期間が1ヶ月しかないということです。
つまり、極端な話、
【1年ある人】VS 【1ヶ月しかない人】という勝負になります。
どう戦いますか？
勉強の質・密度を高めるという手ももちろん大切ですが、
それだけで12倍の差を埋められますか？
難しいから、先取り学習なんです。
ちなみに愛知県の高校は数学の学習ペースが速めです。
公立高校のほとんどで、高3の1学期中に数学Ⅲが終わります。
高校内容の学習スタート時期が早い中高一貫でもなく、
公立トップというわけでなくとも1学期分早めることは難しくないということです。
そして、遅くとも高3の1学期中に終えられれば、夏休み全てを復習演習に充てられます！
現役生同士の勝負には余裕で勝てるようになるでしょう！
よって、先取り学習のリミットは高3の1学期！
新高3は、ここを目標に設定すると良いでしょう！
先取り学習ができる人
既に習った範囲が完璧な人です！
勉強は、過去の学習内容を前提にしながら先に進んでいきます。
前提知識が欠けた状態で先取りするのは難しいため、
先取り学習の前に、既習範囲をしっかり復習する必要があります。
既習範囲は当然中学内容も含みます。
偏差値の高い高校の進学実績が高いのは、元々頭が良い人が多いからと考えられがちですが、
高校受験を通して中学範囲の復習をしっかり終わらせているからだと筆者は思います。
頭が良いから勉強ができるのではなく、勉強するから頭が良くなるんです。
勉強は頭の訓練です。筋肉と同じで、使えば、鍛えれば、強くなります。
もし、あなたの成績が中学校の頃から現在にかけてあまり良くなかったのなら、中学範囲から復習しましょう！
復習して、学校の進度に追いついて、定期テストでいい成績が取れるようになってから、先取り学習を始めましょう！
一見遠回りに見えるかもしれませんが、基礎ができると勉強スピードはぐんぐん上がります。
結果的に速くなるのでまずは足元をしっかり固めましょう！
復習→予習→先取りの3ステップで頑張りましょう！
先取り学習の目標
先取り学習は可能な限り速くというのが基本ですが、
ペースだけを気にして勉強の完成度の低いと意味がありません。
かといって先取りの段階で入試本番レベルまで完成させる必要もありません。
加減がわからないかと思うので、武田塾の場合の目安をお伝えします。
レベル
武田塾ルートの高校入門～日大レベルが目安です。
このレベルを完璧にすれば、入試本番でも解ける問題が増えます。
受験勉強として十分とはいかなくとも必要最低限が揃うレベルです。
さらに言い換えるなら、受験生平均を狙うイメージです。
ペース
武田塾の通常ペースの1/3が目安となります。
通常ペースに必要な1日の勉強時間の目安は英数の場合、各3時間です。
もちろん毎日勉強することを前提にしています。
つまり、先取り学習では1科目につき1日1時間以上が目安です。
また、通常ペースは主に復習時を想定して設定されたものなので、未習範囲の場合はそれよりも時間がかかります。
以上を強調しているのはそのためです。
時間が足らない場合はペースを遅らせてもいいので完成度を優先させてください。
先取り学習におすすめの参考書
初めて習う範囲なので、まずは知る・理解することが大切です。
スタディサプリや学びエイドなどの映像授業サービスを使う手もありますが、
武田塾では講義系参考書を推奨しています。理由は復習がしやすいからです。
【注意！】新高1生は学習課程が変わります！特に数学は変更点が多いので、新高1生は、参考書改訂を待ちましょう！
英単語
英単語の勉強については過去記事を参照してください。
英文法
【高校入門】
『大岩のいちばんはじめの英文法』（講義系 兼 問題集）
中学レベルから高校入門まで引き上げる講義系参考書！
薄めですが最重要な超基礎がわかりやすくまとまっており、高校内容の全体像を掴めます！
高校入門という位置付けですが、このレベルが曖昧な受験生も多いので、学び直しにも最適です！
【日大レベル】
『肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』（講義系 兼 問題集）
先程の『大岩』よりも細かい知識が学べる講義系参考書！
「中学レベルは完璧だ！」という人はこちらを1冊目にしてもOKです！
問題も載っているので身についてるかのチェックもしやすいですよ！
数学
【高校入門】
『やさしい高校数学』シリーズ（講義系 兼 問題集）
先取り・予習で使うならこれ以上の参考書はないでしょう！
会話形式の解説で理解しやすく、基本問題も充実しています！
分厚いからといって敬遠する人もいますが、進めやすいので意外とできちゃいますよ！
【日大レベル】
『基礎問題精講数学』シリーズ（問題集）
武田塾が広めたといったら過言かもしれない定番の数学問題集！
問題集としては問題数が少ないながら、網羅性が高いという驚異！
『やさしい』で先取り→『基礎問』でテストという流れを分野別に取り組むと良いでしょう！
先取り学習で気を付けること
気を緩めない
先取り学習は最終目標である入試が遠く、
止めても学校の勉強において大きな支障はないので、
気の緩みから、先取りを止めてしまうのはありがちな失敗です。
そうならないように、
分野が終わるごとに入試問題にチャレンジしてください！
入試問題が解ければやる気も出るし、解けなければ危機感で気が引き締まるはずです。
例えばベクトルの先取り学習が終わったら、
センター試験のベクトルの大問を解いて、入試に通用するかを分野ごとに確認します。
共通テストでなくセンター試験を使うのは、問題の聞き方が直接的なので、先取り学習の成果を確認しやすいからです。
すぐに諦めない
初めて習う範囲の勉強なので失敗はつきものです！
たまに、「参考書を読んでもわからない」からといってすぐ諦めてしまう人がいますが、
もっと粘ってください！
1度説明を見聞きしただけで理解できることは少ないはずです。
授業だと同じ説明を繰り返したり言い換えたりしますよね。
講義系参考書の解説は非常にわかりやすく書かれています。
実際、読んでもわからない原因のほとんどはちゃんと読めていないことが原因です。
もちろん個人差はあるので完全にとは言いませんが、
丁寧に繰り返し読めばほとんどわかるはずです。
黙読だと無意識に読み飛ばしてしまうことも多いので、
読み飛ばし防止に音読してみるのもアリです。
数学の場合は、読むだけでなく、1行ずつ参考書通りに真似して手を動かしてください。
写すのではなく、理解した上で、解答を再現しようとしてください。
それを試みながら勉強すれば、躓いた箇所をハッキリさせることができます。
ハッキリしたら改めてどういうことか考えながら2～3回繰り返してください。
手を使え、頭を使え、というお話です。
参考書を読む段階で出来ていない人は意外と多いんですよ。
読むことに集中し過ぎて、考えることを忘れているのかもしれません。
読むこと自体が苦手という人は、映像授業を使うのもアリです。
ただ、問題演習などのアウトプットは参考書を使うようにしましょう！
今回のまとめ！
難関大学合格のためには先取りできるかどうかが重要！
先取り学習では武田塾の日大レベル突破を目標に、通常ペースの1/3を目安に取り組みましょう！
途中だダレてしまわないように分野が終わるごとで入試問題にチャレンジしましょう！
先取り学習に限らず勉強に失敗はつきもので、失敗しながら勉強が上手になっていきます。
諦めずにチャレンジしていきましょう！
最後に・・・
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