皆さん、こんにちは。
武田塾草津校です！
突然ですが、問題を解くときに何が一番大事ですか？
発想力や応用力も大事ですが、
大前提として基礎力ですよね！
基礎力を付けていくには暗記が不可欠です。
英語や社会科目などは暗記が基礎力に直結します。
すなわち、暗記を制すれば
基礎の範囲を制することにもつながります。
今回は、NG暗記法についてご紹介します。
もしも今回紹介したNG暗記法に当てはまるなら
今すぐに改善してください。
それでは始めていきます！！
NG暗記法①：紙に書いて覚える
1つ目に紹介する方法は、
「紙に書いて覚える」という方法です。
この方法は小学生や中学生の時に付けられた
書いて覚える習慣からきている人が
多いのではないでしょうか？
ですが、この方法はやめるべきです。
その理由をお伝えします！
書くという作業で満足してしまう
ずっと紙に書いて覚えるていると
頭を使わず作業感覚で進めていませんか？
同じ作業をしていると目的が
【単語を覚える】→【単語を書く】
と目的が変わってしまいがちです。
すると、勉強した気になりますが実際は
全然覚えられていないという状況になります。
この時間が受験生にとってはもったいないです！
効率が悪い
目で確認するのと書いて確認するのは
どちらが早く効率が良いと思いますが？
考える必要も無いです！！
圧倒的に目で確認する方が早いです！
具体例を挙げると、
単語のスペルと日本語訳を1個ずつ3回書くとします。すると20秒弱ほどはかかりますよね。それに対して目視での確認にしたときはその20秒弱で何回も見返すことができます。
ってことから非常に効率的ですよね！
暗記はインプットも大事ですが
同じくらいアウトプットも大事です。
アウトプットをどれくらいできるかで定着度が変わってきます。
効率良くアウトプットするためにも
書いて覚えるということはオススメできません。
どうしても書いて暗記したい人へ
どうしても書いて覚えたいという人は、
書いて覚える
→覚えているかテストする
→間違えたのを復習する
→仕上げのテストをする
→覚えるまで繰り返して復習する
この流れで取り組んでみてください。
自分でテストをするということを
取り入れて暗記しましょう！
作業になることは必ず避けてください！！
また、
「〇回見ても覚えられなかった語句は書く」
など自分で基準を決めて、
なるべく書いて覚える量は減らしましょう！
NG暗記法②：眺めているだけ
書いて覚えるのはNGだと紹介しましたが、
眺めているだけもNGです！
眺めているだけでは人間は
ボーっとしてしまい暗記が難しいです。
そこで、暗記をする時には必ず、
覚えたことのテストをしましょう！
先ほども軽くお伝えしましたが、
記憶が一番定着するのは
インプットしたのをアウトプットした時です。
ただ単純に参考書を眺めるのではなく、
テストで確認することをすることによって
格段に暗記効率が上昇します！
NG暗記法③：コツコツ少しずつ覚える
コツコツって良い事なんじゃない？
という疑問が生まれていると思います。
よく学校の単語テストに向けて
毎週50単語ずつ覚える勉強をしている人が
多いのではないでしょうか？
しかし、そのような遅いペースですると
なかなか一定の期間で反復して復習する
ということが難しいです。
そうなると結果的に知識は定着しないです。
学校のテストで覚えた単語だけど
復習してみたら全然わからないという事は
経験したことあるのではないでしょうか？
コツコツはいい事ですが少しずつではなく、
基礎的な暗記作業は一気にやってしまいましょう！
そして反復を繰り返しましょう！！
暗記の定着をUPさせるには
人間は、
【記憶から情報を探し出し、思い出す】
時に一番記憶が強化されます。
ですので、参考書を読んでいるだけで記憶よりも
一度記憶から探しだして思い出した方が
定着度が高いです。
これは繰り返し思い出すということにより、
「生きるのに必要な情報」と判断されて
記憶に定着することが理由です。
意味のない羅列や文字列は
覚えにくいという経験はありませんか？
人間は必要な情報とそうでない情報を分析し、
必要でないと感じた情報は
なかなか定着しにくい傾向があります。
そのため、その語に対する関連知識などを整理して
アウトプットを繰り返して
脳に必要な情報と判断させましょう！
人間は忘れる生き物
エビングハウスの忘却曲線を知っていますか？
多くの人が名前だけ聞いたことがあると思います。
記憶したことを復習せず放置しておくと、
20分後には42%
1時間後には56%
1日後には74%
1ヶ月後には79%忘れます！
そのため、入試の日を迎えるまでに
何回も復習を繰り返すことが大切です！
今回紹介したNG暗記法には当てはまらないように
何度も復習していってください！！
最後に
いかがでしたでしょうか。
NG暗記法についてご紹介しました！
この時期になると勉強時間を確保したくても
学校があったり模試があったりなどで
暗記に使える時間も限られてきます。
そんな状況で暗記の効率が良ければ
周りとの差をつけることが可能です！
少なくとも今回紹介したNG暗記法に
当てはまってしまっている人は
「自分の暗記の効率が悪い」
と感じている人が多いと思います。
そのような受験生の皆さんは、
今回紹介した暗記法から改善して
効率の良い暗記を目指していきましょう！
第一志望合格に向けて頑張ってください！！
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